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Walk With God Ministries

07 10月

七つの聖書的賛美     ラミー・ウェレム         2012年10月7日


七つの聖書的賛美

ラミー・ウェレム

(2010年モーニングスター・ワーシップ・カンファレンスより)

 

主を賛美することは聖書の中で私たちに命令されていることです。「賛美してもいいし、しなくてもよい」という選択肢があるとか、「賛美したらどうですか」という提案ではありません。何度も「主を賛美せよ、主を賛美せよ」と命令されているのです。更に聖書の中で「praise(賛美する)」と英語に訳されている言葉をヘブル語で見てみると、主に7つの単語が使われているのです。

 

霊において又知性において賛美する時、この賛美と訳されている7つの言葉の意味を知ることにより、私の賛美は全く別のレベルへと高められ引き上げられました。7つのヘブル語はそれぞれ違う意味を持っています。そして7つとも身体の動作、動きを伴う意味があるのです。身体を巻き込む賛美ということですね。神がこのように身体を使って賛美せよと命じられたのは、私たちの霊、魂、身体が一致して一つの「からだ」として主に賛美を捧げる時、主の臨在が堰を切って流れてこむ扉を大きく開けることになるのです。

 

主はイスラエルの賛美の中に住まわれます。私たちが御ことばに心から従って主が命じられているように賛美するならば、主の臨在をとどめるものは何もなく、そのレベルは限りなく高められるのです。その臨在はあなたのおかれている状況、家庭、健康、経済、過去、未来の中に流れていきます。

 

それでは今から神の御ことばに従った賛美をご一緒にしてみたいと思います。

自分がしたいように賛美するのもよいことですが、主が私たちに望んでおられるように賛美するとき、それは本当にすばらしいものとなるのです。

 

1.バラク

この言葉は神に敬礼をし、又ひれ伏して、主が最高の司令官であることを表し、主にふさわしい場所、王座について頂くことです。みんなの前で挙手をして敬礼するのはちょっと奇妙な感じかもしれません。でも目をつぶれば不思議なことに誰もあなたを見ることはできませんからね。(笑)

「主よ、今私たちは御ことばに従順に従い、あなたの御前に出てあなたに敬礼いたします。姿勢を正して敬礼し、あなたを人生の主人、指揮官として拝します。あなたは天にあるもの、地にあるものすべての上にある最高の権威を持つお方です。私たちの過去、未来、すべての状況、あらゆる場面においてあなたを最高の権威者として認め宣言します。私たちはあなたに降伏し服従します。主よ、あなたの命令は何でしょうか? どうかお語りください。私たちは従います。私たちはあなたのもの、あなたのしもべです。すべての権威をあなたに捧げます。あなたの他に神はありません。あなたのお考え以上のものはありません。私たちの人生の最終決定権はあなたが持っておられます。それに疑いを持ちません。主イエスよ、あなたを信頼いたします。」

 

皆さん、主の権威の重さを感じられますか?

 

「(ひれ伏して)主よ、今あなたの前にひれ伏します。王でありすべての創られたものの支配者であるあなたの御座の前に出ます。あなたの権威の下に私たちをささげます。あなたの御国に服従します。御国の市民としてあなたの御前に私たちは出ています。私たちの王、すばらしい主、指導者であるあなたに服従します。御国の守り、保険、健康、資源に服従します。私たちはあなたの御前にひれ伏し、私たちの人生の王座、心の王座にあなたをお迎えします。どうか今そこにお座りください。私たちはあなたを『バラク』します。」

 

2.次の言葉はヤダです。これは手を挙げて主を賛美し、主がしてくださったこと、主のすばらしさを称えるのです。さあ、手を挙げ声をあげてて私たちの人生に主がして下さったことを感謝し、賛美しましょう。

「イエス様、あなたを称えます。あなたの憐れみを感謝します。あなたが約束を守る方であることを感謝します。私たちを救い出してくださったことを感謝します。ここにいるすべての人がもっている御業のあかしを感謝します。暗闇から光へと導いてくださったことを感謝します。いやしを、あなたの約束を感謝します。主イエスの血潮を誉め称えます。父よ、あなたの一人子を送ってくださったことを感謝します。聖霊を送ってくださったことを感謝します。」

 

