14 12月
時に備える
リック・ジョイナー
教会に命(活力)を与えるものにはいろいろな事があります。例えばすばらしい説教、祈り、ワーシップ、そして人々の親しい交わり等です。しかしながら、教会に最も力強い命を与えるものは次の3つのことのようです。それは、神の声を聞く事、奇跡、新しい魂の救い(新しく救われてくる人)です。ノースキャロライナ州にある私たちの教会では、この3つがすべて 増し加えられていて、大変祝福されています。そしてこれは波のように周期をもって 押し寄せてくるようです。現在は次の大波がやって来る兆しが見えてきたところで、人々はわくわくして待ち望んでいます。数週間前に私は主から一つの約束を頂きました。主は私たちに2倍の預言的啓示を与えてくださると言われたのです。
その時から私たちは預言の賜物に新たな力強い油注ぎが与えられるのを経験し始めました。神が与えてくださったこのシーズンのために、 新しい年には私は預言の賜物に関しての話しを沢山するつもりです。又、私たちモーニングスターのホームページで、これから与えられる預言的啓示をどんどんお知らせしたいと思っています。又、神の声を知る教えもしていきますし、私たちが主の言葉だと確信したクリスチャンへの主の御言葉もお分ちしたいと思います。
最も基本的な形としての預言的啓示とは単準に神の言われること(御声)を聞くことです。ヨハネ10章で言われているように、主の羊は主の声を知っているのです。そして、彼らは主の声を知っている故に主について行けるのです。神の声を知っているということは、神と共に歩くための土台となるものです。旧約時代においても、人々は何度も繰り返し主の声を聞き命令に従うようにと奨励、勧告されています。ここにその中から3カ所だけを取り出してみます。ここにはすばらしい約束が含まれています。
そして、仰せられた。「もし、あなたがあなたの神、主の声に確かに聞き従い、主が正しいと見られることを行ない、またその命令に耳を傾け、そのおきてをことごとく守るなら、わたしはエジプトに下したような病気を何一つあなたの上に下さない。わたしは主、あなたをいやす者である。」(出エジプト15:26)
今、もしあなたがたが、まことにわたしの声に聞き従い、わたしの契約を守るなら、あなたがたはすべての国々の民の中にあって、わたしの宝となる。全世界はわたしのものであるから。あなたがたはわたしにとって祭司の王国、聖なる国民となる。(出エジプト19:5−6)
そうすれば、あなたのうちには貧しい者がなくなるであろう。あなたの神、主が相続地としてあなたに与えて所有させようとしておられる地で、主は、必ずあなたを祝福される。ただあなたは、あなたの神、主の御声によく聞き従い、私がきょう、あなたに命じるこのすべての命令を守り行わなければならない。あなたの神、主は、あなたに約束されたようにあなたを祝福されるから、あなたは多くの国々に貸すが、あなたが借りることはない。またあなたは多くの国々を支配するが、彼らがあなたを支配することはない。(申命記15:4−6)
今、私たちは 「さらにすぐれた契約(ヘブル7:22参照)」である新しい契約を受けているので、最早律法の下にはおりません。そしてさらにすぐれた約束を受けています。しかし上に挙げた3つの箇所は新しい契約においても約束されていることです。主は今も私たちを癒す方であり、教会に癒しの賜物を下さいました。私たちはまた、王なる祭司、聖なる国民となる新しい契約を持っています。又最後の箇所では主の声に聞き従うことによって彼らのなかに貧しい者がなくなると言われています。これは社会的な貧困を絶滅させるための基本です。
もし私たちが主の御声をもっと聞くようになっているとすれば、それは主により近く親密になっているからです。主と親密になることは、預言的啓示を受けることより、もっと私たちが求めるべき第一のことであるはずです。しかし、それだからといって主の御声を求めなくてよいということではありません。第一コリント14:1に「愛を追い求めなさい。また、御霊の賜物、特に預言することを熱心に求めなさい。」とあります。私は多くの牧師が「私たちは賜物を求めるのではなく、それを与えてくださる方ご自身を求めるべきである」と説教するのを聞きました。それは一見、より気高く賢明なことのように聞こえるかもしれません。しかしそれは実のところ、この箇所からも分かるように聖書が言っていることの反対なのです.実際、私たちが主を求める基本的な方法は、主から聞くことを求めることです。コミュニケーションをとることこそ、すべての関係の基本、基礎です。主から聞くことほど私たちを主に近づけるものは他にほとんどありません。また私たちはすべての賜物を求めることによって主を求めます。これらの賜物は玩具ではなく、主の働きをするための道具なのです。
私が神から与えられた二つ目の約束は、今年主は教会を今までより2倍、主に近く引き寄せてくださるというものです。ある者は今までより10%だけ主に近くなり、又ある者はバックスライドしてしまうけれど、他の者たちは今までの何倍も主に近く親密になるので、 主の教会全体としては今までより2倍主に近くなるということだと私には分かりました。これが意味することは偉大です。もし教会が今よりも2倍、主に近く親密になったならば、教会がこの世に与える影響はどれほどになるでしょうか?
