2012年への聖霊の言葉「あかしの燭台」ジョン&ジョリーン・ハミル 2011年12月13日
2012年への聖霊の言葉「あかしの燭台」
ジョン&ジョリーン・ハミル
毎年9月11日頃、私と妻のジョリーンは新しい年に私たちのミニストリーが目標とすべき言葉を受けるために、主の御こころを求めます。2012年のために聖霊は 「 あかしの燭台」という言葉を私たちに語られました。
「 あかしの燭台 」とは、 地における神の契約の輝きです。神の愛は「火の炎、主のすさまじい炎(雅歌8:6参照)」です。聖書全体を通じて、燭台は度々ワーシップととりなしの象徴として用いられています。
つまり、神の燭台とは神の生きた炎を燃やすために召された器のことです。2012年が近づいている今、私たちは自分の燭台が主によってどのように評価されているかを知ることが大切です。私たちは主イエスを照らし出しているでしょうか、それとも自分自身をでしょうか? 神は私たちすべてを、イエスへの初めの愛に戻るようにと招いておられるのです。(黙示録2章参照)
ハヌカの祭り:あなたの宮を再び聖別し献納する
喜ぶべきことに、今多くの人々が心から神の御こころと契約とにアライン(一致し沿い従う)しはじめています。それこそ2011年から2012年に移るにあたって、私たちがまず第一にするべきことです。
今月後半に始まるユダヤの光の祭り(ハヌカ)は 、神がいかに私たちとの出会いを求めておられるかをいきいきと表しています。ハヌカは、敵によって意図的に汚された神殿を聖別して主に再び献納したことを祝う祭りです。神殿が敵によって汚されたとき、神殿の火も消されてしまいました。
神殿を再び献げるために、神の祭司たちは聖なる火を再び灯しましたが、油は一日分しかありませんでした。しかし奇跡がおこり、 新しい油が出来るまでの8日間、燭台は燃え続けたのです! ユダヤ人のメノーラと呼ばれる燭台が、光の祭りの一番大切なシンボルとなったのはその理由によります。
多くの学者が、マリヤは世の光である主イエスをハヌカの時に妊ったと考えています。あなたがこのシーズンにキリストとの契約を新たに結ぶとき、聖霊があなたを覆い、あなたを力づけ回復させる主の御ことばと御業が、あなたのうちにどのように妊るかを見守っていてください。
ハヌカの奇跡—神によって点火されたろうそく
8年前に私とジョリーンが結婚した時、私たち自身がハヌカの奇跡を経験することができました。 結婚式はたまたまハヌカの祭り(8日間)の最初の日にあたっていました。そこで私たちは式の中に燭台、メノーラを取り入れることにしました。式が始まり、私たちはメノーラのろうそくに火を灯しましたが、真ん中の一番大きなろうそくは「私たちが一つになるユニティーのろうそく」として後で点火するためにそのままにしておきました。
私たちが主にワーシップを捧げ、主の栄光を下してくださいとまさに祈っていたとき 、私のベストマンであったウィル・フォードが 涙を流して私の方に身を寄せ、メノーラの方を指差しました。不思議なことにユニティーのろうそくはひとりでに灯っていたのです!
すべての人が見ている前で、神は私たちの燭台の中央のろうそくを、ハヌカの祭りの最初の日に、私たちの結婚式の中で灯されたのです。私たちのミニストリーはLamplighter (火を灯す者)ministriesという名前なので、この出来事の深い意味を今でも繰り返し私たちは思い巡らしています。
燭台を整え、 再び火を灯す
しかし最初から私たちに分かっていたことは、ハヌカの奇跡は私たちのためだけではないということです。長年祈り続けてきましたが、今この言葉を公に( 即ち、このことばと体験はすべての人が受け取ることができるということです)解き放つ時が来たと私たちは感じています。個人にも、また地域にも、神は「わたしはあなたの燭台を整え、 再び火を灯す!」と言われています。
もしかしてあなたは、敵があなたの主への情熱を真っ向から攻撃してきたように感じておられるかもしれません。あなたがコントロールできない状況や失敗、裏切り、又は明白な悪意によって、あなたの神殿は汚され、あなたの火は消されたようにあなたは感じているのです。
神は 新しい栄光のシーズンへとあなたを招いておられます。私たち夫婦のためにしてくださったことを、主はあなたのためにも必ずしてくださいます! 2012年が始まる前に時間をとり、 主への献身を新たに誓い、このプロセスへと進んでください。 聖餐式のパンとぶどう酒を用意してください。敵によって汚された部分を主に清くしてもらってください。あなたの燭台を整えて炎を燃やしてくださいと、主イエス・キリストに願ってください。
2011:契約を更新する年
聖書では「12」という数は、統治(政府)を表します。「御国の契約」がどのように「御国の統治」を解き放つかを理解することはとても重要です。
アメリカの国家的レベルでは、2011年は前例がないほどにイエス・キリストとの契約を再び整えた年でした。Reformation Prayer Network(RPN)とHeartland Apostolic Prayer Network(HAPN)のリーダーたちが、シンディー・ジェコブ師とジョン・ベネフィール師のリーダーシップのもと、今まで教会が犯してきた偶像礼拝の罪に対する悔い改めを、国内にある殆どすべての偶像の宮で宣言したのです。ホセア2章にあるパターンに従い、バールからの決別を乞い求め、それを獲得しました。そして この国と神との間の契約を更新してくださるようにと主に願いました。
そして私たちのこの働きは、7月4日(アメリカ独立記念日)にワシントンD.C.のリンカーン記念館の前の階段で「契約の宣言」を主に捧げたときに頂点に達しました。人々はアメリカ南部地方にある南北戦争の数々の戦場で祈りを捧げ、又アメリカ北部にある霊的覚醒が起こった霊の泉で祈ってから、最後に3つのチームがこの場所に集合したのでした。
私たちのとりなしの祈りの旅は、リック・リディング師の「Nutcracker Prophecy くるみ割りの預言」に基づくものでした。1998年に北部と南部から人々がワシントンD.C.に集り、互いに契約を結び祈った時リックは「悪魔の抵抗という堅い殻」を主が割っておられるヴィジョンを見ました。そして彼は主がこの「くるみ割りの預言」を 2011年に再び強調されているように感じたのでした。そして その御ことばを解き放つために祈りの旅を企画遂行するようにと聖霊が私たちに語られたのです。
しるし:記念碑にひびが入った!
