24 9月
天からの新しいサウンド(音) ダグ•アディソン 9月24日
天からの新しいサウンド(音)
ダグ•アディソン
「新しいサウンド(音、音響)が天からすでに解き放たれている」と神が何度も言われるのが私に聞こえます。新しいサウンドが来るという預言はこれまでにも語られており、多くのミュージシャンやワーシップリーダーがそれはどんな音であるかを模索しています。まだどこの教会でも天からの新しい音を聞いたことはありませんが、私の霊の中でそれはいつも響いているのです。
音楽はすべてのもののペースをセットします。神は今地上で新しいことをされているのですが、それもやはり音楽を通して流れ出るのが適切であるのです。油注がれた音楽は私たち個人個人に対しても、又教会や地域、世代に対しても神のみこころやご計画を伝達することができます。ワーシップ音楽は、ただ単に神の御ことばを聞く前に私たちの心を整えるための歌だけを指すのではありません。(それも確かに大事な役目ではありますが。)ワーシップとは聖霊が ご自分の道やもっと高い目的に私たちを導かれるために叫ばれる叫びCRYなのです。
新しいサウンドは私たちを旋風(嵐)のように捕らえることでしょう。そしてそれは今の私たちのワーシップとは全く異なるものでしょう。私たちの多くが以前神を経験しましたが、まだそのようには神を経験していない今の若い世代の耳を新しい音(楽)は捕らえ彼らに神を経験させることでしょう。預言的音楽、過激的なダンス、新しい歌やアートなどが新しい音の主な要素major keysとなり、ついには教会史の中で最も偉大なリバイバルの一つを迎え入れることになるでしょう。過去の神のムーブメント の場合と同じように、新しい音を教会全員が受け入れるとか神からのものであると認めることは、残念ながら起こらないでしょう。
轟々と音を立てて流れる川とか雷がとどろくような音が天から聞こえてきました。私が聞いた天からの音は、ちょうどハープ奏者が奏でるハープの音のようでした。天の御座とその周りを囲む四つの生き物と長老たちの前で新しい歌が歌われました。その歌は地上から贖われた144,000人にしか分からない歌(黙示録14:2-3)でした。
過去に起こった最後の新しいサウンドから学べ
1960年代に英国からの新しいサウンドがアメリカや世界に旋風を巻き起こしました。ビートルズが現れ、リズム&ブルースのエッセンスに早いビートを加えて楽しくわくわくさせるフィーリングを与えました。その歌詞は当時の若い世代に力を与えました。それだけではなく、彼らの音楽には「油注がれている」と言ってもいいくらいの何か特別なものがあったのです。ジェイムス•ライルは彼の著書“Sons of Thunder”の中で、ビートルズは神からの召しがあったにも拘わらず状況や間違った選択をしたために、自分たちに与えられていた神の御国のより偉大な ディスティニーを見つけ出すことが出来なかったのだと神から示されたことを述べています。その結果、彼らの賜物と音楽はアメリカ史上最も大きな中東の宗教のムーブメントを迎えるのに用いられてしまったのでした。神が彼らに新しい音と音楽の息吹を与えたにも拘わらず、敵がそれを歪めてしまったのです。
私はよく考えるのですが、今までに新しいサウンドの到来を預言的に認識した人があったでしょうか? いたとすれば、その人はビートルズが御国の賜物と召しを見いだすのをもしかして助けられたのではないでしょうか? 1960年代初めに天からの新しい音がドイツのハンブルグやイギリスのリバプールの居酒屋ですでに起こっていたことをもし教会が知っていたならば、人々はそのことを信じ受け入れたでしょうか?
私は預言的に宣言しますが、現在すでにこの地上に新しいサウンドが来ています。ビートルズが一つの世代を神から引き離してしまったと同じように、この新しい天からのサウンドは今の若い世代を大勢神へと引き寄せるのです。今度は敵に奪われることはないでしょう。
ロックンロールは年配の人たちには好まれませんでした。教会は、それを若い世代に福音を伝えようとする神の御心から出たものであるとして喜んで受け入れる代わりに、それを押しとどめようとしました。その結果敵が偽物を作り、ロックは堕落し濫用されました。ジーザス•ピープル•ムーブメントが起こったとき初めてロックが教会の中で使われるのが許されたのです。しかしそれは十年遅すぎたのでした。
1980年代の初めに、ヴィンヤード•チャーチの創始者であるジョン•ウィンバーは「ガレージ•バンド」が教会のワーシップをリードしている幻を見ました。ガレージ•バンドとは世には知られていない才能あるミュージシャンのバンドのことです。そして確かに現代のワーシップチームは昔ガレージ•バンドと呼ばれていたものと同類です。興味深いことに、ジョン•ウィンバー自身も、キリストに一生を捧げる前はRighteous Brothersというバンドのメンバーでした。
トーチを掲げるものの台頭
2009年7月16日に私は夢を見たのですが、夢というよりは霊的体験と言った方がいいでしょう。それは私がカリフォルニア州のベイカーズフィールドにミニストリーに出かける前の夜だったのですが、自分が出席しようとしていた集会へ私は霊で連れていかれました。その体験の中で、私は黒い手の平でつかめるような電気製品を組み立てるようにと言われました。それ電気のトーチのようでしたが電流を必要としないものでした。それは聖霊からエネルギーを受けて、全く新しいレベルでミニストリーをするために用いられるものでした。
トーチにハンドルをとり付けると、 それは地上で聞いたことのないサウンドを霊の中に(あるいは霊のサウンドを)創りだしました。それは電子のピッチelectronic pitchを持ち、いつまでも(永遠に)鳴り響いていました。そのサウンドは本当に変っていたので多くのクリスチャンは腹を立て、その新しい音を聞きたくない大勢の人から私は攻撃を受けました。次の日、夢ではなく現実で私はカンファレンス場に着いたのですが、そこは初めての場所だったにも拘わらず私が霊的体験で見たのと全く同じビルディングでした。
神が新しいサウンドと新しい油注ぎを解き放たれていること、そしてそれは非常に過激的であるので、クリスチャンの多くがそれを退けてしまうということを私は知っていました。このトーチとサウンドは、新しい世代がそれを掲げて かつてなかったような神の超自然的な栄光の新しいレベルへと走っていくためにとっておかれたものなのです。私がこの夢(体験)を