聖書や歴史の中で典型的なパターンですが、このような時には敵の攻撃も激しくなることが予想されます。今、私たちはイザヤ60:1−5の時にいるのです。闇が地をおおい、「暗やみが諸国の民をおおっている」とき、主の栄光が主の民の上に顕れるのです。私たちは最終的に光と闇とがぶつかり合う時代に突入しています。しかし、この聖書箇所にあるように、光が勝利するのです! 国々は闇には向かわず光の方に来ます。
今、御霊の高波が起こっています。 それは究極的にはとめることの出来ない津波となり、それが押し寄せるところではバックスライドした者たちやおびただしい数の諸国の民が波の中に巻き込まれ捉えられていくでしょう。主が主の民に語られるということは、これが起こるためなのです。今日、主を求め、更なる預言的な夢、ヴィジョン、預言を求め、主があなたに語られたことに忠実に従うことによって、あなたはこの素晴らしい年を他の人たちよりも一足先に始める事ができるのです。(終わり)
07 12月
今アラバマでリバイバルが起こっています!
このニュースはインターネットの「シッド・ロス」の番組(11月8日)から要約したものです。
坂 達也
1995年から2003年まで、フロリダのペンサコーラで大きなリバイバルが起こり、世界中から450万人の人が集まりました。その教会の牧師は皆様よくご存知のジョン・キルパトリック師です。
当時一つの預言が与えられていました。それは「ここから西に50マイル離れた場所で後日新たなリバイバルが起こる。」と言うものでした。キルパトリック師はその預言を知らずに2006年にアラバマ州モービルと言う町に引越し、そこで教会を始めました。
その教会でこの7月から新たなリバイバルが起こったのです。それは金曜日の夜の集会に、まだ若いネーサン・モリス師がゲストとして呼ばれた時でしたが、突然「神の重い臨在」が会場を満たし、6人の耳の聴こえない人が癒されました。そして、多くの人が救われました。
その夜、師はこれはリバイバルであることがはっきり分かりました。リバイバルには特有の「サウンド」(音)があると師は言います。そのサウンドに続いて、彼はリバイバルに特有の「うめき」「プレーズ」が会場から聞こえ始めた時はっきりと確信しました。
後でペンサコーラでの預言を教えられ、車に乗って計ってみるとペンサコーラの教会のパーキング場からモービルの教会のパーキング場までが丁度50マイルあることが分かりました。この新しい教会の名はチャーチ・オブ・ザ・プレゼンス・オブ・ゴッドです。
キルパトリック師は、ロス師から、前の時と今回のリバイバルに何か違いがあるかと聞かれ、こう答えています。「前回も今回も濃厚な神の栄光の臨在に満たされていることは同じです。しかし今回は、前よりもっと回数的に多くの、そしてもっと大きな目覚しい癒しの奇跡が起こっています。」
その一例として、自動車事故により22.5年間車椅子に乗り続け、腰から下は完全に麻痺しているある牧師夫人が会場で癒され、一瞬立つことが出来ました。その後足の筋肉が強まり1週間後にもう一度集会を訪れた時は、歩けるようになっていました。
ここで話が飛び、キルパトリック師がイスラエル人に対して重荷を持っていることを知っているロス師が、ペンサコーラ時代にユダヤ人に起った大きな奇跡について尋ねました。 ペンサコーラに住むあるオーソドックス系ユダヤ人は、脳腫瘍の末期で医者からは完全に見離され、今にも息が絶えるかと思われる状態で集会に現れました。祈られた時、一瞬にして癒され、全く歩けなくなっていた人が立ち上がったのです。その人は町に帰ってその話をしたところ、30人のユダヤ人が一団となって教会を訪ね、その全員が癒されたというユダヤ人ミニストリーにとってのビッグニュースの証でした。一度に多くのユダヤ人が奇跡を経験し癒されたのです。シッド・ロス師は非常に喜んでおりました。
