「主と共に歩く」時がやって来た! 坂 達 也 2020年3月18日
「主と共に歩く」時がやって来た!
坂 達 也
今回のコロナ・ウイルス騒ぎは一体何を意味するのでしょうか。私はショーン・ボルツ師の預言をご紹介しましたが、今世界中が、世の終わりが来るかのような前代未聞の恐慌に襲われています。
この新しい疫病によって、世界中の国で、既に多大な人の命が取られているだけでなく、それが止まるところが見えない状況にあります。それだけではありません。世界中の交通機関から教育制度に至るまで完全に麻痺状態にあり、加えて経済面でも、あらゆる地域、業種、階層において、未だかってなかった程の打撃を受け、それによる政治の困難と混迷は、遂に人々を混乱と恐怖のどん底にまで落とし込んでいると言って過言ではありません。
それが何を意味するのでしょうか? 本当に「世の終わりの裁きの時」が間近であることを思もわせることが今起こっているーーそれは確かです。しかし、世の終わりが来る前に、主が一大リバイバルを起こされることも、それと同じ位確かなことであることは、クリスチャンであれば知らない人はいない筈です。なぜなら聖書にそれが、繰り返し、はっきりと書かれているからです。
加えて、その一大アウエイクニングとリバイバルがいよいよ2020年から始まるーいや、既に始まっていると、多くの預言者が語っていることもご紹介しました。
私は、そのリバイバルが始まるに当たっての「警鐘のラッパ」が今高らかに鳴らされているーーそれがコロナ・ウイルス騒ぎであると信じます。
今の世界情勢は極端に言えば、人間はこれから一ヶ月後、或は1分後ですら何が突発的に起こるかも分かりません。しかし主はいつも何事もご存知です。そうであるなら、私たち、特にクリスチャンにとって 絶対安全で、ベストで、しかも確実な方法が一つだけあります。それは「主と共に歩く」ことです。
私たちはいつも主に寄り添って全てにおいて何をしたら良いかを主に聞き、会話しながら歩く位、間違いのない生き方はありません。ーそれはちょうど、よちよち歩きの幼い子供に親が側に寄り添い、手を取って歩く姿と似ています。主もそれを何よりも望んでおられるのです。
実は、それをモットーとし、また目標として掲げ、私たちのミニストリー名は Walk With God Ministries と名付けられましたが、今程それが必要である時代は過去にはありませんでした。どうぞすべてを主に聞いて聖霊の油注ぎの中ですべてを行おうではありませんか。
また、その「主と共に歩む」ことをイエス・キリストご自身が、ヨハネ5:19、20で示してくれました。
「子は、父がしておられることを見て行う以外には、自分からは何事も行うことができません。父がなさることは何でも、子も同様に行うのです。それは、父が子を愛して、ご自分のなさることをみな、子にお示しになるからです。・・・」
これは私たちが通常、神の示されることを夢とか幻で見て預言的に受け取り、それに従って「預言に忠実に生きなければならない」ことを示していないでしょうか。正確な預言を個人的にも毎日受け取らねばなりません。同時にまた、間違いのない預言者からの預言も常に吟味して求め、受け取って生きなければならないことを意味しています。自分の思い、希望、考えだけで生きてはいけないのです。
その主の言われることに忠実に従いながら行動することの重要性と方法を使徒のペテロから学ぶことができます。
ペテロのやり方で物事を進めよう
弟子たちがイエスが水の上を歩いているのを見て、ペテロが「主よ。もし、あなたでしたら、私に、水の上を歩いてここまで来い、とお命じになって下さい。」とお願いし、イエスが「来なさい。」と言われたので、ペテロは水の上を歩いてイエスの方に行ったのです。(マタイ14章)
ところがです。風が吹いて来て怖くなったので、彼は沈みかけました。そこでペテロは「主よ。助けて下さい。」と叫び、イエスは、すぐに手を伸ばして彼をつかんで「信仰の薄い人だな。なぜ疑うのか。」とペテロを諫めましたね。
この話でご注目いただきたいことは、ペテロは自分の考えで水の上を歩いたのではないことです。私たちクリスチャンは、自分の考えで行動することは絶対に禁物であるのです。(ほとんどの人は自分が生きています。そのようなクリスチャンを別名、宗教的クリスチャンと言う事はご存知ですね。)であれば、たとえ自分でも水の上を歩きたいと思っても、「先ず主に聞いて、主の命令に従う形でしか、ことを起こさない」ーこれがクリスチャンの鉄則であることです。その理由は、 私たちは主と共に死んで主と共によみがえった人間であるからです。あるいは「イエスにおいて」しか生きない人間であるからです。
このお話は今起こっているコロナ・ウイルスに少しでも恐れを持つ者(私も含め)に当てはめられます。神がこのウイルス旋風を世界に与えた理由と目的がここにあると私は思います。
これは、人間なら誰でも真に神に頼る信仰を持たない者は生き残れないことを世に示しておられるーすなわち、これから主が起こされる大アウエイクニングには、真の信仰を持つていない単なる「宗教的なクリスチャン」も霊的喚起が絶対に必要であるということであり、そのようなアウエイクニングされたクリスチャンこそが、これから起こる最後の大リバイバルを主にあって起こし、ボブ・ジョーンズ師の言われる10億の未信者を導くために絶対に必要であることを、主は示しておられると信じます。
古い言い方で恐縮ですが、言ってみれば、大リバイバルの宣戦布告に際しての戦う勇士への「赤紙召集」であると私は考えます。
最後に神は、ご存知のように、私たちクリスチャンの信仰がいかに重要であるかを、詩篇91で教え、強調しておられることにご注目下さい。
詩篇91:1−11「いと高き方の隠れ場に住む者は、全能者の影に宿る。
私は主に申し上げよう。「わが避け所、わがとりで、私の信頼するわが神」
と。
主は狩人のわなから、恐ろしい疫病から、あなたを救い出されるからであ
る。
主は、ご自分の羽で、あなたをおおわれる。
あなたは、その翼の下に身を避ける。
主の真実は、大楯であり、とりでである。
あなたは夜の恐怖も恐れず、昼に飛び来る矢も恐れない。
また、暗やみに歩き回る疫病も、真昼に荒らす滅びおも。
千人が、あなたのかたわらに、万人が、あなたの右手に倒れても、
それはあなたには、近づかない。あなたはただ、それを目にし、
悪者への報いを見るだけである。
それはあなたが私の避け所である主を、
いと高き方を、あなたの住まいとしたからである。
わざわいは、あなたにふりかからずえやみも、あなたの天幕に近づかない。
まことに主は、あなたのために、御使いたちに命じて、すべての道で、
あなたを守るようにされる。(終わり)