07 01月
2022年の世界情勢と日米の動向
坂 達 也
下記は本日の日本経済新聞の記事ですが、当を得ている記事であると思いますので先ずお読みください。(記事の中での下線は筆者のもの)
2022年の世界で最重要の政治イベントが、11月8日の米中間選挙だ。就任1年を前に支持率の低迷に直面するバイデン大統領だが、挽回の材料が見当たらない。議会での与党·民主党の優位が崩れれば、米国内だけでなく国際情勢のパワーバランスも変化する。「停滞の米国」に我々も身構える必要がある。
1年前の当欄で私は「警戒的な楽観主義」を指摘した。バイデン政権はトランプ前大統領の孤立主義を修正し、新型コロナウイルスの危機も最悪期は過ぎた。経済や雇用は復調し、むしろサプライチェーン(供給網)の圧迫でインフレ圧力が襲う。全体的には21年は回復の年だった。
米国「政治の季節」に突入も
22年はどうか。残念ながら世界情勢は一段と深い不確実性に包まれるのではないか。バイデン氏の滑り出しは良かった。新型コロナのワクチン接種拡大、現金給付策の迅速な決定などが支持を得た。「アメリカ·イズ·バック(米国は戻ってきた)」と欧州との同盟関係を修復し、温暖化防止の国際枠組み「パリ協定」にも復帰した。
だが21年夏から状況は暗転する。アフガニスタンからの米軍撤収はイスラム主義組織タリバンのアフガン制圧を許し、テロで米兵も死亡した。
経済でも手を焼く。財政支出策を掲げたが、野党の共和党はおろか巨額支出を拒む一握りの民主党議員の反発で風前のともしびだ。さらにガソリン高などインフレ圧力が国民生活を襲う。トランプ時代を脱した米国民は「バイデン氏で本当に大丈夫なのか」と思い始めた。バイデン氏の支持率は発足当初の50%台後半から40%台前半に落ちた。
中間選挙は全下院議員と上院議員の約3分の1を改選する。民主党は下院で過半数を4議席(20年の選挙)上回り、上院は与野党同数(ハリス副大統領の決選票で過半数に)と僅差で優位を保つ。政権の不人気を映し、下院は民主党が過半数を割ると大半の専門家がみる。改選州での共和党勢の引退で民主党に有利だった上院も予断を許さず、両院を失う大敗も起こりうる。
共和党は勢いづく。21年11月のバージニア州知事選で実業家出身のヤンキン候補が、教育という民主党のお株を奪うテーマで無党派層の支持を広げ、民主党の地盤を制した。20年の敗北をいまだ認めないトランプ氏も24年の大統領選挙への出馬を再三におわせ支持者を鼓舞している。
22年は早々から米国が「政治の季節」に突入することを覚悟しなければならない。
中間選挙でバイデン氏の民主党が優位を失えば、法律の制定はほとんど進まない。オバマ政権初期の苦境が重なるが、当時40歳代のオバマ元大統領と比べても79歳と高齢のバイデン氏は不利だ。24年の再選出馬に意欲を示すバイデン氏だが、ハリス副大統領や39歳のブティジェッジ運輸長官などの「世代交代」がささやかれる。
隙を突く中ロ、日本にも重責
世界でも指導力の空白が気になる。トランプ時代に多国間主義を守ったドイツのメルケル首相は在任16年を終えて引退した。フランスのマクロン大統領は春の大統領選挙で再選に臨むが圧勝には遠そうだ。欧州中央銀行(ECB)総裁を務め、20カ国·地域首脳会議(G20サミット)で実務力の高さを示したイタリアのドラギ首相も大統領への「勇退」との見方が出ている。
24年の米大統領選を前にバイデン氏の影響力が低下すれば、気候変動への取り組みや国際協調の路線がトランプ氏や「トランプ的」な共和党の有力者にまたひっくり返される胸騒ぎが現実味を増す。
空白の隙を突くのは長期統治の路線を確保した強権勢力だ。台湾への脅しを続ける中国の習近平(シー·ジンピン)国家主席は今秋の共産党大会で3選を決め、決然と強硬路線を進めるだろう。ロシアのプーチン大統領はウクライナ侵攻の構えをちらつかせる。自由主義陣営の苦境をあざ笑うかのようだ。
中ロの双方と隣国関係にあり、しかも米国から最重要の同盟国とみなされる日本の岸田文雄首相は、微妙なバランスのなかで世界の空白を埋める役割を担う。
夏の参院選が控えてはいるが、日本の政権の安定度はほかの先進国に比べてずっと高い。
バイデン氏との協調を重視しつつ、岸田氏はショルツ独首相ら欧州のリーダー、オーストラリアやインドのインド太平洋諸国の首脳との協力を深化させる必要がある。「停滞の米国」に身構え、積極的に行動することが日本の存在感の高さを示す好機となる。(日経新聞の記事終わる)
当面の問題点
1 アメリカ国内の問題