3.次はトダです。これは手を挙げて、主がこれからしてくださることを誉めた称え感謝することです。将来のことですが、すでにそれが成されたと信じる信仰をもってそれを 主に感謝するのです。賛美をしてあなたのその信仰を宣言するのです。ですからこれは預言的賛美です。賛美で信仰を告白するのです。すでにその御業が成されたものとして主に感謝し賛美してください。

「主よ、家族の救いを感謝します。身体の癒しを感謝します。あなたは私たちの前を行かれ道を備えてくださいます。あなたの約束はすべて成就されますから感謝します。成就されない約束は一つもありません。成就されない預言は一つもありません。あなたは御ことばを守られる神であられ、偽りを言われず、約束を果たしてくださる方です。あなたの御ことばは地に落ちることはありません。」

 

4.4番目はシャバクでこれは主を賛美し叫ぶということです。

力ある主に向かい叫びましょう。

「神の約束と私たちのあいだにある壁はもはや崩れ去ります!私たちが神の目的にむかって歩むときに、それを阻むものはありません!主よ、私たちはあなたを賛美します!」(全員が大きく叫ぶ)

私たちは霊的領域にむかって叫ぶのです。

 

5.5番目はハラオで、これは賛美の中で最もパワフルなものであり、ダビデが契約の箱の前で力の限り踊った賛美です。ダビデは置いてある主の箱の前で踊ったのではありません。ダビデが踊るその後ろから契約の箱、即ち主の臨在がついてきたのです。ハラオという意味は「あたかも気違いのように振る舞う、愚かもののように行動する、輝く(あなたの中の光を輝き出す) 」という意味です。主がそのように賛美せよと命じられたのですよ。私たちのように激しく賛美をする者にとってはうれしい命令ですね。(笑)大事なことですが、ダビデの妻であるミカルはそれを見て軽蔑しましたね。その時から彼女は不妊になってしまいました。ですから今からみんなでハラオする時に、周りの人がどのような表現で賛美をしていてもそれを軽蔑しないでください。これはとても重要です。

霊的不妊とはなんでしょうか。それは自分の中の命の流れを断ち切ってしまうものです。又、自分の中から湧き出てくるものをさげすんだり、止めたりしないでください。ダビデは主の前で裸で踊りました。当時征服された国の王は行進の先頭で裸で踊らされたのです。即ち、ダビデは「私のあとに来る方に私は降伏しました。私はその方に捕われました。私はその方の奴隷です。」と宣言しながら踊り賛美したのです。さあ、格好をつけないで、思う存分に身体を動かして主を賛美しましょう。(全員激しく身体を動かし主にむかって賛美の声をあげる)

 

6.6番目はゼマーです。これは楽器を弾きながらそれにあわせて歌い賛美するということです。今晩も沢山これをしましたね。

 

7.最後はテヒラです。これはスポンテニアス(即興的な)な主への歌であり、霊が吹き込まれるものです。私たちが霊で主にむかって歌うとき、聖霊が私たちのその歌に来てくださり、一緒に歌い始められます。私たちの歌が聖霊の歌となり、聖霊の歌が私たちの歌となるのです。ダビデはいつもこのような賛美をしていました。彼は自分の心にある思いをいつも歌っていましたね。彼の歌を見てみると、いつも不平を言っています。それは彼の心にあることを歌っているからです。あなたが主に今思っていることをそのまま差し出してもいいのです。ダビデは「主よ、すべての者が私を憎んでいます。敵は私を殺そうと企んでいます。」と始めます。しかし、そのあとセラ(休み)が来て、調子が変わります。「しかし主よ、あなたは私のつよき砦、私の歌、私のいのちの力、あなたの恵みはすばらしい...」というような言葉となります。ダビデが自分の思いを主に歌うとき、主がそこに来てくださり、真理を彼の中から引き出してくださるのです。

 

詩編22に「神はイスラエルの賛美を住まいとされている」という言葉がありますが、ここで使われている言葉はテヒラです。即ち、このテヒラの賛美の中に主が住まわれるのです。主が来られ、主はその賛美の中に座し、私たちと交わられるのです。それでは主にむかってテヒラしましょう。感謝、祈り、不平、御ことば、異言、なんでもいいですから、みなさんの心にあることを主にむかってスポンテニアスに歌ってください。(全員がテヒラをするのが続く) (終り)

(この様子はhttp://www.morningstartv.com/featured-video-week/biblical-worshipで見ることができます。)

 


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