WWGM

Walk With God Ministries

08 7月

時間   TIME        フランソワ フェネロン


時間   TIME  

               フランソワ フェネロン

 

  時間の使い方は、人生のさまざまな季節に応じて変化しますが、どの瞬間にも当てはまる原則があります。それは「時間を無駄にしてはならない。」です。

 

 どの季節にも、神があなたに課したさまざまな仕事があり、あなたは自分の時間をどう使ったかを神に報告する(義務)があります。創造者の神は、あなたの人生のどの時間(瞬間)も「目的のない」ものとして見ることを望まれません。つまり神は、あなたが神から離れて時間を過ごすことを望んではおられないのです。

 

  重要なことは、神があなたにどのように時間を使って欲しいと願っているかを知ることです。このことは、勤勉さや学校教育、優れた知性によって学ぶのではなく、その人の、純粋でまっすぐな心で、常に神に注目し、神に思いを馳せることによって学ぶのです。

 

 また、自分が何かしたいと思うことが、自己愛(自分中心)からの発想であることに気づいたら、すぐにそれを捨てる。ーー それは「何もしないで時間を過ごす」時を含み、また、間違っていると分かっていることをしているのであれば「時間を無駄にしている」ことになる、加えて、一見「良い」ことをしていると思えても、それが神からのものでなければ、やはり「時間を無駄にして」いることになるのです。

 

  あなたは、神の指示を得るために、常に「神の霊」に頼らなければなりません。 神が何を望んでおられるのかはっきりしない時は、もう一度、神に尋ねてみましょう。そして、あなたに対するその時の神の御心をはっきり理解した時、神の御心をする際に神が下さるものすごい力で前進しましょう。自分が神から離れていくのを感じたら、神に心を戻しましょう。

 

  自分自身を救い主の手に委ね、いつも意識して神が望むことをしようとしているなら、あなたは本当に祝福されているのです。ですから、いつも神があなたに何を求めているかを、決して飽きずに尋ねる習慣をつけましょう。

  それぞれの時間に与えられている責任をその都度果たしてゆく、 神はそのためにあなたを準備しています。あなたがすべき唯一のことは、あなたの気性(例えば怒りっぽいとか)、強い意思・意見、その時の心配事など、あなたの様々な肉的な反応のすべてを、完全に神に委ねることです。 また、その時の自分の外的な仕事量に圧倒されてはいけません。

 

  すべての行動において、「神を称える」ことを求めてください。なぜなら、自分の仕事に個人的に没頭する時、自分の全思考がその仕事を中心に回ってしまう危険があるからです。そのような時には、つい仕事で興奮しすぎたり、落ち込みすぎたりします。

 

  他の人と一緒にいる時間は、あなたにとって非常に危険な時です。そのような時こそ、あなたは神の前に留まることを学ばなければなりません。 あなたと他人との会話の中には、しばしば微妙なものが隠されているからです。

  他の人と過ごす時間にこそ、神があなたを用いて、彼らによい影響を与えるお話しをされることが多いのです。 覚えておいて欲しいのは、あなたの言葉は、大きな善をもたらすこともあれば、大きな害をもたらすこともあるということです。

  さて、何もしなくてよい「空き時間」は楽しいものです。しかし、その時にこそ、日頃あまりできない、神との親密な時間を過ごす秘訣を学ぶために、自分の霊的な力を増進する貴重なチャンスでもあるのです。 主をよく知っている人は、そのような空いている時間を楽しみに待っています。(終わり)

筆者・坂 達也の後書き:

 この文章は1テサロニケ5:17にある「絶えず祈りなさい」をいみじくも説明してくれています。本当に私たちは、文字通り「絶えず祈る」=主と霊的交信・実行をする必要があるのです。


Post a Comment