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24 10月

アメリカの歴史が今変えられようとしている        坂  達 也       2016年10月24日


アメリカの歴史が今変えられようとしている

 

 ピアース師の預言と、一つの崇高な罪の赦しの行為のご報告

 

                    坂  達 也

 

 

 この数日アメリカでは、重要と思われる二つのことが起こりましたのでご報告致します。その一つは最近のチヤック・ピアース師の預言です。

 

10月21日金曜日

 

しっかりと備えておられる皆さんへ

 

 私は、このオハイオ州ミドルタウンで行われたダッチ・シーツ師の「天にアピールするカンファレンス」でのミニストリーを終えたところです。昨夜のセッションは信じられない程のものでした。

 ダッチ師は、私が今年の春の過ぎ越の祭りで預言した主のことば「今年4月25日から10月20日迄の期間は、アメリカが過去160年から170年間の間で起こる最も騒乱と混乱の激しい時となるであろう」の一部を講壇から読みましたが、その後、私は神の聖霊に導かれ、次のように預言しました。それは「天の風が今地上に吹かれつつある」という主からの預言です。私たちは今、新しいシーズンに入っているという事実を理解しなければなりません。

 

 

急の主の預言「天の風が今地上に吹かれつつある」

 

 主は云われる。「過去八年間、わたしは天において強い風を再三吹かせて来たので天はかき立てられた。(「かき立てられる」が三度くりかえされる)しかし今、地上の領域にその風を解き放つので地はかき立てられる。しっかりと(飛ばされないように)自らを支えなさい。もう一度云う。飛ばされないようにしなさい。(三度くり返して云われる)この強い風は、過去八年間地上に吹くのをわたしが押さえて来たものだ。なぜなら、わたしが押さえて来る一方、あなた方はそれを早く吹かせて欲しいと願って来たから、今その風を解き放つ。わたしはあなた方が八年間求めて来たことに対して応える。

 これから吹く風(複数)は、わたしに忠実であった者たちを一つの軍隊として集め始めるであろう。これらの人たちは、自分が属するとは全く思ってもいなかった場所に集まって来るであろう。それは逆境という風が、後に「歴史の流れを変えた主の軍隊」と云われる軍隊を生み出すのである。

 

 今夜、そして今週から、あなたがたは地上に状況の変化の転換点となる風を地上に吹かせ始め、今後の成り行きを再編成するであろう。国々は今他の国々との協力関係を再編成し始める。しかしわたしは、あなたがたを今迄しばって来た、その見せかけの外観を吹き飛ばすであろう。

あなたがたが転換点となるこの州に今集結しているので、わたしは八年間待って来た転換の風を解き放ち吹きつける。今から来年の五月までに起こることが(あなたがたがわたしを尊び始め、わたしとともに歩き、わたしと共に結集する時に)今迄敵の手で出現を阻まれてきた一つの(新しい)国を造り出すであろう。これから地上に吹く風が、今までこの国を支配してきた敵の戦術の手の内を暴露する。敵がこの地(アメリカ)で優勢を振るうことは最早ない!」 ーー以上です。

 

 次にお伝えしたいのはリック・ジョイナー師が4日程前の師のフエイス・ブックに次のような記事を書いていたことです。

 

過去にアメリカ原住民と結んだ条約をアメリカ政府がことごとく

破った大罪を一千のアメリカ原住民部族が赦すことを宣言した

 

 本日10月21日は、アメリカの歴史上で最も重要な事の一つが起きた日として記念されるでしょう。この日に一体何が起きたのでしょうか。それは、北アメリカとカナダの一千のインデアン部族を代表する人たちが本日、ワシントンDCの広場に集まり、ある特別の式典が執り行なわれたからです。それについて、その集まりの主要コーディネーターであるネジエル・ビグポンド酋長はこう言います。

 「私たちインデアン部族は、アメリカ政府が過去においてインデアン部族と結んだ条約をことごとく破ったという事実に対し、アメリカ人が望むか望まないかにかかわらず、そのすべての条約破棄の罪を赦すことを宣告することにした。」と説明します。 その理由を問われたとき彼は、「アメリカ政府が、私たちと結んだ条約をことごとく破った罪の結果として発生した『のろい』によってアメリカが苦しむという報いを、これ以上見るに耐えないからである」と述べました。

 聖書には、人が結んだ誓いや条約を破れば、その地にのろいをもたらすと書かれています。本当にアメリカはこののろいによって苦しんで来たのでしょうか。そうです。その通り、全く深くのろわれて来たのです。今アメリカが直面しているどの大きな危機をとってみても、すべて原住民をその閉じ込めた居留地の中で耐え忍ばせ苦しませて来た条約不履行の罪と関係があるのです。

 

 これは真実です。国家が犯した最も大きな不正行為が目下真剣に取り沙汰されています。(訳者注:大統領選挙戦を通しての意味)しかもそれが非常に大きなこととしてです。たとえ不正行為が何世代も前に起こったことであっても、その報いとして今でもその傷の膿みが身体全体を毒することが現実に起こり得るのです。

 私はこのネジエル・ビグポンド酋長を長年親しく知っておりますが、彼は今迄一度も犠牲者メンタリテイーとか恨みの感情を私に見せたことはありません。私は彼を「最もハッピーなインデアン」と呼んでおりますが、彼は卓越したリーダーであり些細なことに捕われたり、それで時間を無駄にするような人ではないからであると思います。