一言で言えば、高齢で、ミス発言の重なるバイデン大統領その人が、息子のハンター·バイデンのウクライナと中国との金銭受取疑惑等もあって、ロシアと中国に完全にナメられていること、それを言えば、カマラ·ハリス副大統領の無能さも完全に曝け出されていることです。彼女は女性であることと共に、黒人と東洋人の血が混じっているという今時アメリカで理想的な「白人を嫌う風潮」の中での「申し分のない」バイデン氏の後継と見られていたのが、やらせてみたら実務的無能さが曝け出され、逆に「お荷物」になっている、その点、トランプ前大統領とは全く違うことです。
2 北朝鮮からの脅威
北朝鮮の大統領·金正恩(キム·ジョン·ウン)は健康上の理由で、目下後継者問題で種々の噂が立っていますが、彼は北朝鮮の強みを発揮すべく、核兵器を開発し、日本近海にしきりに発射実験をしていますが、彼はトランプ氏とは好関係にありました。
3 台湾との関係
ロシアがウクライナに進出しようとしている様に、中国は、既に香港から民主主義勢力を追い出し、次は今にも、台湾攻撃に踏み切ろうとしています。日本にとって、これも非常に深刻な脅威となっていないでしょうか。
4 日本内部の情勢
特に沖縄米軍基地·辺野古の問題は色々と物議があるようですが、上記に挙げた中国からの深刻な脅威は、日本にとって全く他人事ではない、その早急なる解決が絶対に必要です。今年こそは、国家的危機として、日米首脳間で早急に結論を出し、即行動に移すべきであると信じます。(以上です。)
03 06月
完全なる自己放棄( abandonment )により
神とフェース・ツー・フェイスに出会う
坂 達 也
日本人程「頑張ること」の好きな国民はいないと思います。少なくとも言葉の上では、挨拶代わりに「頑張って!」「頑張りましょう!」が合言葉です。つまり日本人程「自分で何事も努力することを奨励し、尊ぶ」国民はいないと思います。確かに創造主の神を知らない人にとっては、頼りにするのは自分しかいない訳ですから、人を励ます意味においてこの言葉は、決して悪い言葉ではないかも分かりません。
しかし、クリスチャンとしての私は、この「頑張れ!」という言葉を聞くと、何か複雑な気持ちになります。なぜなら、何事も自分の努力ですることは、根本的に聖書の原理と相反するからです。
何故なら、クリスチャンとは、主を常に見上げ、主の言われることを聞いて、それに従う以外の生き方はないからです。神は私たち人間が、自分の努力で事を為すこと、自分で努力して物事を達成することから「休みなさい」すなわち完全なる自己放棄(complete abandonment)を先ず要求しているからです。
もっとはっきり言えば、神は私たちに自分では何もしてはいけない、只々「主の御顔を見上げて待ちなさい」と言われるのです。そこに要求されるのは「忍耐」です。そうすれば、全て主が、私たちに必要な「心の思い」を私たちの心の中に入れて下さり、それに忠実に従えばそれができるようになるのです。
「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」(マタイ11:28−30)と主は言われます。その根底には「愛」があり、愛がすべてです。
さて今日は、その「完全なる自己放棄(complete abandonment)」をすることについてビル・ジョンソン師の証しをお分ちしたいと思います。それは1971年に、当時ベテル教会の主任牧師であった彼の父親が取り次いだメッセージを聞いて彼が決意したことです。
お父さん先生は、私たちが「神ご自身に対してミニストリーをする」ことと「人々に対してするミニストリー」とは全く違うと語りました。ビル師は、その前から自分を神に放棄する( surrender )コミットメントをしていました。しかし、そのメッセージを聞いて時、口に言い表せないような深い感銘を受け、更なる決意をしたのです。神はそれに素早く応じられ、それ以来聖霊の臨在と神の力を受け始めました。
そして1995年に至って、彼は「私は、もっと主を求めます。それがいかなる代価であっても、私はその代価を払います。」と日夜泣き叫び始めました。それは8ヶ月続きましたが、10月のある夜、遂に神がそれに答えて下さったのです。但し、それは私が予想していない方法ででした。」と言います。
ビル師は、突然死んだように寝た状態からはっきりと目覚めた状態へと一瞬にして変へられ、突如として全く説明のできない物凄い力が彼の身体の中を走り始めました。それはあたかも壁のソケットに自身を差し込むことによって1000ボルトの電流が彼の身体に流れ始めたかのようで、その電流に打たれ、神の前で彼は何も身動きできない状態になったと言います。
それは神の御声を聞くとか、ビジョンを見るとかというレベルを遥かに超えた、彼はそれまでの人生で経験したことのない「物凄い圧倒的な力」そのものであった、それは神ご自身としか言いようがないーーと言い、これが彼が8ヶ月祈って来たことへの神の応えであったのです。
このパワー(電力)サージのうねりはその夜を通して続いたそうです。そして朝方6:38AMにやっと止まり、彼はベッドから完全にリフレッシュして飛び起きたと言います。
