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Walk With God Ministries

08 3月

敵の要塞を砕いて約束のものを得よ チャック・ピアス 2009年3月8日


敵の要塞を砕いて約束のものを得よ

チャック・ピアス 

自分の思いを変えて考え方を矯正することは、私たちが成長するためには通らねばならないプロセスです。今のシーズン、主はすべての人のうちに 働いて、多くのことをなしていてくださいます。主は一人ひとりが所有すべき地を約束していてくださいますが、その地を獲得するための次の段階として、私たちは主の御思いを悟ることが必要であり、それが私たちに対する主の一番の願いであると思います。あなたには相続すべき財産があるのです。それはあなたの人生の目標と主からの約束とに深く関係しています。

あなたの内に隠された創造の天分を解き放て

私たちは「天才、天分」という言葉の意味を本当には理解していないので、非常にI.Q.の高い人だけが天才だと思ってしまっています。知性はただI.Q.が高い人だけのものではありません。私たちの考え方や行動はまわりの環境や遺伝子によって大きく左右されます。家系の中にある罪は、私たちが十分に考え効果的に行動する能力を抑えてしまうこともあります。しかし恐れや不安の霊を克服して新しい地を開拓する意欲のある人は、それによって知性を発達させることができます。

そのように冒険を恐れない人は、今まで隠されていたものを見つけ出すことができます。それによって新しい発見をしたり、気の利いた発明やすばらしい芸術を生み出すことができます。このような創造性をもつと、自分が働いている社会や分野、領域を見る目を変えることができるようになります。天才的な能力を持つ人ならば、その知性を効果的に建設的に用いていくでしょう。彼らの頭脳はうまく機能していてシャープです。他の人が関係がないと切り捨ててしまう情報やヒントも決して見逃しません。

シャロン・キングは「新しいシーズンのための新しい考え方」という本の中で、次のように述べています。

「頭脳とは思いを司るもので、今は明らかに我々の頭脳が新生されることによって、新しい考え方、感じ方、やり方をしなければならないシーズンです。神経学には『一緒に燃焼する細胞は連結する』という言葉があります。この意味は、私たちの経験することが、文字通り頭脳を連結しているということです。もし二つのニュートロン(脳細胞)が連結していて、電気的に両者が同時に活性化していたら、二つの間の連結はますます強くなります。しかし、もし二つの細胞が電気的に活性化していないと、二つを連結するポイント(シナプシス)は切断されるか失われます。新しい考え方をするためには、私たちの頭脳の中に新しい電気的な経路が作られる必要があります。古いものをリモデルするわけにはいかないのです。それではまさにイエスがマタイ9章で話された『古い皮袋に新しいぶどう酒をいれる』というシナリオになってしまします。私たちは頭脳の中で新しい火を燃やして新しい連結を作らねばなりません。」

敵の要塞

私たちが自分の思いを適切に正しく連結することを拒否すると、宗教の霊という敵の要塞が我々の思考過程の内に築かれ、権威を持ちはじめます。イエスは古い布切れに新しい布を当てることはできないと言われましたが、古い構造に新しい啓示を注ぎ込むことはできないのです。新しいものを得ようとするならば、まず古いものを取り払わなければなりません。我々が古い思考過程をしっかり取り払うならば、その時初めて新しい思考方法が打ち立てられるのです。新しいアイデアで時、シーズン、行動、方法等が結びつけられ、それが我々の思考過程にならねばなりません。
そうすることによって、我々が働く領域や分野からの新しい実りを妨げている内なる要塞を、打ち壊すことができるのです。これに関しては、私の著書「The Future War of the Church and Interpreting the Time」に詳しく書きました。

新しい考えがあるときに、それがあなたの中に前からある思考体制とうまく結びついて、新しいやり方で創造的に事を行うのが非常に困難であるならば、おそらくあなたの内には要塞があるのです。その要塞とは神の御心に反抗する思考体制です。この思考体制は悪霊の力によって孕み、あなたが自分の思いをキリストの御思いに一致させようとするときに妨害してきます。

