01 02月
主の剣のシーズン―勝利へと前進せよ! ボビー・コナー 2月1日
主の剣の年―勝利へと前進せよ!
ボビー・コナー
過去12年間、贖いの日(the Day of Atonement)に毎年主イエス・キリストが私に現れてくださいました。主とのこの預言的な出会いによって私は世界に起ころうとしている出来事に対する洞察を与えらてきました。
勝利に向かって進む
去年の贖いの日、私は静かに主を待ち望みはじめました。突然、大きなヒュッヒュッという音で静けさが破られました。すばやく私は右肩越しに振り返って見ますと、そこには非常に強烈に輝く光があり、目がくらみました。
真昼の太陽よりも強い光でした。この光の中に主が右手にキラリと光るかみそりのように鋭い抜き身の剣を持って立っておられるのが見えました。主は剣を頭上高く掲げ、主の口から力強いはっきりした命令が放たれました。
「進撃!勝利に向かって前進せよ!」主の声には大変な力があったので、天と地が揺るがされました。
神の御霊は、私たちが霊的なまどろみから目を覚まして立ち上がり、持ち場について前進するようにと鼓舞しておられます。前進とは、前に進むことです。真理の御霊は私たちが進むべき道をはっきりと示してくださいます。私たちが目指すところは「キリストに似た者となる」ことであることを先ず理解せねばなりません。主のご性質を十分に頂いたとき、初めて私たちは苦しんでいるこの世界を愛することが出来るのです。この愛によってのみ、私たちが主の弟子であることをすべての人たちが知るようになるのです。
ヨハネ13:34-35「あなたがたに新しい戒めを与えましょう。あなたがたは互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、そのように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。 もしあなたがたの互いの間に愛があるなら、それによって、あなたがたがわたしの弟子であることを、すべての人が認めるのです。」
正義と裁き
真理の御霊は「主の剣」に関する洞察を与えてくださいます。万軍の主を仰ぎ見る備えをしなさい。
ヨシュア5:14「すると彼は言った。『いや、わたしは主の軍の将として、今、来たのだ。」そこで、ヨシュアは顔を地につけて伏し拝み、彼に言った。「わが主は、何をそのしもべに告げられるのですか。」」
又、御霊は神の義、神の裁きについても理解を与えてくださいます。
さて、ヴィジョンの続きをお話しましょう。主が剣を高く上げられているのを見たとき、主が正義と裁きを実行しようとされておられることは明瞭でした。しかし、主の意図されるところが何であるのかは分かりませんでした。私の心臓があまりにもドキドキするので身体中が震えました。一人の人が身体を様々な縄やチェインで縛られているのが見えました。主が彼に近づかれるのを私はじっと見ていました。私は直観的にその人が今の教会を現していることを悟りました。剣を高く上げ、主は今にもその人を打つように見えたので、私は思わず大きな声を出してしまいました。
「おお、主よ、今はあなたの大いなる裁きのときなのですか?」と私が叫ぶと、主は力のこもった確信のある声で、「いや、そうではない。私は剣を抜いて正義をもたらそうとしているのだ。剣は罪の束縛の縄を断ち切り、神の民を解放し、戦場に馳せ参じるようにするのだ。」といわれました。
主の剣と剣の主
私たちは今すでに、主と御霊の剣のシーズンに入っていますので、数年前に私が経験した預言的な出来事をお話したいと思います。この主との出会いを思いだす度に、私の心は、もっと親密に主と歩みたいという願いで掻き立てられます。なぜならば、主が私たちの人生に最高のプランと目的を持っておられるの私は知っているからです。私たちは心からの祈りは、「主の剣と剣の主に関するもっと深い理解を与えてください。」というものであるべきなのです。
カリフォルニア州サン・ジョゼにいた2001年2月22日の未明のことですが、私は鮮明な夢を見ました。それは非常に生生しく強烈だったので、衝撃をうけて私は目を覚ましました。時計を見るとキッチリ2時22分でした。かなり長い間その夢について思いを巡らしていたのですが、やがてまた深い眠りに落ちました。本当に驚いたことには、5時55分にまた、全く同じ夢を見たのです。前にもましてそれは強烈でした。
全く同じ夢を2回見たという事実に私は衝撃をうけました。非常に驚いたので、ノース・キャロライナにいる預言者仲間のボブ・ジョーンズに電話をして、夢の話をしました。ボブは私の電話に少なからず驚いたようでした。そして「信じられないと思うけど、私もほとんど同一の夢を昨夜見たんだよ!」というのです。
神が同じ夢を複数の人に与えられるときは、それに注意を払うことは非常に重要です。神の御霊が同じことを語っておられるからです。聖書には、すべての事実は二人または三人の証人の口によって確認されると言っています。(IIコリント13:1)
私と一緒に次の祈りをしてください。
「神よ、御霊が教会に言っていることを聞く耳をください。そしてあなたの召しに喜んで応える心をください。」
夢の内容
私は大勢の人の中に立っていました。それは空港の中の通路のような広い通路でした。人々はお互い同士挨拶をしたりお喋りをしたりしていました。そこにいるだけで十分満足している様子で、そこからどこかに行くことは頭にないようでした。
突然、13メートルほど向こうにイエス・キリストが現れました。人々は主が近づいてこられるのに全く気づかず、無関心で、くだらないお喋りを続けていました。主は決意に満ちた様子で、大きな輝く栄光の剣を右手にもって私のほうに歩いてこられました。剣は真っ赤に燃えるように輝き、かみそりのように鋭いものでした。主は私の真ん前まできて止まりました。剣を頭上高く振り上げて「剣に口づけをするときだ!」とはっきりと言われました。
これは強い指令であり命令でした。こう言いながら主は剣を顔の高さまで下ろし、ご自分の唇につけられました。
そして、「剣に口づけしなさい!」と命令されました。私は顔を近づけて、剣に口づけする用意をしました。剣はイエスの唇に平らにつけられていました。私が前かがみになって剣にキスしようとしたとき、主は剣の向きを変えられて非常に鋭利な刃が主と私の唇に当たるようにされました。私はその鋭い剣の刃に唇を近づけるのをためらいました。主は私のためらいを察して、「わたしの恵みはあなたに十分である。あなたに代わって私が痛みを負った。」と言われま