ジュディス夫人快方に向かう
ジュディス夫人は危機を脱し快方に向かっています。
皆様のお祈りを心から感謝します。ヘンリー・グルーバー師より「皆様のお祈りが聞かれたと信じます、心より感謝します、くれぐれも宜しくお伝え下さい」とのことでした。しかし、未だ血糖値が500とかで非常に高く、夫人のために続けてお祈りいただけますようお願い致します。取り急ぎご報告まで。坂 達也
ジュディス夫人は危機を脱し快方に向かっています。
皆様のお祈りを心から感謝します。ヘンリー・グルーバー師より「皆様のお祈りが聞かれたと信じます、心より感謝します、くれぐれも宜しくお伝え下さい」とのことでした。しかし、未だ血糖値が500とかで非常に高く、夫人のために続けてお祈りいただけますようお願い致します。取り急ぎご報告まで。坂 達也
「時のしるし」―今、主はあなたの心を聖める
最近、しばらく振りにモーニングスター(リック/ジョイナー師)の「今週のビデオ」を開いて、最近録画された5分程の短いボブ・ジョーンズ師の話を聞きました。
彼は主からヨハネ9:37−40を見るように示されました。
【新共同訳】ヨハネ9:35−40
◆ファリサイ派の人々の罪
9:35 イエスは彼(イエスに癒された、生まれ付き盲目であった男)がファリサイ人たちによって)外に追い出されたことをお聞きになった。そして彼に出会うと、「あなたは人の子Son of Godを信じるか」と言われた。
9:36 彼は答えて言った。「主よ、その方はどんな人ですか。その方を信じたいのですが。」
9:37 イエスは言われた。「あなたは、もうその人を見ている。あなたと話しているのが、その人だ。」
9:38 彼が、「主よ、信じます」と言って、ひざまずくと、
9:39 イエスは言われた。「わたしがこの世に来たのは、裁くためである。こうして、見えない者は見えるようになり、見える者は見えないようになる。」
9:40 イエスと一緒に居合わせたファリサイ派の人々は、これらのことを聞いて、「我々も見えないということか」と言った。
主が言われる。今は非常に危険が迫っている時。それは特にアメリカの情勢、ひいては世界情勢において。又、個人的にも霊的、精神的、肉体的に非常に危険な時である。そのような時期にあって、今、主はクリスチャン(選ばれた者)のあなたの内にある「貴いもの」と「そうでない一切の汚いもの」を選り分けて、汚いものを除去する作業が必要であることをジョーンズ師に強調したそうです。つまり、一切の「神からでないもの」を今こそ、あなたの内から排出するようにと言う緊急のメッセージです。
自分は何でも分かって見えていると自負するパリサイ人のようであっては、これからの危険な時期を乗り切ることは出来ない。むしろ、この盲目的にメサイヤを信じる(「ブラインド/フェイス」を持つ)元盲目であった男がイエス・キリストだけを信じ、自分を空っぽにしてイエスだけを頼りにする故に、彼は「眼が見える」ように開かれた。この人のような信仰だけに頼って生きる必要があることを人々に伝えるようにと、ジョーンズ師は命じられたそうです。
それで思い起こされるのは、しばらく前5月15日に掲載したフランシス・フランジペン師の「聖い心とオープン・ビジョン」のメッセージです。私はこのフランジペン師の記事は最近では最も重要なメッセージであったと思います。もしよろしければ、ぜひご再読をお勧めします。
そこで本日は、特にその中から下記の部分を引用したといと思います。
まことのイスラエル人は霊で見ることができる
イエスはナタナエルのことを「これこそ、ほんとうのイスラエル人だ。彼のうちには偽りがない。」(ヨハネ1:47)と言われました。イエスがこのように感嘆したこの若い弟子はどのような人物だったのでしょうか。この若者の心の中には狡猾さや偽りがなかったのです。私たちもこのような清さを持ちたいものです。ナタナエルは「内側の目」を持っていました。彼は自己欺瞞に陥らないように自分を護っていました。私たちは内なる真理をしっかり握っていれば、外にある真理を認知することができます。ですから、ナタナエルはイエスを見てこう宣言しました。「あなたは神の子です。あなたはイスラエルの王です。」(49節)