 本日、一千のアメリカの原住民部族が、私たちアメリカの国が彼らに犯したこの上ない卑劣な罪を赦すと言ってくれるのです。それは私たちアメリカ国民がこれ以上アメリカの政治家が犯した罪によって苦しむのを見るに耐えない、というのです。

 

 こんな高貴な話を聞いたことがありますか。私たちがみなそのように振る舞うならこの世はどれほどよくなることでしょうか。

  ―— 以上がジョイナー師の書いたフエイス・ブックの記事です。

 

 ここからは私の意見です。

 

今回の大統領選挙によってあばかれたこと

 

 さて、ここに報告させていただいた二つの報道が同じ日か一日前後して起こったことに私は注目します。なぜならピアース師の預言と同時に、その預言の通りに、アメリカがすべき、すばらしいことが今アメリカで起こったからです。

 率直に申し上げて、後二週間も残されていない今回の大統領選挙は、多くの人がここまでひどい選挙は見たことがないと言う通りの泥試合となりました。旗色はトランプ候補が益々悪いことになっています。彼は確かに人格的に欠点が多いのですが、過去はどうであれ、今の彼は、最近救われたベービークリスチャンとして、まともな神を愛する人間になりつつあると確信します。政策的には彼の方がはるかに保守的で、真ともです。一方のクリントン候補は想像を超える無責任なリベラルな考えで、この人が選ばれたらと思うと背筋が寒くなります。

 

 本当のアメリカの問題はヒラリー・クリントン候補にあるのです。彼女がどれ程うそを平気でいう人であるかはほとんどの日本の皆さんには想像ができないと思います。それはフランクリン・グラハム師ですらはっきり認めています。

 理由は、ワシントンの政府は勿論のこと、政界から、財界、それにメジャーなメディヤがこぞってクリントン候補になびいて癒着しているからですー正直なところアメリカがこれほど迄にモラルが堕落・腐敗しているとは思いませんでした。政府の高官からFBI に至るまで憲法は無視する、汚職と不正行為が堂々とまかり通る、これは悪魔に完全に操られた姿としか思えません。ピアース師の預言の意味を「神が、過去八年(オバマ政権)の間、天は地のことを人間に任せて来た結果がここまで悪くなれば、もうこれ以上は我慢出来ない」と云われていると受け取るとしても私は反対しませんし、反対出来ません。ウキリークがあばきにあばいても、この八年間、余りにも不正が堂々と行われて来ましたから、人々の感覚は麻痺していて「トランプはもっと悪人だ」と云えば民衆は黙ってしまう状態です。そうしてクリントン候補が夫婦で海外からどれ程不正による資金集めをして来たかが今どんどん明るみに出されています。日本なら彼らは国賊扱いを受けるでしょう。

 しかし、もしこの選挙でクリントン候補が選ばれるとしても、私は当然ながら神を全面的に信頼しています。神はアメリカをもっと悪くした上で、抜本的・奇跡的に回復させる神であることを疑いません。しかし、これからの最後の二週間足らずで、神がなさることに期待しています。

 

大リバイバルが近づいている

 

 最後に私の結論を申し上げたいと思います。アメリカが、最近にない程のひどい「人間性の腐敗・堕落」に堕ちたことは、いよいよアメリカに、いや世界に今迄に無いスケールのリバイバルを神が起こされる状況が整いつつあると言うことではないでしょうか。神は八年間こうなるのを涙ながらに待っておられたのです。そして、ついに神が動かれ始めるといわれるのです。リバイバルの時が近づいています。ぜひお祈りください。(終り)

 


25 07月

アメリカのクリスチャンの政治家から学べること             坂  達 也


アメリカのクリスチャンの政治家から学べること 

 

                坂  達 也

 

 先週から今週に掛けて、今アメリカでは大統領選挙の山場の一つである、二つの政党がそれぞれ大統領候補を最終的に選ぶ党大会が行われています。そこで先週行われた共和党の大会で起こったことの一つをお伝えしたいと思います。

 ご存知の通り、共和党はドナルド・トランプ氏を最終候補として選びました。しかしそこに至る迄、特に初日にトランプに反対する人たちが会場の内外で相当激しいデモを行い、不穏な空気に充たされましたが、幸い大事に至らずに無事終了しました。

 トランプ反対派の主流は、既に選挙から降りた二番手のテッド・クルーズ候補を押す人たちでした。全体の票数から見てクルーズに勝ち目がないことは明らかでした。通常党大会では、既に確定がほぼ決まっている presanptive 候補者が、大会で演説する顔ぶれを選ぶことと共に、その内容をチェックすることができます。大概の場合は、自分をサポートする人だけが演説するように選びますが、トランプは、クルーズが彼に反対の態度を崩さないことが分かっていても、彼が壇上から演説する事を許しました。それは二つに割れかけた党を最終的に一致させることが今は最も重要な時であり、トランプがクルーズに握手の手を差し出したのですが、クルーズはそれを受けなかったのです。誰の目にも彼がいかにトランプからひどいことを言われたかをよく知っております。しかしクリスチャンであれば、いつまでも根に持たず相手を赦し、この際は特に党の一致のため、クルーズがトランプに投票すると言うか、あるいは自分を押している人々をなだめ、反対をこれ以上しないように呼び掛けることが期待されましたが、残念ながらそれは実現しませんでした。今回の選挙では候補者が保守的クリスチャンであるかどうかが大いに問われました。そして、クルーズこそがその保守的候補に最もふさわしいと言われていただけに、会場は大きな失望の色が隠せず、多くのクリスチャンからこれで将来クルーズが大統領になる可能性ー政治生命は終わったとまで批判されました。

