21 11月
輝かしい時に備えよ カル・ピアス 2008年11月21日
輝かしい時に備えよ
カル・ピアス
世にあっては艱難がある
世の中は今、すべて揺り動かされるものは揺り動かされているようです。しかし、キリストの身体である教会は落胆するのではなく、これから神がされることに奮い立つべきなのです。主はこれに関してヨハネ16:33で次ぎのように語っておられます。
「わたしがこれらのことをあなたがたに話すのは、あなたがたがわたしにあって平安を持つためです。あなたがたは、世にあっては艱難があります。しかし、勇敢でありなさい。わたしはすでに世に勝ったのです。」
私たちは世にいるけれども世のものではないことを、忘れてはなりません。(ヨハネ15:19)全く別の領域に住み、神の王国に属するものです。ヨハネ16:33で神は「神のいない世界は立ち行かなくなるが、神の民は嵐の中でも平安を持つことができる。だから勇敢でありなさい」と告げておられます。私たちに必要なものはすべて神の国から与えられるのであり、イエスと神の国だけに目を留めていれば、平安を保つことができるのです。
御国にある資源―主に信頼せよ
この世ばかりに目を留めていると、私たちは目に見えるものによって生活してしまい、人間の業に信頼を置いてしまいます。すると私たちは敵の罠にはまって、敵が信じさせようとするものを信じてしまいます。しかし、神とその御心にだけ焦点を当てると、私たちは神の御国と神が持っておられる資源に心を合わせることができます。箴言3:5-10で神が語っておられることを聞いてみましょう。
3:5 心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな。
3:6 あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。
3:7 自分を知恵のある者と思うな。主を恐れて、悪から離れよ。
3:8 それはあなたのからだを健康にし、あなたの骨に元気をつける。
3:9 あなたの財産とすべての収穫の初物で、主をあがめよ。
3:10 そうすれば、あなたの倉は豊かに満たされ、あなたの酒ぶねは新しいぶどう酒であふれる。
まず神は「こころを尽くして主に拠り頼め」と言われます。神は人間社会の経済の動きを心配してはおられません。神は「天で行われるように地でも行われるように」と望んでおられる御国の経済体系をもっておられます。(マタイ6:10)自分の悟りに頼らないで、すべてのことに主を認めるならば、主はあなたを導かれる、と語られています。
言葉を変えれば、神の御国に入る鍵は、主を認め信頼するときに手に入れることができるのです。御国の資源は信仰によって信じるもののところに運ばれるのです。もし私たちが回りの状況を見て歩むならば、恐れが生じます。 それは信仰で歩いているのではでありません。箴言3:25-26に次ぎのように書かれています。
3:25 にわかに起こる恐怖におびえるな。悪者どもが襲いかかってもおびえるな。
3:26 主があなたのわきにおられ、あなたの足がわなにかからないように、守ってくださるからだ。
私たちが主に信頼し、主に確信を置くならば、主が私たちを敵のわなから守ってくださいます。もしこの世の経済に焦点を置くならば、私たちは恐れを持っておびえてしまいます。箴言3章で「自分の富をもって主をあがめよ。 そうすれば私たちの倉は満ち溢れる」と言われています。
神は私たちがまず種を蒔き、その結果として収穫を得て勝利することを望んでおられます。私たちは蒔けば収穫するのです。これが「持っているものを手放す」という御国の方法です。「手中の種をしっかり握っていよ」というこの世のやり方とは反対なのです。御国が天にあるように地にも来るようにと言うことは、もし私たちがそれを所有しなければ何の役に立つでしょうか。イエスは「神の国は近づいた(at hand)」といわれました。それはすでに手を伸ばせば届くところにあるということなのです。
最も輝かしいときが来た
今は「握りしめて離さない」ときではなく、神の御国の資産を癒しや回復のために絶望している世界に解き放ち与えていくときです。この世は今までよりもっと人生の答えを探求するようになることでしょう。ですからこれからは私たちにとって最も輝かしいときとなるのです。イザヤ60:1-3に書かれています。
60:1 起きよ。光を放て。あなたの光が来て、主の栄光があなたの上に輝いているからだ。
60:2 見よ。やみが地をおおい、暗やみが諸国の民をおおっている。しかし、あなたの上には主が輝き、その栄光があなたの上に現れる。
60:3 国々はあなたの光のうちに歩み、王たちはあなたの輝きに照らされて歩む。
さあ、勇気を出してしっかり準備をしてください! (終わり )
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