私たちは皆、自分の感覚で見たり感じたことを処理していますが、受け取った情報や新事実を、皆が同じようには処理しません。気をつけないと、自分とは違った物の見方をする人を退けてしまう結果にもなります。文化や人種によっても情報の受け取り方は異なります。我々の環境も思考に影響します。男女でも物の見方、受け取り方が非常に違います。男の人と女の人は、同じ物体や海や山の風景を見ても、その描写方法は全く違うのです。

しかし、私たちは皆「主にあって」我々を創造された方の究極的な御心を知り、(祈りの中で)主を見る時に主の思いがはっきり分かるようになるべきです。私たちの気をそらすもので満ちているこの世界で、完全で 神に受け入れられる御心をどのようにつかみ取るかが、我々が成功するための鍵となります。我々の気を散らす多くのものをすべて濾過して最高のものだけを選びとることが、未来の成功への鍵です。私たちの気をそらすものは、決断と識別の力を曇らせます。私たちが主の思いに(一致し)呼応するとき、要塞を打ち砕き、自分の未来のアイデンティティーを拡大していけるのです。

すべての質問は答えを求める

この「祈りのフォーカス(焦点)」は、「聞いたことを実行するによってより(御声が)聞けるようになる」という言葉を皆さんが実行するためのものです。これからの7日間、信仰で歩み、我々の未来を束縛する古い思考パターンを崩しましょう。7日以上かかるかもしれません。十分時間をかけてください。今までと違う考え方をしてください。主と会話をする中で、あなたの祈りの生活が毎日新しく変っていくのをみてください。

イエスの教えとそのミニストリーの仕方を調べてみると、神の子としてすべての知識を持っておられたにも拘らず、答えをすぐには与えないで、先ず相手に質問をされたことは興味深いことです。主は、私たちが今までとは違った もっと深くて鋭い考え方ができるようになるために質問してくださるのです。主は我々の思いを刺激し、我々が主の道、主のやり方を求めるようにと促されるのです。

我々の心と思いとは、マタイ16章にある「あなたがたは、わたしをだれだと言いますか。」というような主の質問によって刺激されます。神は今日も ご自分のすべての質問に対して、私たちからの応答を求められています。又、神の考えよりも自分の考えを上にしていることに対しても、私たちの応答を要求されています。神がリアルな方であるのは、まさにこの故です。主は主の民と深くかかわることを決して止められない方です。主が求めておられる民とは、主の考えを(熱心に)聞き、主の方法(道)をよくわきまえ知って、主の作戦に従う者たちです。神のお考えに従って行動することこそが有能なクリスチャンの鋭い頭の働かせ方です。

要塞を打ち砕くには、自分の考え方を変えるプロセスを通らねばなりません。そのためにはそれぞれの人が踏むべきステップがあります。次に挙げるものは、自分の思いを研ぎすまし、鋭い思考能力を養い、考えをまとめるために役立つ鍵となるものです。

あなたの問題をよく見定め、あなたが本当に問題としていることをはっきりさせる。 何が一番根本的な問題なのか?

あなたが納得いくまで十分に考えることができないような思考モードにどのようにして陥ってしまったかの総ての原因を検討する。そのために、あなたが物事を完全でフルに考えめぐらすことができない理由とその欠落部分を、他人から指摘してもらう。自分にこの問題があることに気がつくのは、人と話している時に(自分が何を話しているのか分からなくなって)文の途中でセンテンスが切れてしまうとか、問題全体を十分に考え切れていない自分に気が付くような時である。


自分がいつもひっかかる罠をはっきり認識する。神の御霊にあなたの偏見を明らかにしていただく。

自分の立場と権威を明確にする。

あなたの問題の根本的な原因を把握する。

あなたが物事を分析するときに、自分がどの視点から見ているかを認識する。

自分の観点をいつでも変える心の鷹揚さを持つ。

「自分の思考プロセスを自分の知っていることだけに限定してはいないだろうか」と自問せよ。限定された思考プロセスは独善と同義である。

物事を分析するとき、「それは当然だ」と考えてしまっていることを見つけ出す。あなたが勝手に想定してしまうことによって、愚かさを露呈しないように。

部分的な真理をもとにして知的判断を下していないかどうかチェックする。

「物事を単純に考えすぎて、大切なことを忘れていないだろうか」と自問する。

ある情報を受け取ったり、それを解釈したり、人に伝えるときに、先入観や偏見がないようにする。

素直に悔い改め、考えを進んで変えることができる。

そうした方がよいときに赦しを請う。清くされるように。主の恵みを受けて自分の思いが癒されるように願う。



7日間の祈りの焦点(主からの預言の言葉を含む)