彼は、後日、これが「神とフェース・ツー・フェイスに出会った」経験であったということを知ったそうです。(以上はビル・ジョンソン師の著書:Face to Face with GOD からとったものです。)
モーセは神と口と口で語った
このビル・ジョンソン師のお話しから思い浮かぶのは、モーセが主の前に40日40夜、食べず、飲まずに主と共に過ごした経験です。それによって彼は神と「親しい友人」のように話し合う間柄になりました。そのモーセは荒野の旅に出ると、宿営の外に会見の天幕を張り、そこで彼は「神と口と口とで語り・・・(目の前に)主の姿を仰ぎ見ている」(民数記12:8)と書かれていますから、私たちが真に決意して望めば、本当に「神とフェース・ツー・フェイスに出会える」のです。
それには「神に出会えるなら、どんな代価でも払う」という決意と、時間を掛けてそれをまっとうする実行力、そして忍耐が必要です。
ヤコブの場合は、祝福を得るためにはどんな代価を払っても神にしがみ付いて離さず、神(天使)と格闘して遂に勝ちました。そして、生涯びっこを引いて歩くという代価を払いました。
私たちクリスチャンは、神とお話しができると聞いて、それならやってみようとその訓練を始めますが、多くの人が簡単に諦めて、結局辞めてしまいます。
「主と共に歩く」ことも同じです。主と共に歩くためには、先ず「完全に自己放棄(complete abandonment)」して、無心で主について行けば、主が必ず語ってくれ、それが聞こえるようになり、後はそれに従って行けば良いのです。まさに「わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」(終わり)
25 10月
神の娘たちの新しい出発
ラナ・ヴァウサー(Lana Vawser Ministries)
解放と啓示
最近私は、主が「神の娘たちよ、今はあなたの新しい出発の時です。」と言われるのを聞きました。これを聞いて私は、主が主の娘たち、即ち皆さん方を励ましておられるのを強く感じました。皆さんの上に新しい始まりを宣言する天からの声が、私を取り囲みました!シフトが起こることが宣言され、偉大なる解放と啓示が起こっています。
今は神の娘たちの人生の新しいシーズンであり、「解放と啓示が急速に明確になっている」と主が言われました。
あなたを縛っていた鎖を神は今解き放っているのです。神はあなたを閉鎖的にしていた考え方を取り去っています。神はあなたを窒息させていた抑圧を取り去っています。神はあなたを混乱に陥れていた絶望と落胆の旋風を取り去っています。
主は今「新しい始まり」がどのようなものであるかを啓示されています。あなたは自分のアイデンティティーに関するフレッシュな啓示を受け取ります。あなたの召しがはっきりわかるようになってきます。神の御霊があなたの人生に、そしてあなたの人生を通して働いておられるのを、あなたはもっとはっきりと分かるようになってきます。
あなたは神の御声を聞き、主の言われることを確信するシーズンに入っています。
以前は敵が主の言葉を曲げて混乱させるので、あなたはふらふらとよろめいていました。しかし、今あなたははっきりと主の御声を聞き、
確信と平安を持つようになりました。あなたは神の御声を聞ける確信が絶対必要です。なぜならば、それは主があなたを遣わそうとしている場所で必要だからです。
あなたが新しく主から与えられる仕事、新しい扉、主と共にする冒険や事業のためにそれが必要なのです。あなたがただ主の声だけを土台とし、主の声によって強くされることを主ははっきり確認される必要があるのです。神の娘たちに対して非常に厳しいブートキャンプ(新兵訓練)とウエイトトレーニングが、様々な方法で行われています。主はそれによって神の娘たちの霊的信仰の筋肉を鍛え上げているのです。周りの困難な状況や敵からの攻撃の言葉を押しやり、神の御言葉だけに立つことが出来るように、主はあなたの信仰の筋肉を強化しているのです。
主は娘たちが主の御声をはっきり聞き、それを
確信できるように強化訓練されています。それは現代の「エステルたち」が腹の中に主の言葉の火を持って、都市や国に出て行き、そこの文化習慣に影響を与えて造り変え、神の御国を拡大するためです。
新しいストーリーを書く
私は主が言われるのを聞きました。「あなたは新しいストーリー、物語を書いているのです。」私たちの行く道が変っていきます。一つの物語が終り、次の物語が始まります。主はこの新しい時代にあなたのために非常に多くの神からのサプライズ(突然の贈り物)を用意されています。そのために備えるのは神の娘に与えられている責任です。今「主よ、私はどのように備えをすればいいのでしょうか?神よ、何が私にとって備えとなるのでしょうか?