イエスはナタナエルに言いました。「あなたは、それよりもさらに大きなことを見ることになります。まことにまことにあなたがたに告げます。天が開けて、神の御使いたちが人の子の上を上り下りするのを、あなたがたはいまに見ます。」(50—51節)ナタナエルが清くまっすぐな心を持っていたので、必ずオープン・ヴィジョン(霊の世界を見る目)が 与えられることを主は知っておられたのです。オープン・ヴィジョンは清い心の当然の結果です。罪と戦う人たち、偽りを憎む人たち、聖さの中を歩むことを熱心に追い求める人たち、あなたがたの努力は神を見るための準備です。あなたがたは天が開くのを見るでしょう。(引用終わり)
フランジペン師の言わんとするところは、ジョーンズ師のメッセージに共通する、特に今必要なメッセージであると思います。
ところで、私はヨハネ9章を開いているうちに、次の10章に眼が移り、9章の終わりの箇所と関連する重要なメッセージがイエスによって語られていることに気付かされましたので、それを引用して終わります。
「『はっきり言っておく。羊の囲いに入るのに、門を通らないでほかの所を乗り越えて来る者は、盗人であり、強盗である。門から入る者が羊飼いである。門番は羊飼いには門を開き、羊はその声を聞き分ける。羊飼いは自分の羊の名を呼んで連れ出す。自分の羊をすべて連れ出すと、先頭に立って行く。羊はその声を知っているので、ついて行く。しかし、ほかの者には決してついて行かず、逃げ去る。ほかの者たちの声を知らないからである。」イエスは、このたとえをファリサイ派の人々に話されたが、彼らはその話が何のことか分からなかった。
イエスはまた言われた。「はっきり言っておく。わたしは羊の門である。わたしより前に来た者は皆、盗人であり、強盗である。しかし、羊は彼らの言うことを聞かなかった。
わたしは門である。わたしを通って入る者は救われる。その人は、門を出入りして牧草を見つける。盗人が来るのは、盗んだり、屠ったり、滅ぼしたりするためにほかならない。わたしが来たのは、羊が命を受けるため、しかも豊かに受けるためである。である。門から入る者が羊飼いである。
門番は羊飼いには門を開き、羊はその声を聞き分ける。羊飼いは自分の羊の名を呼んで連れ出す。自分の羊をすべて連れ出すと、先頭に立って行く。羊はその声を知っているので、ついて行く。しかし、ほかの者には決してついて行かず、逃げ去る。ほかの者たちの声を知らないからである。』
イエスは、このたとえをファリサイ派の人々に話されたが、彼らはその話が何のことか分からなかった。イエスはまた言われた。
『はっきり言っておく。わたしは羊の門である。わたしより前に来た者は皆、盗人であり、強盗である。しかし、羊は彼らの言うことを聞かなかった。わたしは門である。わたしを通って入る者は救われる。その人は、門を出入りして牧草を見つける。盗人が来るのは、盗んだり、屠ったり、滅ぼしたりするためにほかならない。わたしが来たのは、羊が命を受けるため、しかも豊かに受けるためである。』」(ヨハネ10:1−10 新共同訳)
私たち羊は、羊飼いの声だけを聞いて、他の声に惑わされないことです。他の声とは盗人、強盗と言う人間の声(それに自分の声も含めて)であり、悪魔のささやきでもあります。眼のよく見えない羊は自分の羊飼いの声だけを頼ります。(終わり)
ジュデイス/グルーバー夫人のためにお祈り下さい
先程ヘンリー師と電話で話しましたが、ジュデイス夫人が悪性の流感にかかって、これで一週間経ちますが、身体の衰弱がひどく、今では耳元そばで話さないと聞こえない、返事もままならない状態だそうです。特に心臓と腎臓、肝臓が元々弱っていますから、かなり危険な状態のようです。ぜひお祈り下さいますようお願い申し上げます。 坂 達也
娘の亜理子からのその後のご報告
先回、私たちの娘が仙台に参りましたことをご報告しましたが、その後、娘がおります森郷キャンプに大勢の皆様から救援物資を お送りいただきありがとうございました。遅ればせながら娘に代わりまして厚く御礼申し上げます。