 

今は世界中で非常識な迄の考えられないような悪行が氾濫しています。それを見て嘆き憤り、批判することは誰でも出来ます。しかし、そこでクリスチャンと未信者との差が出てくるとすれば、クリスチャンは相手が非行を犯せば犯す程その人のために祈り、とりなすはずであることが聖書に書かれていることです。そのことをフランジペン師が非常にタイムリーに説いていますのでご高覧下さい。

 

あなたはどのような者になりつつあるか − クリスチャンのパリサイ人になってはならない

 

                   フランシス・フランジペイン

 

 ルカは12使徒の名前を列挙していますが、イスカリオテのユダに関して、6:16で「後に裏切り者となったイスカリオテ・ユダ」(新共同訳)と言っていることが私は意味深いと思います。

まず一つの質問をさせてください。 これは真面目な問いであり、あなたが自分に問う最も重要な質問かもしれません。あなたは今どのような者に「なりつつありますか becoming 」? イスカリオテ・ユダは「裏切り者となった」使徒でした。彼は他の使徒と同じように「病人を直し、死人を生き返らせ、らい病人をきよめ、悪霊を追い出して(マタイ10:8)」主に大いに用いられていました。彼はイエスと個人的に共に歩む興奮と喜びと力を味わい、奇蹟、しるし、不思議を多く見たのです。

しかしユダには重大な性格の欠点、即ち道徳的弱さがありました。神に重用されていたにもかかわらず、ユダは「盗人であった(ヨハネ12:6)」と書かれています。彼はお金を収納する箱からお金をくすねていたのです。私たちはしばしば「主はそれが何であってもその罪を指摘し問いただされるに違いない」と考え勝ちです。しかし私たちが繰り返し犯す罪に対して何も言わずに沈黙されることによって、主はご自分の叱責を表される場合があるのです。ユダは自分がしていることが悪いことを知っていましたが、イエスはそれに関して直接咎められませんでしたので、彼は自分の罪の重大さを過小評価していたのです。彼は「お金をくすねることが本当に悪いのならば、神は私に奇蹟など起こさせるはずはない」という理屈をつけていたのかもしれません。

 

少しのパン種が粉全体を何と大きくふくらますことでしょうか! 私たちがあまり注意を払わない比較的小さな罪が、私たちの人生を破壊する大きな罪になっていくのです。聖書は、ユダは裏切り者になった(became a traitor)と言っています。彼はイエスに忠実に仕えて働く者として出発しましたが、金銭のことで嘘をつき始め、遂には堕落し暗やみとなった心を内に秘めるようになったのです。ユダは裏切り者になった盗人であり、最後には自分で命を断ちました。罪に対する彼の妥協は次第にエスカレートし、遂には彼を破滅させたのです。

 

今日クリスチャンが世の中を見ると、そこには不正、不道徳、腐敗を見ます。これらを見て私たちが怒るのは自然であるばかりでなく、正当なことです。これらの罪を見て怒らないことなどありえるでしょうか。多く場合、 世界に起こっている事件、人間の言動を見る時、実際そこに地獄そのものを私たちは見るのです。

私たちがこの世の邪悪さを見て悲しむことを神は知っておられるので、御言葉は「怒っても、罪を犯してはなりません。(エペソ4:26)」と教えています。どの時点で怒りが罪へと堕ちていくのかを私たちははっきり見極めねばなりません。パウロは続けて、「日が暮れるまで憤ったままでいてはいけません。」と言っています。私たちが本当に間違っていることに対して怒ることは正しいことであり道理に適っています。しかし私たちの怒りの表現は、それに留まらずもっと高潔で、物事を贖っていく態度でなされねばなりません。

それは受け身で無関心な態度をとることではなく、積極的なとりなしへと立ち上がることです。私たちは不義に対しても同じ感情を持ちますが、「父よ、彼らをお赦しください。」という「憐れみの祈り」を祈ることを学ぶのです。

 

ステパノが石で打たれ死ぬときに、イエスを見上げて「主よ。この罪を彼らに負わせないでください。(使徒7:60)」と祈ったことを思い出します。私たちが不正に直面したとき、神がイエスの新たな啓示を私たちに与えてくださり、それによって私たちが裁きを願うのではなく憐れみを祈ることができるようにして下さいます。ステパノの「憐れみを願う祈り」によって神の恵みが解き放たれました。その恵みがサウロに流れることによって、サウロもイエスを見ることができたのです。お分かりでしょうか、もし自分が感じる怒りをきちんと対処しないならば、そしてもし不正に対して憐れみととりなしで応答しないならば、自分が決して意図しなかった何者かになっていくのをやがて見ることになるでしょう。もう一度言わせてください。ユダは裏切り者になったのです。

 

ユダは奇蹟を行う使徒から裏表のある二重生活をする者に「突然変異」したのです。私たちの怒りは、もし放っておけば同じことをします。自分が絶対なるつもりもなかった者に退化していくのです。即ち「クリスチャンのパリサイ人」になっていくのです。

パウロは「日が暮れるまで怒っていてはいけない」と警告しました。それはあたかも問題解決には長くても24時間しかないと言っているようです。(しかしそのような解釈をしてはならないのです。むしろ、日暮れ迄にはその怒りを赦し心からのとりなしの祈りに変えねばならないという意味です。)私も人生の中で私の怒りが取り去られてとりなしへと変革されるのに、何ヶ月も格闘したことを認めます。ですから皆さんも心から苦々しさが取り去られ、とりなしのための力が与えられるまで格闘し続けてください。