主よ、どうか私に備えをさせてください。」と祈り願うことが、今、
緊急に必要です。神の娘たちのランプに十分な油があることがきわめて重要です。(マタイ25:1−13)
栄光の王が来ようとしています。(詩編24:7−9)神の重要なタイミングが今、娘たちに来ています。娘たちが自分のアイデンティティーを見出し、神から相続すべきものを知って受け取り、社会への影響力を増す時なのです。
あなたのために備えられている新しいストーリーを恐れないでください。それは神があなたの人生に、そしてあなたの人生を通して作られる歴史を証人として見るストーリーであり、今までとは違うことが起りはじめるのです。今、多くの事がここにかかっています。主と共に秘密の部屋に入り、主を喜び、主を知り、主にだけあなたの愛を捧げ、主の導きに従うことが極めて重要です。
配線しなおされ、求められる(Rewired and Required)
私はイエスが主の娘たちの脳を直しているヴィジョンを見ました。主は最高の名外科医のように見えました。主は私を見上げて微笑み、「神が配線しなおす時がきました。」と言われました。すると直ぐに私は
、 娘たちの人生の中にある「主の御言葉や主の思い(1コリント2:16)とは一致しない思考パターン」と「思いの中にある敵の要塞」を主が表面に浮かび上がらせていると強く感じました。
主はこれらの習性的思考パターンをいろいろな方法で表面に浮かび上がらせておられました。それは次から次へどんどん現われてきました。それがあなたに起こったとき、どうかパニックになったり落ち込んだりしないでください。主は、あなたが悪い思考パターンに同調していたことを悔い改め、それらとの契約を破棄し、聖霊に主の真理を訊ねるようにと浮かび上がらせておられるのです。このプロセスでは、大々的な配線のし直しが起こっています。それは癒し、解放、自由、昇格を生み出すための新しい配線です。
次に主は「必要とされる 」という言葉を示されました。再びエステルのヴィジョンが目の前に現われ、主が「娘たちは必要とされます」と言うのが聞こえました。皆さんは主に召し出されるのです。
この新しい時に、 神の御手で備えられた特別な場所で、あなたの口は神の知恵で満たされ、一人、或いは100人とか何百人に向かって、神が遣わされるところならどこででも、あなたは用いられるようになります。今こそあなたが必要とされる所に行き、神が備えられたすべてに携わるときなのです。今がその時です。(エステル4:14)
あなたは心の奥底の戦いを経験し苦悩することもありました。しかし主はあなたの心を一新する深い訓練を通して、苦しみ、葛藤を打ち破っておられます。あなたは信仰によって生き、より高いレベルのリアリティーに生き、上に登っていくのです。
神の知恵を願ってください。(ヤコブ1:5)そうすればあなたは知恵で満たされ、天からの知恵、見識、方向性と天の計画で溢れるようになります。シフトの時が来ました!
あなたの新しい出発が始まりました! 解放と啓示が起こるのをよく見ていてください!