同じシド・ロス師の翌週の番組(11月15日)で、モービルのキルパトリック師の教会においてリバイバルの火付け役を勤めたネーサン・モリス師が紹介されました。彼は英国の牧師の息子で、若い時に放蕩に身を崩した後に、神の声を聞いて立ち直り、決心し、今では主に大きく用いられて世界を飛び回っている人です。このまだよく知られていない主の器がビジョンによって神に導かれてキルパトリック師のモービルの集会に来ることになったことが紹介されました。(終わり)
(シッド・ロスの番組http://www.sidroth.org/site/PageServer?pagename=tv_archives より)
05 12月
教会の超音波写真
ビル・ヨント
幻の中で私は、妊娠している教会の「霊的超音波写真」を見ました。妊娠している人は超音波写真を取ることによって、胎児がどのように成長しているかを見ることができます。出産間近になった教会の超音波写真を私が眺めていると、何か問題がおこっているのがわかりました。多くの教会では、長引くお産のために陣痛が激しくフラストレーションが積もり、それが大きなプレッシャーとなっていました。
超音波写真で胎児の数がわかる
多くの教会が、神が誕生させようと意図しておられるものを産み出すのに困難を覚えている理由は、実は「お腹の中には二人いる」からなのです! 教会が今苦しみの中にあるのは、「二つの誕生」が起こっているからなのです!主は教会のこの苦しみの報酬として、二倍のものを下さろうとしているのです!
収穫の祈りへに対する思いがけない二倍の応答
私は霊で次にように感じています。多くの教会は大収穫のためにずっと祈り求めてきました。その答えとして教会は、一つ以上のものが神の御国拡大のために生まれるようにと、その 「霊的な胎」 に一つ以上の種を知らないうちに受け取っていたのです。今は多くの教会にとって「二倍の祝福」「双子の出産」のシーズンです。
リーダーの多くは、神の御計画の全体像を見ることができないかもしれません。ある教会で二つのものが誕生したとしましょう。ある人たちは、それを彼らの魂の収穫を達成するための「ヴィジョン」を敵が分裂させようとしているのだと捉えるでしょう。しかしそれは本当は 魂の救いのために教会の中に一つ以上のヴィジョンを生まれさせたいという、神のより大きなヴィジョンがあるからであり、教会を祝福する神の倍増の法則です。「散らされても尚、増加する御国がある」のです。
一つの教会から二つの教会が生まれることもある
一つの教会から二つの教会を主が誕生させるのを見ても驚いてはなりません。表面的には「教会の分裂」のように見えるかもしれません。ある人たちは、自分は教会から不愉快で複雑な状況によって追い出されたと感じるかもしれません。しかしそれは往々にして神が用いられる誕生のプロセスであり、ノーマルなことなのです。というのは神の「予算委員会」の働きなしにはお腹の中から決して出ようとしない人たちがいるからです。神が新しい教会を植え付け増やそうとするときに、ご自分の計画を効果的に達成するために神はこのような方法をよく取られます。
多くの神の民は、教会が彼らを胎の外に産み出してくれたことを悟らず、教会は彼らを拒否して自分たちを放り出したと思ってしまいます。あなたが出て来た教会はあなたを産んでくれた「霊の母」になったことを悟ることは大切です。「産みの母を一生、敬いなさい」とあります。祝福をその教会に置いて出て行きなさい。