 

今日のアメリカには怒り憤慨しているクリスチャンが有り余っています。どうすればよいでしょうか? 私たちは憤りをとりなしへと転換させねばなりません。心に苦しみを感じたときは、それを私たちの益となるように用いねばなりません。即ちキリストと一つになって贖いの祈りをし、本当に迫害する者のために祈ることです。

感謝なことにイエスは十字架からパリサイ人を見下ろして「あなたたちは基本から学ぶ必要がある。」と批判はされませんでした。そうではなく、主は「父よ、彼らをお赦しください。」と言われたのです。驚くべきことに「彼らは何をしているのかわからないのです。」と言われ、彼らの罪をかばわれたのです。

 

教会の中に浸透しているクリスチャンの憤りは、天からのものではありません。あなたの怒りをほんの小さな罪として決して片付けないでください。それはモーセが約束の地に入る資格を無くしたのです! 物事の正否に関する憤りよりももっと重要なことがかかっているのです。 聖書的に正しい私たちクリスチャンが、道徳的に間違っている人々とどのように関わっていくかを世の人々はじっと見ています。私たちの言葉が救い主イエスのものか、それともパリサイ人のものかをじっと見ているのです。

しかし、この世が私たちをどのように見ているかということよりも更に重要なことがあります。それはキリストがどのように私たちを見ておられるかということです。主は私たちの心に何が起っているかを見ておられます。主は一人ひとりにシンプルな質問をされます。「あなたは自分がどのような者になりつつあるかわかっていますか?」(終り)


18 07月

アメリカは遂に今、激動と混沌の時に入る!  そしてこの時期が将来のアメリカを決定する       坂 達也


アメリカは遂に今、激動と混沌の時に入る!

 そしてこの時期が将来のアメリカを決定する

 

               坂  達 也

 

 去る四月に「アメリカは遂に今、激動と混沌の時に入る!そしてこの時期が将来のアメリカを決定する」と預言したのはチャック・ピヤース師です。彼は「この2016年四月二十五日から十月二十日までの期間は、アメリカが過去百六十ー百七十年の間で経験した最も激動と混乱の時となるでしょう。しかも私たちは今、私たちの将来を決定する時に突入したのです。」と語りました。私は一人の預言者が、これ程重要且つ思い切ったパワーフルな預言を解き放ったのを久々に聞きました。

 続いてピヤース師は言います。「あなた方が現在、どのように自分がキリストのからだとして主と繋がっているかをよく知らねばならない。なぜなら、キリストのからだは今のようではなくなるからである。あなたは今十字路に立っていて、どちらに曲がればよいかを知る時に来ている。今は神の御国を導くリーダー達が、今のままで留まらず、次の段階であるクリスチャンとしての真のアイデンティティーへと移行せねばならならい時である。主は『わたしは今わたしのとりなし手を必要としている。それはダビデの幕屋が今こそ地上に台頭し、認証される時代に入ったからである』といわれる。地上にある今迄のすべての宗教的なやり方は、今こそシフトしなければならない。そしてあなた方は、将来のためのわたしの模範(あるいは原型 prototype ) となる『賛美のユダ the Judah expression 』に喜んでなりなさい。」

 

「アメリカの黒人社会とアフリカの国々において、権威を得ようとして争う邪悪なムーブメントが間もなく起るが、それは、「神のことばの力 expression of God によって失墜させられるであろう。彼らの中にいるわたしの民だけが、彼らの血の中の暴力と憎悪を取り除くことができる。」

「アジアの教会が立ち上がり、今までにはなかった原型 prototype を造るであろう。イスラエルは千九百六十七年以来最大の闘争に入る。あなたは新しいタイプのシーズンに突入したのだ! ユダよ、立ち上がれ! あなたが新しいタイプのワーシップと宣言の時代にシフトするならば、わたしはあなたの敵を待ち伏せ闇討ちにする。もしあなたがそのようにシフトしないならば、敵があなたを闇討ちにするであろう。」

 

「わたしの手でわたしはあなたのために必要な事を整えるので、あなたは毎日歩みつつ、それらを見出しなさい。戦いと賛美の新しい原型、そして地上でわたしが台頭させているリーダーシップによって、わたしはあなた方の敵を必ず刈り取る。勝利のための戦略はわたしの血潮にあり、わたしの血潮は他のすべてのものを打ち破る。しかしあなたはわたしの血潮を実際に信仰で当てはめ適用しなければならない!わたしは強い者を縛り上げ、略奪物を取り返す人々を備える。」

 

「自分が何者であるかを知れ! 敵を知りなさい! しかしわたしとわたしがどのように考えるかー御心を行うことーをまず第一とせよ!」

 

 以上の驚くべき預言は発表された時点では私も見逃していましたが、7月8日に改めて Elijalist に再載されて初めて私も気が付いたのです。そこで分かったことはオーストラリヤの預言者ラナ・ヴァウザー師が「7月7日」の重要性を預言していたことでした。彼女はこの日がキリストのからだ、特に預言的賜物とか霊の目の成熟を待つ者にとって重要な打ち破りのシーズンに入る、それはあたかも霊的な幼虫が堅い殻を破って蝶蝶となって空に舞い上がることに例えられる「シフトの時」となることを主から示されていたのです。従ってこの日以来、預言の質と量が共に大きなレベルアップし始めたことを私たちも感じています。ピアース師の預言もこの日からより一層の注目を浴びる様になったと言われます。又、7月から8月に掛けて世界的な大事件が起こることを預言する人がピアース師以外に二三出て来ております。