(終り)
14 10月
神との関係をレベルアップする(その2)
グラハム・クック
もしあなたが御国の実力者になりたいならば、イエスがあなたにとってどれほどの方かという深みを知らねばなりません。神の愛を本当に理解する時、あなたは高みに上るのです。神は今、「キリストが私たちにとってどういうお方か」という私たちの土台を強固なものとし、イエスの中に私たちがさらに深く入るようにと招いておられるのだと私は思います。
これからあなたのデボーションの時のために、あなたと神の関係のために預言をしたいと思います。どうかこれをいつも見て、どのように祈ればいいのかを学んでください。これをあなたの祈りのノートに書き留めて祈ってください。
あなたのための神のことば
わたしはあなたを永遠の愛で愛しました。そして慈しみと愛をもってあなたを私の臨在へと引き寄せました。わたしはあなたをわたしの息子イエスの中に入れ、わたしがイエスを扱うのと同じようにあなたを扱えるようにしました。イエスはわたしの愛する子であり、あなたも又彼の中にあって、神に愛されている者です。
あなたのうちに信仰を生まれさせたのは、わたしの愛です。あなたが困難な状況の中で、恐れや不安を抱かずに立つことができるのは、わたしの喜びがあるからです。わたしの威厳ある力があなたを勝利させるのです。「わたしはある」というものがあなたに信仰を与え、情熱を与え、勝利させるのです。わたしの計画はあなたに王のような威厳のある心と思いを与えることです。
わたしたちは(父、子、聖霊)、非常に強い期待をもってあなたを見守っています。わたしたちはあなたがキリストのうちにあって、キリストのようなることを学んでいることを大変喜んでいます。あなたがわたしたちのうちにあって今の新しいシーズンにどのような者になるかを、大きな期待をもって見守っています。
わたしたちはあなたのキリストにある旅路に深く関与しています。ですから、あなたがわたしたちから最大の厚意(フェイバー)を受けて生き、あなたのために整えてある溢れるばかりの豊かさを享受し、主のうちに住む許可をわたしたちは与えます。あなたが成長していく姿にわたしたちが心を奪われているように、あなたも人生を100%生きてください。わたしたちがあなたのためにしているすべての事にあなたが注意を払う許可を与えます。わたしたちがあなたのフォーカスであり、あなたの情熱であり、あなたの人脈です。あなたが今まで経験したことがないほど楽しみ、物事をよく見て、成長する許可を与えます。
あなたはこの人生の中でわたしたちと同じようになるのです。あなたの「新しい人」には、この世でイエスが生きたように生きることを一番の目的とする許可が与えられています。
あなたに与えたすべての約束は「しかり、アーメン」を携えています。あなたは2倍の祝福と厚意を神から受け、有利な立場に立っているのです。わたしたちはあなたが御国で何倍もの力を持つ人になって欲しいのです。ですから、わたしたちは言います。「わたしたちのところにきて、わたしたちと共にあなたの座に着きなさい。わたしたちがあなたのために整えたすべてのことにおいて、安息し、信頼し、感謝することを学びなさい。」
わたしたちは忠実さを好みます。ですからあなたが何よりもわたしたちの言葉を信頼することを求めます。あなたが「それは必ず起こる」と期待して生きるように今訓練しています。わたしたちは、あなたの人生で起こるすべての状況、出来事を用いてあなたを訓練し、啓発し、昇格させ、昇進させて、あなたが今まで以上にキリストの内に、そして御国に来るようにします。そしてキリストにあって、最早この世に束縛されることなく、荘厳な御国へと解き放たれることを宣言します。
わたしたちは、神の偉大さがあなたの新しい基準(普通のこと)になる許可を与えます。その代り、わたしたちは一つの事をあなたに求めます。あなたに対するわたしたちの忠実さを信頼し、どのような状況にあっても信仰を告白することです。なぜなら信仰の告白は、わたしたちと同じように見、考え、話すための力をあなたに与えるからです。それによってあなたが新しい人となり、わたしたちのようになるための力が与えられるからです。
あなたは将来をつねに喜びをもって期待し待ち望みます。あなたはすべての状況は好転すると予期し、すべての状況をわたしたちの尊厳のある目を通して見ます。それによってあなたの心は新しくされ、すべての事を御国の中の出来事に一変させることができます。
あなたは、御国の知恵と啓示の霊を与えられ、何ものにも阻まれない固い真理を掴むので、 イエスが真にあなたの道、あなたの真理、あなたの命となります。
