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Walk With God Ministries

25 9月

御ことばを歌う       ジュリー・マイヤー           2017年9月25日


御ことばを歌う

 

ジュリー・マイヤー (IHOPカンサス)

 

 

今日は、主の歌を歌うこと、そしてそれによって預言を解き放つことをお話したいと思います。非常に多くの方から預言的な“主の歌”についての質問を受けますが、誰にでもできる簡単なことによって、ワーシップの中で主の声を聞くことができます。

この方法は、主婦であっても仕事をしている人でも簡単にできます。家の中でも車を運転している時でも、バックミュージックが何もなくても出来るのです。

1コリント14:1に「愛を追い求めなさい。また、御霊の賜物、特に預言することを熱心に求めなさい」とあります。私は「主の御こころを知りたい!主が今語っておられることを知りたい!」と心から思うことが度々あります。

 例えばあなたが教会の賛美チームに入っていて、日曜礼拝のとき急に主の歌を歌い預言しようと思っても、それには少し無理があります。私たちは毎日の生活の中で主に向かって主の歌を歌い、預言していなければならないのです。

主の歌や預言は、あなたが一人でいる時、まわりに誰もいない時、即ちあなたと神だけのときにしていることが、他のときにも自然に溢れ出すことだと思います。ですから、私はいつも聖書の御ことばを私のこころに向かって歌っています。ダビデは「新しい歌を主に向かって歌え」と何度も繰り返し言っています。

ダビデの生涯を学ぶならば,彼が大きな危機に直面したときや窮地に追いやられたとき、彼が何をしたかを知ることができるでしょう。彼は主に新しい歌を歌ったのです!新しい歌を歌うことがダビデを助けたとすれば、それはあなたや私をも助けるはずだと私は思います。あなたは困難に直面したとき、イエスの愛を確信できないことがありますか?もしあなたが、「私は神に愛されている、私は絶対に神のお気に入りだ」と信じられないでいるとすれば、あなたが誰かに「神はあなたを愛しています」と言ってもあまり説得力はないでしょう。

 

「私は神に愛されている」と確信するのは、主から愛の言葉を聞くことから始まります。そしてそれは神の御ことばを知り、主との関係を私たちのうちに築くことから始まります。御ことばは神から私たちへのラブレターです。その愛の御ことばを私たちが心に本当に受け取るために最も素晴らしい方法があります。それは御ことばを歌うことです。

私たちは歌を歌うとき、よく憶えることができます。何年も前におばあさんから教わった童謡を沢山憶えているのはそのためです。音楽や歌には、私たちが心を開き、心に主の愛が書き記され、主の癒しを受け取れるようにする力があるのです。

 

私は今までの人生で、とても大変で苦しい時がしばしばありました。とても主の愛を感じることなど出来ない、そのように考えることも出来ない、と思いました。そのような時、私は私のこころに向かって歌い始めるのです。

「私は弱いけれども、美しい

傷ついているけれど、美しい

私が弱いとき、神よ、あなたは愛してくださる

傷ついているけれど、あなたは私の味方

忙しい朝でも、今、あなたの目は私に注がれている」(雅歌1:5参照)

 

私たちが歌い始めると、それが上手でも下手でも、神は大層喜んでくださいます。みんなシャワーの中ではオペラ歌手のように歌えますよね。あなたが御ことばを歌い出すと、神があなたに対して持っておられる感情がそこに注がれ始めます。

そしてそれは「御ことばは(即ち神は)あなたのことをどう言っているか」を明らかに示してくれます。そして、自分に対して持っていた否定的な思いは、御ことばの真理に変えられていき、あなたは神がどれほどあなたを愛しておられるかを確信できるようになるのです。

これが自分の弱さから抜け出す方法です。これが傷ついた自分から抜け出す方法です。傷つき弱っているまさにその時、神が自分を燃えるような情熱で愛しておられることを感じ、知るのです!それは一ヶ月後に問題がなくなった時にではなく、問題のさ中に神の愛を受け取り癒されるのです。このように私たちをイエスのあふれる愛にもっとも素早く結び付けるのは、御ことばを歌うことなのです。

 

ここで聖書の言葉を歌う時の3つの段階をお話したいと思います。

私の好きな詩編116:1、2を例として用います。

「私は主を愛する。

主は私の声、私の願いを聞いてくださるから。

主は、私に耳を傾けられるので、

私は生きるかぎり主を呼び求めよう。」

 

まず、この聖句をそのままの言葉で歌います。バックミューックや楽器を演奏しないでも、ただアカぺラで自分で好きなメロディーを付けて歌えばいいのです。子どもをサッカーの試合に連れて行く時や、一日中忙しくしている時にも、この聖句をいつも心に携えていくのです。そしていつも口ずさんでください。そして一週間それを続けてみてください。

次の段階として、同じ聖句を自分自身の歌に変えるのです。御ことばをとり、それを祈り始め、歌い始めると、それはダビデの主に対する熱い想いを受け取り、それが私自身の想いに変っていきます。最早ダビデが昔歌った歌ではなく、今私が歌う歌となり、神が身をかがめて私に耳を傾けてくださる姿を私は思い描くことができます。私は同じ聖句を使って、自分自身の歌に変え、好きなメロディーを付けて歌うのです。

 

「イエス様 愛します

どれほどあなたを愛しているでしょうか

あなたが私の祈りを

すべての叫びを

聞いてくださるからです

あなたはいつも私の歌に耳を傾け

私の叫びに耳を傾けてくださいます

今もあなたは身をかがめて

私の小さなささやきに

耳を傾けておられます」

 

これが次の段階である神の御霊があなたに言われることを聞く鍵となります。同じ聖句を、あたかも神があなたに歌っているかのように歌うのです。これは預言に他なりません。同じ聖句を私の心と魂に、あたかも神が歌っているかのように歌うのです。なぜならば実にそれこそ神がされることだからです。それは御ことばだからです。

「ジュディー

あなたの歌が聞こえますよ

とても麗しい歌声です

わたしは身をかがめて

わたしの耳をあなたの口に近づけ

一言も、一節も聞き逃さないようにしています

わかりますか

あなたの声は美しい

あなたの歌はすばらしい

聞こえます 聞こえます」

 

愛する皆さん、あなたが御ことばを歌い始め、神の預言のことばを自分のこころに歌いかけるならば、それは溢れ出るようになります。教会のワーシップの中で、また家庭集会の中で、それはあなたの心から、口から、溢れ出てきます。ですから今日、一つ聖句を見つけ出して、それを歌い、それを祈りに変え、そしてそれをあなたの心と魂に預言として歌ってください。これは預言をするためのとてもやさしいステップになります。あなたが毎日そのようにするならば、それは日曜の礼拝の時、とても自然で簡単に神のことばを語ることになるからです。(終り)


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