 

深刻なアメリカの人種問題が大きく浮上

 

 そこで、上記で最初に預言された「人種問題」がアメリカで真っ先に起きたことは驚愕に値いします。特に白人と黒人間での反目が突然の様に各地で激しく再燃し始めたことです。特に白人の警察官に対する黒人の恐れと憎しみの根がいかに大きく深いかはアメリカに住んで経験してみないと理解が困難であると思います。私たちの教会に隣接するオークランド市の貧民街地区は全国でも特に悪名高い場所の一つで、暴動、殺人が日常茶飯事のように起きています。私たちの教会は黒人の割合が三割位ですので、特にその確執を肌で感じます。

 なぜ今の時期に再燃しているのでしょうか。それは確かに今に時代は悪魔があらゆる面で世の中を混乱に陥れ無秩序を挑発していることは明らかな事実ですが、それよりも神ご自身が、この問題を解決することを特にクリスチャンに要求しているからであると、ある黒人の牧師が指摘していたことに私は同意します。

 就いては今朝リック・ジョイナー師が彼のファイスブックで次の様に書いていたのをご高覧ください。

 「神はアブラハムにその子孫を通して世界中の家族を祝福する約束を与えました。しかしなぜ、神はその子孫が四百年間もエジプトの奴隷になることを許るされたのでしょうか。それは彼らイスラエル民族が世界に究極の自由を与えるために召されていたからであり、そのためにイスラエル民族自身が奴隷の経験、しかもその最低どん底で痛めつけられる経験をさせる必要があったのです。

 イスラエルは祭司の国となるために召されましたが、祭司にはいかなる「かさぶた」があってはならないと規定されていました。かさぶたとは癒されてない瑕です。癒されてない傷口を持つ人は、その毒とか膿を伝染させる可能性を持つので、他人に触れたり近づくことを禁じられ、祭司になる資格がありません。

 黒人は、歴史的に見てイスラエルの民に匹敵する程の奴隷の経験を持った唯一の他民族/人種グループと云えます。そうであれば黒人はイスラエル民族と同じ召し「世界の人たちに自由解放を与えるという召しを持っていると言えないでしょうか。私たちは、彼らがそのような重要な召しを神から与えられていることを自覚し、その責任を果たしてもらうことを今特に祈るべきであると信じます。それは非常に高い召しであり、特にアメリカでは今最も必要とされる人たちであるのです。」神はアメリカの回復とリバイバルのためには、黒人、特に黒人のクリスチャンこそに祭司の役目を期待しておられる、そのために敢てこの問題が表面化することによって、黒人を中心にアメリカ全体が癒されることを期待しておられるのです。」

 

黒人のクリスチャンがリバイバルのリーダーシップをとる祈りの要請

 

 アメリカは、世界で最も多くの人種が集められた「クリスチャン大国=天の御国の一つ」となる目的で建国されるデスティニーを持った国であると私は心から信じる者の一人です。それは神の御国イスラエルの次にユニークな使命を与えられている国と云えます。しかしそれだけに複雑な人種問題という自らが持つ最も深い「瑕と縛り」から一日も早く解放される必要を抱えております。

 そのためには、マイナーでしかない黒人クリスチャンがそのリード役となって、先ずアメリカ自身を解放に導くと言えばーそれは正直な話し、今となっては全く不可能に近いように見えます。しかし、イスラエルが神の力によって奇跡的に再興されたのなら、アメリカの回復も神にのみ頼めば不可能ではないばかりか、世界に広がるリバイバルの大きな震源地の一つとなることを私は信じます。それはウイリアム・シーモアー師のアズサ・ストリートにおける歴史的リバイバルが世界に大きな霊の覚睡を引き起こしたことに前例があります。

 

 神は現実にアメリカにそれを期待されており、今着々と備えられつつあります。曲がりなりにもクリスチャン政党の共和党は、トランプ候補を立てて政権を取り返すための党大会にまでやっとこぎ着けました。

 

 「起きよ。(アメリカ)光を放て。あなたの光が来て、主の栄光があなた

  の上に輝いているからだ。

  見よ。やみが地をおおい、暗闇が諸国の民をおおっている。しかし、

  あなたの上には主が輝き、その栄光があなたの上に現れる。・・」

                        (イザヤ60:1、2)

 

 ぜひアメリカのためにお祈りください。私たちも日本のリバイバルのために心からお祈りしております。(終り)


04 07月

暗雲深く立ちこめるアメリカを主は変えられる      坂   達  也   2016年7月4日


暗雲深く立ちこめるアメリカを主は変えられる

 

                坂   達  也

 

 本日七月四日、私たちはアメリカの独立記念日を迎えております。正直に申し上げて私は、このアメリカの最も重要な祝日を、これ程迄に変わり果てた姿のアメリカで迎えたことは未だかってありません。この世の中に「クリスチャン国」が存在するとすればそれはアメリカでありましょう。しかしその姿は、廃退の末に僅かの残り火だけが残った「残骸」でしかないように見えます。

 その中にあって私を励ましてくれたのが下記の預言です。このオーストラリヤの預言者はアメリカのために主が用意された方であると信じ、前から注目して来た預言者です。ご高覧いただき、ぜひアメリカのためにお祈り下さい。

 

 

アメリカは一日にして変わることができるか

 

 ラナ・ヴァウザー(オーストラリヤ・ブリズベーン市)

 

