09 3月
ファースト・フライディー 坂 柚実子 3月9日
ファースト・フライディ
3月3日の金曜日は、チャイナ・タウンの「ファースト・フライディ」で、我がニューライフ・チャーチも初めて参加しました。「ファースト・フライディ」というのは、毎月第一金曜日にチャイナ・タウンの全ギャラリーが夜オープンして、沢山の人で賑あいます。教会はチャイナ・タウンの一角にある元映画館だった建物なので、入り口も映画館の入り口のようであり、中に入るとロビーがあり、そこが格好の画廊になるのです。今回は教会内外のクリスチャンの絵画、写真を集め、計60点を飾ることができました。
日本でも有名な浅井力也さんの絵も3点飾らせていただきました。彼はハワイ在住の青年で、障害を持っていますが、神様を信じて力強く美しい花の絵などを沢山描いています。去年のトヨタ自動車のカレンダーは彼の絵だと聞きました。宇和島でもうすぐ個展を開くそうです。
又、クリスタというハワイで活躍している青年に、教会の前に大きな三枚続きのパネルを置いてスプレイ・ペイントの実演をしてもらいましたが、沢山の通行人が立ち止まって見てくれました。彼は、自分の持っている全部のお金「レプタ2つ」をささげたやもめと、それを見ているパリサイ人を4時間かけて描き出しました。チャイナ・タウンへのクリスタからのメッセージだったのでしょう。
会堂の中では、3組の若者のクリスチャン・ロック・バンドが演奏をしました。牧師をはじめとして教会のメンバーのほとんどは3分と聞いていられないほどの音量でしたが、集まってきた若者には受けていたようです。私には演奏が上手なのか下手なのかさえあまりにやかましくて分かりませんでしたし、神様のことを歌っていたらしい言葉も聞き取れませんでしたが、分かる人によればよい演奏だったそうで、みんなも平安がありました。
2階の一室では、とりなし手が開催中4時間ずっと祈っていました。教会からはミースー(以前ご紹介した日本生まれの韓国人女性で数学博士です。)と主人がずっと祈っていましたが、(私は出たり入ったりしました)今回協力してくれた「サーフィング・ザ・ネーション」という団体の若者が30分に二人ずつ割り当てられていて、交代で来ては一緒に祈ってくれました。みんなキチンと時間になるとやってきて、礼儀正しく熱心に祈ってくれましたので、私たちは大変感心しました。主人は食事をするひまもなかったのですが、とても恵まれたといっていました。「霊の食べ物」を一杯食べたのでしょう。
このような機会を通して「教会」をオープンし、普段は教会に入ってこない人にも入りやすくし、神の臨在に触れてもらうこと、そして、教会から神の御国をチャイナ・タウンへと拡大していくというのが私たちの目的ですが、これは霊的な戦いですから、とりなしの祈りが根底になければなりません。オダ牧師もそれを強調されて「チャイナ・タウンのための祈り」が教会で今つまれています。
4月のファースト・フライディも同じ出し物で行います。そして5月、6月はハワイ民族をテーマにし、フラ・ショップからの展示とフラダンスなどをし、7月、8月は「日本」をテーマにするという予定です。勿論すべて神様中心の出し物です。乞うご期待!(終わり)
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