アメリカにリバイバルの火が遂に燃え上がり始めた 坂 達 也
アメリカにリバイバルの火が
遂に燃え上がり始めた 2016年6月20日
坂 達 也
北米では、いよいよリバイバルの兆しがあちらこちらで起き始めています。そこで今回は実際にリバイバルの火が燃え始めた一つの例をご報告させていただきます。
去る四月九日、ロスアンジェルスで行われた「ザ・コール」の集会に集まった七万人の人々がリバイバルを呼び求めて叫んだその翌日、同じアメリカで何百マイルも離れたウエスト・バージニア州の僅か五百人という小さな炭坑の町に神は聖霊の風を送られました。その Delbarton という町の The Regional Church of God 教会のミッチェル・バイアス牧師は「私たちはこの日が来るのを何年も祈り続けて来た」と語ります。彼の教会ではその日教会員が集まって祈りの集会を持ち、そこでザ・コールの実況放送を見ていたのです。しかしそこに集まった人々の誰一人としてその翌日から始まることを予測した人はおりませんでした。
ミッチェル牧師は、翌日の四月十日ー十三日の四日間を教会の「春のリバイバル集会」と名付けた特別集会とし、そのために以前からテネシー州の三十一歳のエバンジェリストであるマット・ハートレー師を招いておりました。その最初の日は日曜日でしたので朝と夕に礼拝が行われ、それは大変すばらしい集会となりました。翌日は隣町のクリスチャン・スクールのチャペルで話し、これも大変な盛会でした。そして十二日は近くの高校の「祈りのクラブ」に招かれてメッセージしました。そのクラブの会合には通常三十ー四十人位集まるのが、その日は何と四百五十人の生徒が集まり、これはその高校の半数以上の生徒数でした。
ハートレー師はそこでゴスペルを、しかもテーマとしては人気のない「罪」に対するハードなメッセージを語ったのでした。最後に師が「招き」をしたところ百五十人がそれに応えて前に出て来ました。会場は異常な興奮につつまれ、若い観衆は泣き叫び、明らかに神のなす業に力強く触れられました。二日後にもう一度同じ場所で集会が開かれ、そこに又四百五十人が集まり、百五十人が救われました。
一方ミッチェル師の教会では最初の日以来、毎晩リバイバル集会が開かれ、集まる人々は日ごと多くなりました。この教会では主のリバイバルの激しいムーブメントを望んでは来ましたが、このようなことが起こるとは予期しませんでした。高校の集まりで救われた人たちもこの夜の集会に合流するようになり、「神がリバイバルの火に油を注ぎ始めた」といううわさが広がりました。
土曜日はエバンジェリストたちに一日休養を与えようと決めていたのが、学生たちの強い希望で、近くのスタジアムを借り、そこに二十五の高校から二千五百から三千人の生徒が集まり、ハートレイー師の力強い説教に呼応して、多くの人が導かれたのです。*次の日曜日はかってなかった程の多くの人が教会の礼拝に参加しました。それ以降、月曜日からの夜の集会では教会では収容しきれない程の人が集まり、火曜日の夜から、場所はウイリアムソン・フィールドハウスに移され、その時点からは多くの教会が参加し始め、単に若者たちの集まりが、一般人の集会に膨らんで行きました。五週間後にはもっと大きな場所に移されリバイバルの火はローガン・カウンテイー(郡)全域に広がり、やがて州全体に広がろうとしています。
ミッチェル師は、リバイバルがこんな小さな州ーテレビの天気予報ではいつも他の州の名は言われても、ウエストバージニア州の名は出てこない程ー小さな州の小さな町で始まったことに驚きを隠し得ず「この州は神によって隠された町」と呼んでいます。師は1998年に同じ州のある町で祈りの会に参加した時主が預言され、「あなたの(州の)小さなことを恥じてはならない。ウエストバージニアよ、わたしは終りの日迄あなたを隠す。もっとわたしを求めるならわたしは示そう。」と言われ、ミカ書5章の最初にある「エフラタのベツレヘムよ お前はユダの氏族の中でいと小さき者。お前の中から、わたしのために イスラエルを治める者が出る。」を引用されたと言います。
ミッチェル師は聖霊の風が吹き続けることを望み、次にように語っています。
「このリバイバルを起こしているのは私たちではない。主が望まれることを主がなされますように。私たちはこのことを既に何年も祈って来ました。この州はリンカーン大統領が南北戦争の際に大統領権限で州に指定したアメリカで唯一の州であり、当時の州民は人間が人間を所有することを信ぜず、奴隷制度に反対したのです。又、この州のウイリアムソン市は何兆ドルの価値ある石炭が埋蔵される地区の中心部に当たる場所です。神が石炭を造られ、ここに置かれたのです。
