アメリカの大統領選挙と、先週行われた二大政党の党大会の報告 坂 達 也 2020年8月30日
アメリカの大統領選挙と、先週行われた
二大政党の党大会の報告
坂 達 也
今秋11月初めに予定されている大統領選挙に向けて、アメリカの二大政党、デモクラット(民主党)とレパブリカン(共和党)は、先週末までに、それぞれの党大会を開き、党としての大統領候補と副大統領候補を正式に指名しました。
今回はリックジョイナー師を中心として、その他の方々の意見をご報告したいと思います。
デモクラットの党大会
大統領候補に元副大統領のバイデン氏、副大統領にカラマ・ハリス氏が正式に指名されました。
パンデミックの状況下、ほとんどの大会中の演説が、前もって録画されたもので、それもオバマ大統領以下そうそうたる人たちが演説したのですが、総じて、今問題のパンデミックにしても、経済破壊にしても悪い事態は全て、印で押したように、トランプ大統領の責任にしてこき下ろすだけで、政策面で新しい提案はほとんどなく、残念ながら、全くパンチのない死んだような lifeless 空っぽの大会であったという見方をする人が多くいます。
そして、もう一つの特色は、折から起きている反乱・暴動・暴徒による過激デモと、それによる多大な被害・混乱が起きていることに対して、一人としてそれが悪いことであるといわず、むしろ容認・正当化し、逆に煽っていると言われても仕方がない。特にハリス氏は社会主義、マルキシズム・プロパガンダの旗頭の一人であることに党員は全く危険性を感じていないことです。
一方、郵便による投票を強く主張しています。これに対して、もしこの郵便投票を許すと、過去の例を揚げて、どれ程悪質な選挙違反が出るかを警告する、Glenn Beck 氏が率いるBlaze TV を見て、私は寒気がしました。既に死んだ選挙人の名前を使う、他州から参加させて投票させる、正式な選挙権がないメキシコ系移民を投票人として投票させる、等々、抜け穴だらけ、それが郵便投票となるともっとやり易くなる、日本では到底考えられない悪質選挙違反がアメリカでは近年堂々とまかり通る世の中に成り果てているのです。党の主導者はそれしか勝つ方法はないと言わんばかり、あらゆる不正な方法を企てでも、罪意識は全く無く、これ以上の腐敗はないようなことが現実に行われています。リック師に言わせれば、暴動が起きて収拾がつかないのは、皆デモクラットの市長とか、州知事の州であるといい、私たちが長く住んだポートランドで、信じられないような暴動が起きているのも、まさにそうです。私はそこに住む友人に電話で聞いてみると「全く信じられない、自分は恐ろしくて市内中心街には近寄らない」と言っていました。
リパブリカンの党大会
一方共和党大会は、壇上に立った多くの黒人、女性、社会の犠牲者という一般人の説得力ある声を伝え、それが現代が抱える問題の解決への「証人」として立てました。また、全く異例なことは、今回の共和党大会ではトランプ大統領個人を全面的に押し出し、今や、共和党ではない「トランプ党」と非難される程大統領の最初の4年間の業績と、その継続以外にアメリカ、いや、世界の難局を救う道はないという姿勢を打ち出しました。
リック・ジョイナー師は、今回の共和党大会は、歴史的に見ても今までの党大会で最もパワフルであった、これでトランプ大統領が Landslide で圧勝することとなったと言い、リベラルのメデイヤですらそれを認めていると言います。リック師は、どちらの党も、何があっても30%はその党の候補に投票する。そして、残りの40%はインでペンデントの人たちを含めて是々非々で投票する。そして今回はその40%のうち30%がトランプ氏に、残りの10%が民主党候補に投票する結果としてトランプ大統領は60%、バイデン氏が40%、これは Landslide Victory であると言います。
いつもならリック師は必ずと言ってよい程共和党あるいは場合によってはトランプ大統領の批判もする人ですが、今回だけは圧倒的に共和党、しかも今回程二大政党がこれ程のコントラストを見せたことはないと言うにとどまらず、トランプ大統領が最初の4年間でやり遂げた実績以上の業績を挙げた大統領は未だかって歴代大統領中一人もいないと言い切ります。
私自身も、彼ほど愛国精神に徹し、世界中に「アメリカ第一」を公言して憚らず、しかも何を言われようと「頑固に」それを堂々と実践した大統領は他にいないと信じます。何故かと言えば、神が建国したアメリカが世界をリードし、神の力を得て強くならなければ、世界の平和と繁栄はないと信じるからです。もちろん彼もそれを信じています。
それを今回トランプ大統領は「国を救うのは大きな政府でも人間のイデオロジーでもない」天を指差し「私は全てを造り、全てを支配しておられるのは ALLMIGHTY GOD を信頼する・・・」と堂々と言い切りました。このトランプ大統領の「信仰告白」はユー・チューブでご覧になれます。しかし、私はそれを耳で聞き、またユー・チューブでも一度は見たのですが、それをコピーしようとすると、何故かその画面が私には見えなく何も出て来ないのです。他のものは見えてもです。最近、私はコンピューター上で他にも不審なことがしばしば起こるので、今の技術では、全てのインターネットの情報に密かに入り込み、その人の動向を監視できるように思われ、私はリベラル陣営にとって要注意人物になっているのかもしれません。
この調子で行けば、日本の人には考えられないかも知れませんが、トランプ大統領の圧勝、そしてその後、それに収まらないリベラルな市民はもっと激しい暴動を起こす、まさに、第二の市民戦争に突入する可能性十分です。
どうぞ日本の皆さま、トランプ大統領のためにお祈りください。そして日本でも政権が変わる事態となりましたね。クリスチャンの首相が取って替わるようにお祈りしております。 (終わり)