第一日:第二コリント10:3−6を読んで暗唱する。「わたしたちは肉において歩んでいますが、肉に従って戦うのではありません。 わたしたちの戦いの武器は肉のものではなく、神に由来する力であって要塞も破壊するに足ります。わたしたちは理屈を打ち破り、 神の知識に逆らうあらゆる高慢を打ち倒し、あらゆる思惑をとりこにしてキリストに従わせ、また、あなたがたの従順が完全なものになるとき、すべての不従順を罰する用意ができています。」

自問:神のみ言葉よりも自分の考えを上にしている領域はないだろうか? 高慢になっている領域はないだろうか?もっと自分を解放するために必要な啓示やカウンセリングを受けるのを阻むプライドに起因する不安全感(インセキュリティ)はないだろうか?

第二日:預言の言葉をしっかり握って戦え!第一テモテ1:18−19「わたしの子テモテ、あなたについて以前預言されたことに従って、この命令を与えます。その預言に力づけられ、雄々しく戦いなさい、信仰と正しい良心とを持って。ある人々は正しい良心を捨て、その信仰は挫折してしまいました。」を暗唱する。又、出エジプト23章も読む。

預言的啓示は、神の子たちが「今、ナウな」考えのプロセスを経験するために用いられる。預言的啓示や啓発は、聖書に書かれているみ言葉の原則と矛盾することは決してない。しかし今日語られる神のハートから啓示は、今の時代にこの世の敵を打ち負かす力を与える。

次の神からの預言のみ言葉を読み、次のことを自問せよ。:「このみ言葉は自分の状況にどのように当てはまるのだろうか?自分はどれほど奪われているだろうか?私の手は繁栄をもたらしているだろうか?敵に 正面から立ち向かっているだろうか?自分のまわりにいる天使が助けてくれることを認識しているだろうか?」

主のみ言葉:おまえが獲得しようとしている神から約束や、周りで荒れ狂っている戦いに関して、自分の悟りにたよるな。戦利品の律法を今おまえの中にわたしはつくっている。それによってわたしが与えてある畑を支配するようになる。わたしと共に見張れ! わたしはおまえのために多くの財宝を次のシーズンのために安全に確保してある。この財宝を確保するために新しい方法で見張ることを学ばねばならない。おまえが歩く新しい道をつくるのに必要なステップが整えられるために、まずおまえの祈りをわたしに整えさせよ。この道の上には、来たるべきシーズンのためにおまえの宝の箱を一杯にする宝を具える。

今は「神がくださった戦利品を私は取仕切る!」と宣言するときだ。わたしの前に両手を伸ばせ。おまえにつかませようとしているものを見せよう。将来を保証するための幾倍もの資源を手にいれる方法を教えよう。ある者たちには、それはドアノブのようであろう。また、ある者たちにはそれはレバーであろう。また、ある者たちにはピンであろう。また、ある者たちには鍵であろう。わたしが用意してあるものをつかみ取る、時と場所を見つけるまでしっかり見張れ。

今の揺り動かされるシーズンにわたしはおまえを揺さぶり、おまえの中に入ってしまった不信仰が揺さぶられて出て行き、毒が抜かれるようにする。いまは神の解毒のシーズンだ。多くの者は食べるものも変えられるであろう。多くの者は敵の計画に自分の考えを同意させてきたことに気がつくであろう。わたしは批判し不平をいう不信仰の霊の毒をおまえから抜きさる。

天使の助けを与える。まだ知らなかったおまえと共に歩く天使を送る。助けを送るのは、おまえが進み続けられるように、再編成されるように、回復するように、入って来れるように助けるためだ。それは神による再編成と回復の始まりだ。

見張れ!見張れ!敵はおまえを征服することを計画したからだ。しかしわたしはその敵の手

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