又、教会を立て上げた「霊の父」のある者たちは、メンバーの多くが教会を去り、自分を見捨てたかのように考えてしまうことがありますが、それは彼らが神の視点から物事を見ることが出来ないからです。
神は「霊の父」を 用いて彼らを養い育て上げ、成長した結果として羊たちがそれぞれの召しを他の場所で達成するために巣を離れて行くことに気がつかないのです。
「あなたは妊婦の胎内の骨々のことと同様、風の道がどのようなものか知らない。そのように、あなたはいっさいを行われる神のみわざを知らない。朝のうちにあなたの種を蒔け。夕方も手を放してはいけない。あなたは、あれか、これか、どこで成功するのか、知らないからだ。二つとも同じようにうまくいくかもわからない。」
双子のような二つの目的
ある教会は、その中に「双子の目的」を持っているかもしれません。二つはよく似ているけれども違っていて、双方が生きるためには神によって分離されることが必要なのです。実際の双子を育てるのは大変ですが、同時にそれは祝福と考えらています。それと同じように霊の世界においても、双子が与えられるのは悪いことではなく、二倍の祝福なのです。
伝道者の書の11章の5節では妊婦と胎のことが書かれ、6節では収穫のための種まきのことが書かれているのは興味深いことです。神の御国ではこの両者は関連しているようです。
さあ、考えてみてください。あなたの教会には問題があるのですか、それとも何かが誕生するための陣痛が始まっているのでしょうか?(終わり)
Bill Yount
Blowing the Shofar Ministries
Email: theshofarhasblown@juno.com
このメッセージはhttp://www.elijahlist.com/から取ったものです。
05 12月
私たちのミニストリーは地元のイスラエル人(ユダヤ系アメリカ人も含み)に福音を伝えることが主目的ですが、そのためには先ず彼らと親しくなることです。そのために私たちは彼らを招待して、ユダヤの伝統的なお祭りを共に祝し、楽しい親睦の時を持っております。この夕食会にはイスラエルをサポートするクリスチャンも多く集まって来て、私たちの小さなテント会場は毎回60−70人位で溢れています。ショファーを吹き、聖餐式の後は歌を歌い、イスラエル・ダンスを楽しみます。私たちは、イスラエルから来られたダンスの先生の指導の元に、イスラエル人と異邦人混成のイスラエル・ダンス・チームがありますが、柚実子もそのメンバーの一人です。このチームの踊りを見ながら、又、最後は多くの人が参加して大きな輪となって踊って楽しみます。私たちはこの場所で2年間、このイスラエルのお祭りを祝う集いを続けて来ました。
今回は、この約10万坪に近い山と海に囲まれた、すばらしい眺めのCorrea 牧場(私たちのミニストリーの主幹でオーナーNowlin Correa氏の家です)から見た風景をご紹介します。
牧場から北西を見た風景で、ちょうど夕日が輝いておりました。
すぐ下はテントから山側を見た風景で赤っぽい建物は馬小屋です。
その下はハヌキヤ メノラで、私たちの集会用テントの外側の広い芝生の庭の海側の端にあります。
下の海の景色は牧場から撮ったものです。
上のそそり立つ山の麓に牧場があります。
そしてその前が海岸で、近くによい浜辺があります。
下記はユダヤの祭りに集まった集会の風景です。 下はダンス・チームによるダンスの風景です。
19 11月
2011年以降は「愛に駆られた信仰の力」の年
マンデイ・マーティン
乱気流の中に入ると「愛に駆られた信仰の力」が起こり、イエスを愛する人たちを燃え上がらせます。過去にリバイバルが起こったときも常に、最初に自分の名声を主の十字架にかけ、その時代の人たちの魂の救いへの止まない(熱烈な)愛をもって立ち上がった人たちがいました。