一九〇四年から五年にかけて神はイギリスのウエールズ地方の炭坑の町に大きなリバイバルを送られました。今ここに住む私たちの家は、山あいの石炭が貯蔵された谷間が見える場所にあり、山から美しい水が流れて来て私たちの谷間を潤してくれます。私たちは石炭のすすとか塵が家具の上に落ちるのを厭いません。主は、どのような理由からか、もう一度私たちここの住民を地球の奥深くにある石炭を掘る仕事に就かせながら微笑みをかけて下さっています。他の多くの地域では仕事がないこの厳しい時代に、私たちは神からの風を日々感じ、霊が充たされ、この上ない喜びの中で、多くの人が神の御国に入るのを見ながら過ごせる祝福を下さっているのです。」
その後このリバイバルの火は続いているとリック・ジョイナー師は先週報告し、又、ペリー・ストーン師もそれを確認しています。
これに続いて、最近私が下記の預言的メッセージを読んだとき、私たちが耐え忍び待ち望んで来た「時が遂に来た!」ことに強く同感の念に打たれましたので、それをご紹介します。
今こそすべてを取り戻す時
ネリー・バランドウィッチ
先日教会に出掛ける前に、主が「今が時です。」と言われるのを私は聞きました。この言葉は多くの預言者を通して以前から語られて来たことを私は知らないわけではありません。しかし、今回は私にとって今迄とは違った特別のものでした。それは主から流れる蜜のように直接ダウンロードされてきて、「今が時だ」と私は心からわかったのです。主ご自身が今の言葉、即ちカイロスの言葉を啓示され、本当に今が時であることを私は悟りました。
主の預言の言葉「今は時です!」主は言われました。
今は時です。今は「あなたがもっと得る時」です。今まであなたは敵の策略でうそと偽りの中に抑えられて来ました。しかし今はそうではないのです。「わたしはある」という偉大な方が道をつくる」と言われます。それはあなたにとっての紅海(出エジプト14:21)に道を開くものであり、今迄の最大の障碍や問題は最早あなたを阻むことは出来ないのです。わたしがそれらすべてを用いてあなたをデスティニーに向かって強く進ませるからです。今あなたを止めるものは何もありません! あなたへのわたしの愛があなたを覆います。あなたがずっと暖めていた夢、今まで生まれそうで生まれなかったものが、今生れ出ます。栄光が来ます。それは、わたしがあなたに約束したものを実現するために、あなたの信仰と共に必要なわたしの愛の栄光であるのです。
この栄光の領域はどれほど価値のあるものなのでしょうか?この領域に入るための入口は今までも、そして今こそ、あなたの「勝利する霊 overcoming spirit 」であり、それは時としてあなたにあきらめたいと思わせても、それを手にすることができなかった霊です。あなたの中にはまだ信仰の一しずくが残っていました。わたしがあなたに与えたその信仰が働いていました。確かにあなたは阻められていました。しかし今、わたしは「今が時だ」と言うのです。あなたが「勝利する霊の波」に乗るからです。波は非常に大きく、あなたはその波の中でどのように進み動けばよいのかを学んできたのです。その波の戦士として。
あなたは自分の頭の思いからの猛攻撃 の中で勝利しました。あなたはこの世の世俗的な生活の中で勝利しました。あなたは人から拒絶される中で勝利しました。あなたを迫害した者の裏切りの中で勝利しました。あなたは暗やみの中で勝利しました。あなたが望んだものとは全く反対のものしか見えなかった時にあなたは勝利しました。あなたは移り変わり transition の回廊で勝利しました! そしてわたしはあなたのためにマナを隠してあります(黙示2:17)。そのマナは今まであなたが経験しなかった方法であなたを支え続けるでしょう。
さあ、わたしの愛する者よ、今が時です!あなたは今まであなたの霊的感覚をわたしの願いの波長に合わせるように訓練され精錬されてきました。わたしはあなたに大きな夢を与えました。又わたしの民に大いなる心と豊かな霊を与えました。今用意が整ったのです。わたしは「船出の時だ」と言います。今が時です。わたしが「今は時だ」という時、扉は開きます!わたしが「今は時だ」という時、計画に必要なすべてものは正しい位置に整列するのです。
あなたは今出て行き勝利するのです。あなたは征服し、あなたが出て行き追い求めるとき、あなたは増し加わり勝ち取るでしょう。わたしが共にいてわたしの言葉があなたの内にあるからです! あなたは「すべてを失った」と思いました。しかしこの言葉を握りしめなさい。ダビデはアマレク人が盗んだものをすべて取り戻しました。今日あなたはわたしがあなたに与えた夢を取り戻すのです。あなたはわたしがあなたにずーっと語ってきたことが現実となるのを見るからです。もはや行き詰まったり退いたりすることはありません。今が時です!今はあなたの申命記1:11です。わたしは約束した通り、あなたを千倍に祝福します!」(終り)