六月の末のことですが、私が主と時間を過ごしていたとき、主の臨在が私の上を重く覆いました。そして主が神の民に呼びかける声を聞きました。主は一つの問いかけをしておられました。それは神の民にもっと高いところへ、もっと有利な地点へ、もっとよく見え、よく聞こえる地点へ、そしてもっと希望のあるレベルへと上るように、という呼びかけでした。主が神の民に「私の名によってアメリカは一日にして変えられることがあろうか?」と問うておられるのを私は聞きました。主は同じ質問を何度も何度もされました。私はどうして主が繰り返し同じ質問をするのか訝しく思いましたが、主が次のように言われているのを感じました。

「今は『もっと高いレベルの希望』持つ時!今はもっと高いレベルの希望へと移行する時!今はあなたの見る目と聞く耳の感度を上げてより高いいのちのしるし(兆候)をわたしから受け取る時だ!今はもっと高くわたしと同じ視点からものを見る時!わたしはアメリカ合衆国のこころに再びいのちを与えるべく、わたしの民に希望と信仰と(決意の)宣言を分ち与えようとしている。今がその時!今こそアメリカの国がわたしのいのちで生き還る時だ。」

このヴィジョンの中で、私は、神の民がアメリカ合衆国のためにもっと深いとりなしの祈りへと入っていくのを見たのです。人々が主のこころと出会って触れられ、それによって アメリカのデスティニーに関する彼らの思い込みや予想が打ち破られて行くのが見えました。

そして主が再び語られるのを私は聞きました。「造り変えられるために必要な揺り動かしをわたしは今許している。わたしは改革をもたらすためにアメリカとアメリカに住むわたしの民を今揺り動かしている。あなたはもっと高い有利な地点に上り、今のアメリカを覆う暗やみの向こう側を見る必要がある。このシーズン、わたしはわたしの民であるあなたのところに夜訪れて、アメリカに対するわたしの思いと計画を教える。わたしのこころにあるアメリカのデスティニーをあなたに教えるであろう。」

「わたしの民よ、わたしはあなたの内に再びいのちを吹き込もうとしている。それであなたは、アメリカの国のこころの内に再びいのちを語ることができるようにする。わたしは今のアメリカが向かっている滅びの運命の鎖を断ち切り、アメリカの上に横たわる疑いと絶望を打ち破り、あなたがアメリカに再びいのちを語ることができるようにしている。」

「恐れの鎖がアメリカを覆うが、わたしの民よ、あなたが立ち上がるとき、わたしの愛の炎がアメリカ中に燃え上がり、最大の暗やみの中でもわたしの愛が動き、整え、鎖を打ち破り、解放と癒しと希望をもたらすのをあなたは見るであろう。」「今、アメリカには恐れと混乱というしるしが付けられている。しかし、わたしの麗しいアメリカよ、あなたはわたしの愛の火と明るい目とデスティニーのしるしが付けられるようになるであろう!アメリカよ、わたしはあなたに命じる「いのちを受けよ、生き返れ、そしてあなたのデスティニーの本当の姿を見よ! わたしの民よ、わたしと共に命令せよ、わたしと共に宣告せよ!」

 

アメリカのために歌え!

 

次に私はイエスがアメリカの中心に立っておられるのを見ました。主は指揮者のように音楽を指揮していました。アメリカに向かって歌うようにと主が主の民に指示されているのだという感覚に私はつつまれました。国に暗やみが増し加わるのを人々が見た時、特にもっと大声でアメリカのために賛美とワーシップを歌うようにと主は招いていました。神の民がアメリカのために天国の歌を歌いワーシップをしていると、戦いの天使たちがアメリカに解き放たれ、解放、癒し、希望、自由を運んでくるのが見えました。

その時私は幾つもの新しい歌が打ち破りの油注ぎを受けている国中のワーシップ・リーダー達にダウンロードされるのを見ました。これらの歌が書かれて、国中で預言的な歌がアメリカに向かって歌われている時、私は辺り一面に詩編24:9を聞きました。「門よ。おまえたちのかしらを上げよ。永遠の戸よ。上がれ。栄光の王がはいって来られる。」

これらの歌が国中で、アメリカ自身に向かって歌われているとき、幾つかの門が目を覚まして歓喜し始めました!デスティニーへの扉が大きく開き、栄光の王を招き入れる用意が整っているところに、王は未だかって見たこともないような形で輝かしいアメリカに入って来られようとしています。その王は国を覆う暗やみよりも遥かに大きく、その輝かしい栄光が現れようとしています。神の民は両手を上げて栄光の中にまさに出現しようとする王の王を礼拝しています!

 

希望の預言者たち、あなたへこれから新たにより広い領域の預言が与えられる

 

主がアメリカ中に希望を告げる預言者を立ち上げておられるのを私は見ました。主が彼らを大きな影響力のある位置に配置され、彼らの周りに沢山の新しい扉が開かれていました。預言者たちのためにすばらしい場所が与えられ、彼らは新しい視野をもって働いていました。アメリカの希望の預言者たちには、視野が増大し、預言の啓示と戦略が増し加わります。

彼らが神の戦略と天の解決法を解き放つとき、影響力を持つ人々がイエスに出会い始めるのを私は見ました。多くの人が不可能だと言って来た奇蹟的変化が即時に起るのを私は見ました。多くの人が決して起らないと言っていたことをイエスがされ始めようとする中で私は御霊による興奮で包まれました。 「彼らがイエスを信じることなど殆どありえない」と人々が思っていた影響力のある人たちが、突然イエスと出会い救われます。それは革新的で物事を変革させる奇跡的な方向転換であり、御国の拡大です。

 