最近、ウエールスからアメリカに帰る飛行機の中で経験したのですが、途中でものすごい乱気流に出会いました。飲み物は揺れ動き、人々は回りを見回して心配し始めた頃、機長からの放送でシートベルトの着用が発令されました。
私はそのとき私のiPodを通して礼拝の歌に心を傾けながら神の栄光に浸っている最中でしたが、「愛に駆られた信仰の力」が私のうちに強く起こりました。そこで私はすぐ隣席の友人チャールス・シャンプに目をやり「私たちは今神の至福の平安Shalom
of Godの中に入って(激しく揺れ)最高潮に酔いしれている。」と声をかけところ、彼は私の言い様に対して笑いで答えました。その後突然、私は300人の乗客に向かって大声でどなったのです。「乱気流よ、ストップ!感謝します。」
それを聞いた人々は最初、私を少々頭がおかしい(おどけた)男とでも思ったのでしょう、私に向かって笑いました。しかし直ぐシーンと静かになったのです。なぜかと言えば、私が叫んだとたんに風が吹き止んだかのように揺れが止まったからです。そして飛行機は着陸するまで二度と揺れませんでした。飛行機が着陸した後、私は人々にイエスの力が風を静止したのであることを証ししながら、神に栄光をお返ししました。
「主の臨在のとりこになった真のイエスを愛する人たちが、今私たちが生きている時代を動かす」と言うことを主が私の心に入れて下さいました。今までは「恐れの風」が世界の人々を(超自然ではなく)全く普通に生きるようにしばって来ましたが、これからは、今出てきている神の人々が受けている「愛の力の風」がそれに取って代わるのです。このような風の変化に完全に従おうとしている人の前に立ちはだかるのはむなしい(頑なな)宗教(の力)です。
愛に駆られた信仰の力
力強いミニストリーとか教会においてさえ、人々は、人間的な伝統と宗教の霊に隠れて、聖霊の助けに頼るのではなく、自分自身で自分の帝国を築き上げようとしています。ですから、それらの教会の建物の外は、メデイア、音楽、麻薬、アルコールが惹き起こす超自然的現象に魅されてたむろする死にかけの魂で一杯です。彼らはこれらのミニストリー帝国の内側で吹いている「愛の力」こそが、どうせ中毒になるなら、もっともよいものであることを知らないのです。このポスト・モダンの社会に生きる人たちは、キリストとは何のかかわりもなく生きているのです。
幸いなことに、愛の戦いが今起こっていて、聖霊にフルに占有されることを選んだ人たちが、その人格と誠実さをもって世の中の潮の流れの向きを変え、麻薬文化とメデイアに踊らされている社会に変革を起こそうとしています。
今人間的・政治的であることに留まるか、あるいはすべてを聖霊に明け渡して、燃えるような愛の火によって勝利の平安と神にある喜びを勝ち取るか、その中間で迷っている教会を、神の霊がこれから来て圧倒しようとしています。そして宗教の霊が今取り扱われつつあります。神は私たちが神学的知識を持つから動かれるのではなく、むしろその逆でさえあるのです。昔の初期教会の聖徒たちは、使徒の神学(新約聖書)を入手できるようになる前には雅歌に熱中していたということが知られています。彼らに取っては雅歌がバイブルであったのです。なぜなら、この書全体が花嫁に対する花婿の親密な愛について預言的に書かれていることに彼らは気が付いたからです。
多くの初期教会の聖徒たちは、そのような超自然の力をもって歩きこの世を変えましたが、それと同時に、大変な迫害も受けたのです。あなたは最近迫害を受けたと感じたことがありますか?
