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Walk With God Ministries

13 12月

アルゼンチンの集会に参加した人の話 坂 柚実子 12月13日


アルゼンチンのトランスフォーメーションの集会に参加した人の話

エド・シルボソ師の「ハーベスト・エバンジェリズム」という団体の主催で、今年も11月中旬にアルゼンチンでカンファレンスが行われました。私たちは参加できませんでしたが、私たちの教会からはオダ牧師夫妻を始めとして9人が参加しましたし、ハワイからは40人ほどの参加がありました。 ハワイからアルゼンチンは飛行機を乗り継いでの30時間の長旅で、大変だったようですが、参加した人たちは全員感激して帰ってきました。今日はホノルル市議会の評議員であり、熱心にハワイのトランスフォーメーションの動きに参加しているゲリー・オキノ氏のイー・メイルでの報告を下記の通りご紹介したいと思います。


 『 アルゼンチンでのハーベスト・エバンジェリズム・カンファレンスで起こったことは、とても言葉ではあらわせません。参加するときは、きっと良い会になるだろうとは思いましたが、こんなに素晴らしいとはとても想像できませんでした。あまりにも多くのことが起こったので、何からお話すればよいかわかりません。聖霊が圧倒的に臨まれました。

カンファレンスが始まる数日前に私たちは到着したのですが、ブエノス・アイレス市のチーフで「ガバナー」と呼ばれているジョージ・テルマン氏と会うことができました。彼は大統領とブエノス・アイレス州の州知事に次いでアルゼンチンでは3番目に政治的権威を持っている人でした。いろいろな素晴らしいことが起こったのですが、最後にエド・シルボソ師によって、ユダヤ人であるテルマン氏は主イエスに導かれました。翌日の夜にテルマン氏が人々の前で話をしたのですが、彼が本当に変えられて聖霊に満たされていることがはっきりわかりました。彼は道徳的な法律に関してのプログラムをブエノス・アイレス市に導入するといっていました。この市は、汚職で悪名高いからです。又、クリスマスには真のキリスト教的クリスマスを取り戻すプロジェクトを始めることや、階級間の和解をも進めていく方針だと語ってくれました。

次に私たちはウガンダの大統領夫人に会いました。彼女は主を心から愛するクリスチャンです。ウガンダでは今リバイバルがまさに起ころうとしていて、いくつかの地区では、政治的なシステムの欠陥により起こる貧困(systemic poverty)を無くす努力が始まっているそうです。大統領夫人の貧困対策のための援助献金が募られた結果、400人の参加者によって60万ドル(7000万円)が約束されました。講師の一人であったシンディー・ジェコブス師は、大統領夫人の娘(牧師をしている)が、牧師としての働きを通してスーダンの問題を解決する鍵を握っていることを預言しました。

次に私たちはラ・プラタにある「キリスト・唯一の望み」 という名の刑務所を訪れました。そこは以前は凶悪犯が送られる警備の最も厳しい刑務所だったのですが、今はすべての囚人がクリスチャンになっています。聖霊が刑務所全体を支配し、個室のドアも取り去られています。私たち400人の訪問者の周りを100人ほどの囚人たちが取り囲んで、外の庭で陽をあびながら礼拝をしましたが、主の臨在が非常に濃くありました。そして囚人たちが私たちのために熱心に祈ってくれました。囚人もカンファレンスに来ている人たちも一緒になって、聖霊の臨在にふれられて泣き始めました。聖霊が激しく下り、人々はそこら中に倒れました。ハワイの副知事夫妻も聖霊に満たされて地面に倒れ、長い間じっと横たわっていました。

私たちは次にマル・デル・プラタのカンファレンス会場に行きました。そこでのエド・シルボソ師のみ言葉の解き明かしは全く素晴らしいものでした。聖霊が彼を通して語っておられました。

初日の夜のワーシップで私たち夫婦の心は整えられました。

 「主よ、私のこころをおささげします。
  私のたましいをおささげします。
  あなたのためにだけ私は生きていきます。」

と歌っていくうちに私は聖霊によってうちのめされました。涙がとめどなく流れ、私は新たに自分を主にお捧げしました。後になってある人から聞いたのですが、私たち夫婦のすぐ後ろに大きな天使が立って私たちを覆っていたそうです。