私は又、希望の預言者たちがキリストのからだに新たな戦略、天の解決法、アメリカに関する神の御心からの言葉を宣言するのを見ました。私は神の民がアメリカに対する希望の分与を受け取り、毎日の生活の中で活性化され覚醒されるのを見ました。彼らは自分が影響力を持つ領域に出て行き、希望、いのち、励ましとイエスの愛を解き放つので、そのときリバイバルが起り始めます。そして食料品店から、コーヒーショップ、会社、政府、学校、芸術やエンタテイメントの分野に至る迄、リバイバルが起るのを私は見ました。いたるところで「いのち」が炸裂していました!クリスチャンの心の励ましと啓示の堤防が決壊してアメリカ中に溢れ出し、そこから主の慈しみと愛が宣言されていました。

主があなたの中に生きておられるゆえに、あなたがどれほど主にあってパワフルであるかを、主は今アメリカのクリスチャンに目覚めさせています。あなたはいのちを語り、霊的空気を変え、奇蹟を起こす力を持っているのです。あなたを通して主が奇蹟を起こされようとする場所に自らを配置してください!神のこころを聞いてください!まわりで何が起っていようと、どんなに暗やみが深くあろうと、いのちを宣言してください。今はあなたが起きて光を放つ時(イザヤ60:1)であるのです。そしてアメリカが造り直され変革されるのを見てください。(終り)


20 06月

アメリカにリバイバルの火が遂に燃え上がり始めた           坂   達  也


 アメリカにリバイバルの火が

         遂に燃え上がり始めた      2016年6月20日

 

             坂   達  也

 

 北米では、いよいよリバイバルの兆しがあちらこちらで起き始めています。そこで今回は実際にリバイバルの火が燃え始めた一つの例をご報告させていただきます。

 去る四月九日、ロスアンジェルスで行われた「ザ・コール」の集会に集まった七万人の人々がリバイバルを呼び求めて叫んだその翌日、同じアメリカで何百マイルも離れたウエスト・バージニア州の僅か五百人という小さな炭坑の町に神は聖霊の風を送られました。その Delbarton という町の The Regional Church of God 教会のミッチェル・バイアス牧師は「私たちはこの日が来るのを何年も祈り続けて来た」と語ります。彼の教会ではその日教会員が集まって祈りの集会を持ち、そこでザ・コールの実況放送を見ていたのです。しかしそこに集まった人々の誰一人としてその翌日から始まることを予測した人はおりませんでした。

 ミッチェル牧師は、翌日の四月十日ー十三日の四日間を教会の「春のリバイバル集会」と名付けた特別集会とし、そのために以前からテネシー州の三十一歳のエバンジェリストであるマット・ハートレー師を招いておりました。その最初の日は日曜日でしたので朝と夕に礼拝が行われ、それは大変すばらしい集会となりました。翌日は隣町のクリスチャン・スクールのチャペルで話し、これも大変な盛会でした。そして十二日は近くの高校の「祈りのクラブ」に招かれてメッセージしました。そのクラブの会合には通常三十ー四十人位集まるのが、その日は何と四百五十人の生徒が集まり、これはその高校の半数以上の生徒数でした。

 ハートレー師はそこでゴスペルを、しかもテーマとしては人気のない「罪」に対するハードなメッセージを語ったのでした。最後に師が「招き」をしたところ百五十人がそれに応えて前に出て来ました。会場は異常な興奮につつまれ、若い観衆は泣き叫び、明らかに神のなす業に力強く触れられました。二日後にもう一度同じ場所で集会が開かれ、そこに又四百五十人が集まり、百五十人が救われました。

 一方ミッチェル師の教会では最初の日以来、毎晩リバイバル集会が開かれ、集まる人々は日ごと多くなりました。この教会では主のリバイバルの激しいムーブメントを望んでは来ましたが、このようなことが起こるとは予期しませんでした。高校の集まりで救われた人たちもこの夜の集会に合流するようになり、「神がリバイバルの火に油を注ぎ始めた」といううわさが広がりました。

 土曜日はエバンジェリストたちに一日休養を与えようと決めていたのが、学生たちの強い希望で、近くのスタジアムを借り、そこに二十五の高校から二千五百から三千人の生徒が集まり、ハートレイー師の力強い説教に呼応して、多くの人が導かれたのです。*次の日曜日はかってなかった程の多くの人が教会の礼拝に参加しました。それ以降、月曜日からの夜の集会では教会では収容しきれない程の人が集まり、火曜日の夜から、場所はウイリアムソン・フィールドハウスに移され、その時点からは多くの教会が参加し始め、単に若者たちの集まりが、一般人の集会に膨らんで行きました。五週間後にはもっと大きな場所に移されリバイバルの火はローガン・カウンテイー(郡)全域に広がり、やがて州全体に広がろうとしています。

 ミッチェル師は、リバイバルがこんな小さな州ーテレビの天気予報ではいつも他の州の名は言われても、ウエストバージニア州の名は出てこない程ー小さな州の小さな町で始まったことに驚きを隠し得ず「この州は神によって隠された町」と呼んでいます。師は1998年に同じ州のある町で祈りの会に参加した時主が預言され、「あなたの(州の)小さなことを恥じてはならない。ウエストバージニアよ、わたしは終りの日迄あなたを隠す。もっとわたしを求めるならわたしは示そう。」と言われ、ミカ書5章の最初にある「エフラタのベツレヘムよ お前はユダの氏族の中でいと小さき者。お前の中から、わたしのために イスラエルを治める者が出る。」を引用されたと言います。

