08 9月
引越し その3 坂 柚実子 9月8日
引越し その3
早いものでこのマンションに移ってから、もう2ヶ月がたちました。
しばらくは引越し荷物の整理に追われる毎日でしたが、夜になってプールで泳ぎ、ジャクジに入って空を見上げると星が輝いています。こんな素敵なところを与えてくださった神様に心から感謝しました。
このマンションは24時間体制で5人の警備員がいるのですが、その人たちとも仲良しになりました。周りの部屋の人たちとも少しずつ顔なじみになってきています。
私は朝散歩をするのが日課となりました。歩いて25分くらいのところにハナウマ・ベイがあります。日本からの観光客も沢山くる、スノーケリングで魚を見るのが楽しいところです。私は泳ぐのではなく、湾を上から眺めて帰ってきます。主人は夕方散歩に出ますが、マンションの斜向かいの高校のグラウンドで、少し走るようにもなりました。一度私も見にいったのですが、走るといっても歩いているのか走っているのかわからないほどの「走り」でした。でも長い間走ったことがなかったそうで、これは彼にとっては画期的なうれしいことのようです。
二人で散歩しないで別々にするのは、それぞれが「主と共に歩く」時間を楽しんでいるというとことかもしれません。夕方主人が出かけている間、私は残ってピアノを弾いて歌を歌ったり、掃除機をかけたりします。でも週末には二人で一緒にちょっと遠いところにハイキングに行ったりもします。
道では、散歩している人や走っている人に会いますが、両者の体型がはっきり違うことがわかります。走っている人は筋肉質で、スマートだということです。それに反して歩いている人は(私も含めて)少し太目な人がほとんどです。専門的なことはわかりませんが、歩くのと走るのはすごく違うらしい、というのが私の観察です。毎日の散歩で少しも体重が減らない私は、これは走るしかないか、と思っているところです。
「然はあれどエホバをまち望むものは新たなる力をえん
また鷲のごとく翼をはりてのぼらん
走れどもつかれず、歩めどもうまざるべし」イザヤ40:31
この聖句は広島の中原牧師が、少し年をとってきた主人のために書いてお軸にしてくださったものです。神様は私たちに「走れ!」といわれるときと「歩きなさい。」といわれるときがあるのかな、と思います。主を待ち望みつつ、歩いたり走ったり、主の号令のままに動けるように、霊肉ともに鍛えなければいけないと思っています。
このように私たちは新しい住まいを与えられたことを心から主に感謝し、次の一歩を踏み出そうとしているということで、引越しのご報告とさせていただきます。どうぞハワイにお越しの節はお知らせくださいますように。 (終わり)
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