今ここに、神の恩恵の時が到来しました。主の教会として愛による信仰の力が増しつつあるのです。過去十年間に撒いてきた種が育ち、これからの十年間でその実りが刈り取られようとしています。しかし同時に、神の正しいさばきもなされ、それが私たちをみな驚かすでしょう。神からよい「さばき」をいただくためには、先ず諦めることを拒否する信仰がなければなりません。御ことばと霊による真の教会があらわれ、信じることが先に来なければなりません。
神の家にいて神を愛する愛人たち
イエスはルカ18章に出てくる不正な裁判官のたとえ話の最後を次のように締めくくっています。「あなたがたに言いますが、神は、すみやかに彼らのために正しいさばきをしてくださいます。しかし、人の子が来たとき、はたして地上に信仰が見られるでしょうか。」(ルカ18:8)
神はこれから町の人々がよい行いをするかしないにかかわらず町に来られます。それは主のからだに信仰が立ち上がるからです。社会を変革する主の愛人たちが主の家のワインを飲み始めたからです。雅歌2:4を直訳すれば「彼はわたしを酒宴の家(主の家)に連れて行った。わたしの上にひるがえる彼の旗は愛であった。」です。
エペソ3:14-19にはこのように書かれています。「 こういうわけで、私はひざをかがめて、天上と地上で家族と呼ばれるすべてのものの名の元である父の前に祈ります。どうか父が、その栄光の豊かさに従い、御霊により、力をもって、あなたがたの内なる人を強くしてくださいますように。
こうしてキリストが、あなたがたの信仰によって、あなたがたの心のうちに住んでいてくださいますように。また、愛に根ざし、愛に基礎を置いているあなたがたが、すべての聖徒とともに、その広さ、長さ、高さ、深さがどれほどであるかを理解する力を持つようになり、人知をはるかに越えたキリストの愛を知ることができますように。こうして、神ご自身の満ち満ちたさまにまで、あなたがたが満たされますように。」
クリスチャニティーは今、教科書から大きくはみ出そうとしています。もう理論でも観念でもなく、単なる人間のモラルをとやかく言うクラブでもありません。イエスが愛人のところに帰ってくるのです。「どうかあの方が、その口のくちづけをもって/わたしにくちづけしてくださるように。」(雅歌
1:2)の時です。
父よ、今爆発的に広がって行く超自然の愛の革命が起こされていますことを感謝します。それはいかなるミニストリーの人間的な努力に基づいて、導かれ、助けられ、整えられたものではない(ことに感謝します。)
神の栄光が現れる時リバイバルを起こそうとする人間の努力は神の栄光に踏みつけられ、キリストの勝利の再臨の前にすべてのものが回復されることでしょう。栄光の雲が主の家を満たします。聖徒は今全面的にイエスを外にあらわす時です。多くの人は、いずれにしても私たちのやっていることはクレイジーだと思っているのですから、今こそすべての人に愛をもって、イエスを全面的に押し出そうではありませんか。「もし彼らがわたしを迫害するなら、あなたがたおも迫害するでしょう。」と言われたイエスの御言葉を今自分のものとすることが出来るならば、私たちは大丈夫です。
ホーリネスとは、古い時代のパリサイ人のように自分はホーリネスとしてのエリート・ステータスを獲得したと誇らしげに自称する人たちのことではないことを覚えておいてください。そうではなく、単純に言へばキリストの十字架の御業を(心から)祝う信仰者のからだのことです。彼らは信じていることを自らがあらわし、愛に駆られた信仰の力を通して神の栄光でこの地球を満たすのです。
ヨハネ 7:38に書いてあります。「 わたしを信じる者は、聖書が言っているとおりに、その人の心の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになる。」
あなたの教会とあなたの町が天によって裂かれるのを待つのではなく、あなたの中から砕かれた教会、砕かれた町が出ますように。そうです、主よ。アーメン(終わり)
原文はNov.18, 2010, Munday Martin “2011 and Beyond: The Year of the
Faith Force Driven by Love!”
http://www.elijahlist.com から取りました。
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