カンファレンスのテーマは国々のトランスフォーメーションでした。アルゼンチンやウガンダだけではなく、「ハーベスト・エヴァンジェリズム」が全面的に支援している多くの国で、トランスフォーメーションが起こっていて、その驚くべき報告を沢山聞くことができました。

エジプトのカイロの一部にある「ごみの街 Trash City」でコプト教会のサマーン神父をリーダーとして起こっているトランスフォーメーションは、全く信じられないほど素晴らしいものです。カイロ中のごみが集まってくる街でそのごみで生計を立てている人々を、サマーン神父が愛して、主に導き、より人間らしい生活ができるようにと指導しているのです。ちなみにサマーン神父はエジプトのマザー・テレサだといわれています。

彼が語ってくれた話の一つに、は797年にエジプトで起こったことがあります。時の王が、もし聖書にあるようにからし種の信仰で山が移るならばそれを実証せよ、実証できなければ、クリスチャンを皆殺しにすると言ったときに、二人のクリスチャンが信仰で本当に山を動かしたという話です。この話は後に政府によって抹殺され、すべての歴史書から消し去られたのですが、最近になって地質学者によって確かにこの山が700メートル移ったことが証明されました。移された山はサマーン神父が主の指示に100%従って建てた2万人収容の山の洞窟を半分利用した教会(the Cave Church)になっていて、ごみの街の人々によって満員になっているのです!

他にもハーベスト・エバンジェリズムがかかわっているインドネシア、フィリピン、シンガポール、中国、カナダなど、その他アメリカも含め世界中の多くの場所で驚くべきトランスフォーメーションが起こっています。このカンファレンスにはそのような28ヶ国から参加者がありました。

これはまさに、マタイによる福音書の最後でイエスがすべての国(nations)を弟子としなさいといわれたことなのです。そのためには「マーケットプレイス・ミニストリー」が必要であり、教会の外に出て行き、人々のために祈りその結果を示していくということが大切です。(prayer evangelism)

もう一つの素晴らしい出来事は、参加者全員でマル・デル・プラタの町全域(72ブロック)で祈りの歩行をし、その街のすべての人に対して平安と祝福を祈った ことです。私たちは会う人ごとに「Puero orar porti? お祈りしていいですか?」と聞いて答えが「si. はい。」ならばその人のために祈りました。3千人のクリスチャンがその街を隈なく祈りで覆ったのです。

カンファレンスの夜は毎晩 「Dios es Amor 神は愛」という教会で集会がありましたが、その教会ではオリエル牧師により多くの癒しの奇跡が起こっています。身体中に癌がありもう長くは生きられないといわれた患者が彼の祈りで完全に癒されました。また、口とのどに癌のあった人も癒されました。彼らが癒される前の写真やレントゲンを私たちは先ず見せてもらいましたが、その後で癒されて健やかになった本人たちがステージに現れました。また、オリエル牧師の祈りにより死人が8人生き返ったという証拠書類も見せてもらいました。毎晩3時間ほどの聖霊に満たされた集会がそこでもたれました。


最終日は圧巻でした。閉会が近づいていた時でしたが、一人のシカゴから来たカトリックのディミトリ神父がステージにあがりました。彼はひざまずき、マルチン・ルッターへのカトリック教会による迫害を赦してほしいと、泣きながら請いました。大いなる和解が起こりました。一人のルーテル派の牧師がステージに上がり、その悔い改めを受け入れると共に、プロテスタント教会が「 父」を失ってしまったことを告白しました。すると一人のユダヤ教のラビがステージに上がりました。悔い改めの涙は大きな喜びに変わりました。音楽が大きく演奏され、みんなは誰かれとなく抱き合って踊り回りました。

最後にジンバブエの牧師が祈りをし、「Charge! 突撃!」という祝祷で締めくくりました。それを聞いてみんなが一斉に大声で「Charge! Charge!」と何度も何度も叫び始めました。東西南北に向かって、また、天にむかって叫びました。みんなが天国にいるような気分でした。会が終わり教会を出るときはアルゼンチンの人たちが私たち外国から来た人たちをハグして祝福してくれました。 その夜、私たちはみんな、天国の喜びをほんの少し味わったのです。

本当に素晴らしかったです。主よ感謝します。私と妻とは変えられました。
私たちの主、イエス・キリストの愛をもって. ゲリー・オキノ』



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