その後娘は元気でボランテイアの仕事を始めております。以下は娘からの3回目のレポートです。 本人は日本語を何とか読めますが、書く方が完全ではありませんので、英語で書いたものを母親の柚実子が日本語に訳したものです。ご高覧いただければ幸いです。どうぞ引き続き皆様のお祈りをよろしくお願い申し上げます。尚、物資の方は今のところ特別に必要な品目はないようです。今後ともよろしくお願いします。 坂 達 也
ニュースレター 2011年5月29日
先週、森郷キャンプ場から14人のボランティア全員で 石巻市に行ってきました。石巻の小さなキリスト教会(10名)が被災者に支援物資を配る準備をするための助けを必要としていたからです。物資を仕分けして配置するだけで木曜日一日かかりました。幾部屋かと廊下は天井まで人々から送られてきた物資の箱で一杯でした。大きな部屋を「お店」にして、缶詰、飲み物、石けん等の生活用品、学習用品、下着などの部門に区分しました。「お店」が開いたら、「お客さん」は一人につき7品を選ぶことができます。
私は牧師のお嬢さんにどうして7品だけなのかと聞きました。彼女の答えはこうでした。以前は15品、次に10品選べるようにしていました。でも自分が何を欲しいのか選ぶのにみんな時間が懸かりすぎて、多くの人に利用してもらえなかったのです。それで7品と決め、一度に6人だけ「お店」に入ってもらうと一番効率よく、その結果沢山の人が「買い物」が出来るということが分かったのです。又、それぞれが 一番必要なものを自分で選ぶ自主性を尊重しているということでした。
「お店」が金曜日の正午に開店することを知らせるチラシをそこら中に貼りました。朝の5時から並んでいた人たちがいたのですよ! 近所の人たちが多かったですが、自転車で2、30分かけて来た人も沢山いました。長い列が出来ましたが、みんな礼儀正しく辛抱強く待っていてくれました。私の役目は待っている人たちに冷たいお茶を配り、話をすることでした。いいお天気で大分暖かく、待ち時間が長かったので、沢山の人がお茶を受け取ってくれました。そしていろいろな人と話をすることができました。
CRASH Japanでは被災者と話すときは彼らの気持ちを尊重し謙虚に耳を傾けるようにと教えています。彼らが大変に恐ろしい経験をしてきたことを、私たちは絶えず覚えなければなりません。愛する人や家を失ったかもしれない事に気を配らねばなりません。私たちは正面切って どんな体験をしたのかと聞くことはしません。でも私たちに彼らの話を心から聞く姿勢があることがわかると、自分が通ってきたことを堰を切ったように話してくださいます。カタルシスなのでしょう。CRASHは「こころのケア」と言っていますが、被災者はまず食料や寝る場所など基本的な必要が満たされた後、次にはこころのケアを必要としているのです。
私が最初に話した女性の方は、津波の中を泳いで助かったことを話してくれました。彼女が難を逃れてある 家屋に入っていくと、そこには他の人たちも避難してきていました。お互いに見ず知らずの8人が次の4日間、 大きな水のボトル一つとりんご一個だけで身を寄せ合って暮らしたのでした。彼女は現在避難所で暮らしていますが、その日の朝早くに仮設住宅のくじの結果を見に役場に行きました。そして「今回も当たらなかった。自分は独身なので 仮設住宅に入れるのは多分一番最後になると思う」と言っていました。彼女は、管首相が8月末までにすべての人が仮設住宅に入れなければ首相の座を退くと言った言葉をしっかりと見守ると言っていました。
又、山口さんという男性の方は、私がハワイから来たことを他の人に話しているのを耳にして、彼が何年も前にハワイに来たときのことを熱心に私に話し始めました。それがすむと彼の被災経験を話してくれました。彼は新幹線で東京から石巻に帰るところで地震にあいました。列車は停まり電気は消え、各自が自分でどうにかせねばなりませんでしたが、津波で東北地方の多くの道路は流されてしまっていました。彼は 神奈川県の実家になんとか辿りつき、そこで一週間をすごしたあと、やっと石巻まで連れて来てくれる人を探すことができました。その間ずっと奥さんや子供と連絡がとれず、彼らの生死もわかりませんでした。でもやっとある知人が電話をしてきてくれて、彼の奥さんと子供が無事で友人宅にいることを告げる貼り紙をある避難所で見たと教えてくれました。彼は東京から沢山の必要品を持ち帰って家族と再会することができました。