私たちはこのヴィジョンに従い、 神が私たちの国と再び婚姻関係を結んでくださるように、また、北部と南部を聖霊によって覚醒し一致させてくださるようにとお願いしました。それに対する神の応答はエクサイティングなものでした。それは一月半後にワシントンD.C.で地震があり、まさに 偶像礼拝の中心となる記念碑(私たちが悔い改めた偶像礼拝の最大のシンボルであったもの)にひびが入ったのです!
これは神が本当に私たちの叫びを聞いて下さったしるしであると、私たちは感じました。主は堅い殻を割ってくださったのみならず、それよりもっと重要であるイエス・キリストと この国との契約の更新への私たちの嘆願に対して「YES」と答えてくださったのです。
2012年:あかしの燭台
前述のように、「あかしの燭台」とは、この地での主の契約を証しするものです。神の民が主のもとに立ち帰った時はいつも、契約が回復されたことの主からの証しとして天から火が下りました。ハヌカのように、これこそ神が2012年に計画されている「あかしの燭台」だと思います。
ダビデやエリヤの時代において、主との契約を国が再び結ぶことにより祝福が与えられると、神は 祭壇に新たに火を下されました。又、主がアブラハムと契約を結ばれたときには、煙の立つかまどと燃えるたいまつが主の約束の証しとなりました。
主イエスは「世の光」であり、「あかしの燭台」の極みです。 2011年のハヌカには、主がご自分のからだと血潮によって獲得された聖なる契約を世界へ証しするものとして、神の炎が更に輝きを増してこの世に放たれるでしょう。世界の国々は主が昇られる輝きに引き寄せられるのです! 多くの者たちが今年、目を覚ますでしょう。彼らは立ち上がり、自分の灯火を整え、花嫁なる主をお迎えするために出て行くのです!
目を覚まして輝く
今シーズン、聖霊がゼカリヤ4章に特別な光を当てておられるように私たちは感じています。この箇所はハヌカの奇跡(あかしの燭台に絶えることなく油が注がれる超自然的な出来事)の預言そのものです。この箇所を祈りをもって注意深く読まれるようにお勧めします。あなたの人生に奇跡が起こることを請求してください! この箇所は次のように始まっています。
「私と話していた御使いが戻って来て、私を呼びさましたので、私は眠りからさまされた人のようであった。彼は私に言った。『あなたは何を見ているのか。』そこで私は答えた。『私が見ますと、全体が金でできている一つの燭台があります....』」
すごいですね! まず超自然的な霊的覚醒の動きが解き放たれています。ゼカリヤは目を覚まし、御座の部屋の燭台のヴィジョンを見るのです。
前述のように、 燭台はしばしばワーシップととりなしの祈りを表します。霊的覚醒の動きが進んでいる今、私たちがこのヴィジョンを捉えることを神は望んでおられるのです。目を覚ましてあなたの燭台から輝きでている「世の光」なるお方をじっと見つめてください。主を仰いで礼拝してください!
休眠状態であった約束をとりもどす
この天使はすでに先のシーズンでゼカリヤに語ったことに目をとめてください。これはとても重要なことです。天使がゼカリヤを起したとき、眠る前に彼に託され休眠状態になっていた約束の種をも天使は目覚めさせ活性化させたのだと思います。なぜならばこのヴィジョンは、神がすべての約束を完成させたいと願っておられるという預言だからです。
ゼカリヤのヴィジョンはゼルバべルに対する預言でした。ゼルバべルは、ミニストリー及び社会における使徒的な統治を象徴しています。彼はバビロン捕囚後の神殿修復を担いました。 神が「新しい活躍、新しい資源、新しい正確さを今年は与えら」と主のゼルバベルたちに言われているのが私に聞こえます。
恵みあれ!修復の仕事を完成させよ!
使徒的見地からいうと、燭台の出現は、神が 修復の仕事を完成させるために新しい恵みを解き放っているというしるしです。新しい年、私たちが今までより大きな統治の権威を発揮するにあたり、祈りのムーブメントがその業を下から支え推し進めていく力となるでしょう。
最も理解すべき重要なこと:今シーズン、御座の部屋の恵みがあなたに与えられていて、神があなたに託したヴィジョンをその恵みによってあなたは完成させることができます。あなたの人生で神が揺り起こし活性化している約束が何であるかを示してくださるように、主に願ってください。主があなたをおおってくださるように、主がその約束の上をおおい完成させてくださるように願ってください。そしてその約束が目の前を通るなら、その後について人生の冒険の旅に出かける備えをしてください。「権力によらず、能力によらず、わたしの霊によって」と万軍の主が言われます!(終わり)
Jon and Jolene Hamill
Lamplighter Ministries
Email: admin@lamplighterministries.net