 ミッチェル師は聖霊の風が吹き続けることを望み、次にように語っています。

 

「このリバイバルを起こしているのは私たちではない。主が望まれることを主がなされますように。私たちはこのことを既に何年も祈って来ました。この州はリンカーン大統領が南北戦争の際に大統領権限で州に指定したアメリカで唯一の州であり、当時の州民は人間が人間を所有することを信ぜず、奴隷制度に反対したのです。又、この州のウイリアムソン市は何兆ドルの価値ある石炭が埋蔵される地区の中心部に当たる場所です。神が石炭を造られ、ここに置かれたのです。

 一九〇四年から五年にかけて神はイギリスのウエールズ地方の炭坑の町に大きなリバイバルを送られました。今ここに住む私たちの家は、山あいの石炭が貯蔵された谷間が見える場所にあり、山から美しい水が流れて来て私たちの谷間を潤してくれます。私たちは石炭のすすとか塵が家具の上に落ちるのを厭いません。主は、どのような理由からか、もう一度私たちここの住民を地球の奥深くにある石炭を掘る仕事に就かせながら微笑みをかけて下さっています。他の多くの地域では仕事がないこの厳しい時代に、私たちは神からの風を日々感じ、霊が充たされ、この上ない喜びの中で、多くの人が神の御国に入るのを見ながら過ごせる祝福を下さっているのです。」

 その後このリバイバルの火は続いているとリック・ジョイナー師は先週報告し、又、ペリー・ストーン師もそれを確認しています。

 

 これに続いて、最近私が下記の預言的メッセージを読んだとき、私たちが耐え忍び待ち望んで来た「時が遂に来た!」ことに強く同感の念に打たれましたので、それをご紹介します。

 

 

今こそすべてを取り戻す時

 

ネリー・バランドウィッチ

 

先日教会に出掛ける前に、主が「今が時です。」と言われるのを私は聞きました。この言葉は多くの預言者を通して以前から語られて来たことを私は知らないわけではありません。しかし、今回は私にとって今迄とは違った特別のものでした。それは主から流れる蜜のように直接ダウンロードされてきて、「今が時だ」と私は心からわかったのです。主ご自身が今の言葉、即ちカイロスの言葉を啓示され、本当に今が時であることを私は悟りました。

主の預言の言葉「今は時です!」主は言われました。

今は時です。今は「あなたがもっと得る時」です。今まであなたは敵の策略でうそと偽りの中に抑えられて来ました。しかし今はそうではないのです。「わたしはある」という偉大な方が道をつくる」と言われます。それはあなたにとっての紅海(出エジプト14:21)に道を開くものであり、今迄の最大の障碍や問題は最早あなたを阻むことは出来ないのです。わたしがそれらすべてを用いてあなたをデスティニーに向かって強く進ませるからです。今あなたを止めるものは何もありません! あなたへのわたしの愛があなたを覆います。あなたがずっと暖めていた夢、今まで生まれそうで生まれなかったものが、今生れ出ます。栄光が来ます。それは、わたしがあなたに約束したものを実現するために、あなたの信仰と共に必要なわたしの愛の栄光であるのです。

 

この栄光の領域はどれほど価値のあるものなのでしょうか?この領域に入るための入口は今までも、そして今こそ、あなたの「勝利する霊 overcoming spirit 」であり、それは時としてあなたにあきらめたいと思わせても、それを手にすることができなかった霊です。あなたの中にはまだ信仰の一しずくが残っていました。わたしがあなたに与えたその信仰が働いていました。確かにあなたは阻められていました。しかし今、わたしは「今が時だ」と言うのです。あなたが「勝利する霊の波」に乗るからです。波は非常に大きく、あなたはその波の中でどのように進み動けばよいのかを学んできたのです。その波の戦士として。

あなたは自分の頭の思いからの猛攻撃 の中で勝利しました。あなたはこの世の世俗的な生活の中で勝利しました。あなたは人から拒絶される中で勝利しました。あなたを迫害した者の裏切りの中で勝利しました。あなたは暗やみの中で勝利しました。あなたが望んだものとは全く反対のものしか見えなかった時にあなたは勝利しました。あなたは移り変わり transition の回廊で勝利しました! そしてわたしはあなたのためにマナを隠してあります(黙示2:17)。そのマナは今まであなたが経験しなかった方法であなたを支え続けるでしょう。

 

さあ、わたしの愛する者よ、今が時です!あなたは今まであなたの霊的感覚をわたしの願いの波長に合わせるように訓練され精錬されてきました。わたしはあなたに大きな夢を与えました。又わたしの民に大いなる心と豊かな霊を与えました。今用意が整ったのです。わたしは「船出の時だ」と言います。今が時です。わたしが「今は時だ」という時、扉は開きます!わたしが「今は時だ」という時、計画に必要なすべてものは正しい位置に整列するのです。

 

あなたは今出て行き勝利するのです。あなたは征服し、あなたが出て行き追い求めるとき、あなたは増し加わり勝ち取るでしょう。わたしが共にいてわたしの言葉があなたの内にあるからです! あなたは「すべてを失った」と思いました。しかしこの言葉を握りしめなさい。ダビデはアマレク人が盗んだものをすべて取り戻しました。今日あなたはわたしがあなたに与えた夢を取り戻すのです。あなたはわたしがあなたにずーっと語ってきたことが現実となるのを見るからです。もはや行き詰まったり退いたりすることはありません。今が時です!今はあなたの申命記1:11です。わたしは約束した通り、あなたを千倍に祝福します!」(終り)


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