この日の写真はありません。というのは、被災者の気持ちを尊重することの一つとして、写真を撮らないことがあるからです。彼らにとってこれは大災害後の現実であり、見物の対象ではないし、 思い出にしたいようなものでもないからです。「お店」で人々がトイレットペーパーとか靴下のように基本的なものを未だに選んでいるのを見て、私は彼らの置かれている現実を新たに知りました。東北地方の人たちが普通の生活に戻るためには長期にわたる援助が必要であることを感じました。
先週私は、 森郷キャンプでやり始めたヴォランティアのスケジュール表を完成するために東京で仕事をしました。CRASHの東京本部がヴォランティアを希望する人に対してどのように対応するのかを学ぶ必要もありました。 東北地方にある他の3カ所のCRASHのベースキャンプでもこのスケジュール表が使えるように適応させようと思っています。これからの数週間は、時々は被災現場での活動もしながら、主にCRASHのためにいろんなチャートやマネージメントを助けるものを作っていくことになりそうです。
私は少しホームシックになりかけで、先週は風邪もひいてしまいました。でも6月4—11日は韓国旅行に行くので楽しみです。次のニュースレターで報告させていただきます。元気になって帰ってきてヴォランティアの仕事を心新たに頑張れるようと願っています。
東北より愛をこめて 亜里子
東北大震災への思い
坂 達也・柚実子
私たちは外国に住む者として、被災地の深刻な状況が刻々と報じられるにつれ、祈ること以外には何も出来ないことに不甲斐なさと焦りを感じて参りました。
そうした折に、先日突然でしたが、私たちの住むハワイに福島から15名の方が一時避難して来られました。牧師ご家族を含めて4家族、大人8名と子ども7名(12歳から4ヶ月の幼児まで)です。その方たちから現地の様子、特に原発による放射能被爆の問題の深刻さを詳しく聞くことができたことも幸いでしたが、それにも増して、僅か11日間の滞在でしたが、こちらで被災者の皆さんに多少のお世話が出来ましたことを主に心から感謝している次第です。
福島の放射線被爆はこれからもっと深刻になる長期戦が予想されていますが、それと同時に、最も大きな地震と津波の直撃を受けた宮城県の海岸部での被害と被災者への対応も急務のようです。
実は、このような状況下、ハワイにおります私たちの娘が、今回日本の被災地に働きに参ることになりました。娘は、たまたま今まで働いて来た会社を奇しくも3月11日で退職することになっておりましたが、これは主のタイミングと導きであることを強く示され、この5月中旬から仙台の近くにある日本バプテスト利府キリスト教会(松田牧人牧師)が経営する森郷キャンプ場内の CRUSHJAPAN と言うミニストリーに参加することとなりました。
この団体は海外からの被災地応援物資と共に外国人ボランティヤーが今大勢来ており、その物流と人流の配送と割り振りのアレンジをしているそうです。その仕事のために少し長期に滞在出来るバイリンガルの働き手を求めていることが分かり、娘はこれに応募した次第です。
この宮城県利府町は釜石の近くにあって最も被害を受けた地区の一つです。
就きましては、未だ娘が着任する前ですが、松田牧師より下記の物資が目下必要であるとのことで、具体的なリストを送ってこられましたので、もしご支援いただける方がおられましたら、少しでも結構ですので、品物を宅急便等でお送りいただければ幸いと思いご一報申し上げます。どうぞよろしくお願い致します。
1)今、特に現地一帯で不足しているのは乾電池で、どのタイプも必要ですが、特に単1、単2のタイプが手に入りにくいそうです。
2)その他の支援物資として、バケツ、モップ、デッキブラシ、雑巾、長靴、ゴム手袋、箱ティッシュ、下着(男性用、女性用)、バスタオル、水 等をお願いできればとのことです。
送り先は 宮城県宮城郡利府町森郷字惣ノ関北56−2 森郷キャンプ場気付
CRASHJAPAN 坂 亜里子 宛
私たち夫婦も出来るだけ早い機会に現地を訪ねるつもりです。このミニストリーのためにどうぞよろしくお祈り下さい。尚、ご質問があれば、私たちの方にメールでお問い合わせ下さい。
坂 達也・柚実子