16 2月
鈴木さんと乙武さん 坂 柚実子 2007年2月16日
鈴木さんと乙武さん
先週「五体不満足」を書かれた乙武洋匡さんがハワイに来られました。
友人の結婚式に出席されるためだったそうで、奥様とご一緒でした。
私はお会いするチャンスはありませんでしたが、教会の鈴木さんにいろいろと様子を聞かせていただきました。鈴木さんのメールをご紹介します。
「乙武さんの写真です。
彼はいつも写真のようにニコニコしています。
車椅子への乗り降りは自分で、ペンは肩と顎にはさんでサイン、
写真はカメラを肩と顎にはさんで舌でシャッターを押します。
食事もフォークを肩と顎にはさんで自分で、車椅子の操作は
私の手元にある木のレバーに顎を乗せ左右、前後、上下の操作をします。
全く見事です。」
乙武さんと写っているのが鈴木さんです。
鈴木さんはハワイで障害者のためのリムジン・サービスの仕事をされています。
彼は心をこめてお客様のお世話をされ、「彼らが障害にめげずに家族が愛し合い助け合っている姿を見ていると、こちらが励まされます。」といつも言われます。
ハナウマ・ベイのツアーもしておられますが、お一人お一人の身体の状態にあわせて様々な工夫が必要なようです。苦労の甲斐あって海に浮かんで海中めがねで魚を見たお客様が大喜びされるのを見るとき、彼の胸も喜びで一杯になるそうです。
鈴木さんの中にあるキリストの愛にきっと多くの方が暖かいものを感じられると思います。
お客さんたちは帰国するときは、みんな鈴木さんの「お友達」になって帰られるそうです。
素敵なお仕事ですね!(おわり)
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