10 6月
日本からもどって 坂 柚実子 6月10日
日本からもどって
5月9日からの4週間の日本旅行を終えて、無事ハワイにもどりました。多くの方々とお会いすることができ、沢山証も聞かせていただき感謝でした。神様が今、日本中で、いろいろな形、方法で大きくはたらいておられることが分かりました。皆様のお祈りに支えられて、出発前に痛くなった主人の足もすぐに癒され、風邪ひとつ引かずに全行程を終えることができました。今回お世話になった多くの方々に心から感謝申し上げます。
九州から青森まで、17の教会をお訪ねしましたが、今回の旅行のために主人が神様から与えられたメッセージは、エペソ4:13にある「キリストの身体である教会とは、大勢のクリスチャンがひとりの成熟した大人になることで、それには2つの一致が必要である」というものでした。
私は、基本的には同じメッセージを17回聞いたわけですが、途中でもうこれ以上同じ話を聞くのは耐え難いという限界状態に頭がなったときもありました。先回の旅行の主人のメッセージには、エデンの園の動物の様子を描写するところが出てきたので、主人は私のために動物の種類を毎日変えてくれました。昨日は猿だったのを今日は象にしたりしてくれて、私も楽しめるようにしてくれたのです。でも今回は残念ながら簡単に変えられるところが無かったようです。
これは伝道者である伴侶について旅行する者みんなに与えられる試練(大げさ?)ですが、ずっと以前に鉄道自殺を図ったあとクリスチャンになられた田原米子さんがポートランドに来られ時、同行しておられたご主人が彼女の証のあとで言われたことを、私は何故かよく覚えているのです。彼は「米子のこの証は、私はもう数え切れないくらい聞いてきましたが、飽きるということはなく、聞くたびに感動するのです。」といわれました。素晴らしいですね。
ともあれ、同行する私の役目は、主人が神様から力を得て話せるように祈ることですから、私も話しを聞きながら精一杯祈りました。主人は一回目から最後まで同じ熱心さで語ることができ、本当に主からいただくメッセージを語るというのは、こういう油注ぎがあるのだ、と感じました。そして、私もこのメッセージを何回も聞くことにより、「キリストの身体」に関して理解が深まっていきました。
帰国して、ハワイの私たちの教会であるニュー・ライフ・チャーチ・ホノルルの集会に出席し、みんなからハグをもって迎えられました。彼らも私たちの旅行中、忠実に祈りをもって支えていてくれたのです。キリストの身体の一部分であるこの教会に、その又一部分として私たちが属していることを実感し、感謝しました。(終わり)
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