わたしたちの輝く愛からあなたを引き離す告発や辱めはありません。却って、わたしたちとの交わりが与える力を放つ確信に満ちた大胆さが、あなたがそれを最も必要とする時のために育まれています。
あなたはわたしたちの中にいます。わたしたちは変ることがありません。わたしたちは永遠に真実であり、不変です。あなたがどれほど成功しても、又どれほど失敗しても、わたしたちは全く変ることはありません。ですから、あなたがどのような状況にあっても、わたしたちはあなたのそばにいてあなたを助けます。わたしたちはあなたに誠実であり、忠実であり続けます。
ですからわたしたちに対してあなたも同じように誠実で忠実であるように、あなたが自分を訓練する番です。あなたはわたしたちの内にあり、わたしたちは常に喜んでいるのですから、あなたも心配したり、恐れたり、不安になったり、くじけたりしないように訓練するのです。
わたしたちはいつもハッピーです。あなたに話す言葉はすべて、わたしたちの喜びがあなたのうちにあり、満ちあふれるためのものです。
わたしたちは大胆です。わたしたちは絶対的に自信があり、喜ばしい確信をもって語ります。わたしたちは二心ではありません。キリストにあってすべては「しかり、アーメン」なのです。わたしたちが赤信号に変えるまでは、あなたの前の信号は青なのです。ですから「今はその時でしょうか?」と聞くべきではありません。わたしたちは勿論、「そうです、今はその時です。」と答えるでしょう。なぜならば、あなたが前進するべき時はすでに過ぎているからです。
ですからあなたは今追いつかねばなりません。わたしたちは「あなたのタイミングは、今だ!」と言います。今日がそうです。今がその時であり、「しかり、アーメン」の時です。青信号ですから走ってください。
あなたが直面するすべての場所に、わたしたちはあなたの先に行っています。
わたしたちはそこにあるすべての問題を知っています。わたしたちはそこに必要なものを今置いていますから、あなたがその場所に着く時には、そこで必要なものをすぐ受けることができます。
ですから、あなたが今の地点で 必要なものはすでにわたしたちによって調えられているのです。「それをあなたは見つけます。」と宣言します。あなたは「ここに何があるのですか?
この事態のためにあなたはすでに何をしてくださったのですか? ここにすでに備えられたものは何ですか?
この問題を感謝します。ここにあなたが与えた可能性は何ですか?」とわたしたちに訊かねばなりません。すべての問題のすぐ横には必ず可能性がおかれていることをあなたに知ってほしいのです。
あなたは解決が伴わない問題に出会うことは決してないのです。すべての問題は必ず解決が用意されていて、わたしたちはあなたがそれを見つけるように助けます。それを見つけて掴み、使って、解決するのです。あなたは御国の住人であり、それが御国のやり方だからです。
「この世で霊的に生きる」というのは、この世に生きていても「この世の者」になってはいけないということです。あなたは御国の者になってください。もし、この世が野球をしているとするならば、御国ではもっと激しいアメリカン•フットボールをしています。誰かが怪我をします。けれどもイエスは地獄よりも頑丈です。あなたがイエスを信じ期待するならば、それはあなたの見方、考え方、話し方、行動
、信じ方を強固なものにしていくのです。
わたしたちの意図は、わたしたちとの交わりを通してあなたが強くなることです。わたしたちが許可していることとパワフルに出会ってほしいのです。あなたにすでに与えられているわたしたちとの人生を実践し喜ぶならば、あなたにはすべてが許可されているのです。
あなたをわたしたちの姿にするために意図しているのは、あなたがわたしたちと同じようないのちを持つことです。ですから、愛する者よ、立ち上がり、固く立つようにとわたしたちはあなたを召します。
過去は最早過ぎ去ったと宣言します。今は新しい日であり、新しい日にはすべてのものが新しくなるのです。あなたは、過去の失敗、間違い、誤解をもう捨て去ります。
あなたがわたしたちのところに来なかったのは不信仰の故でしたが、もうそれを捨てなさい。あなたは様々な状況をただ耐えるだけではなく、すべての状況を楽しむことを学ぶのです。わたしたちが発見の旅にあなたを就かせたからです。旅の途上、即ち、すべての状況、問題、人間関係の中に、あなたは贈り物を発見します。
天国はただ物をずっと貯蔵しておく倉庫ではないことを知ってください。天国の倉庫に貯えられたものは地上に下りて来なければなりません。
教会に「昇格」という贈り物が下りてくるならば、町の人々はみんな救われてきて、すべての人は神の厚意と祝福と豊かさを受けるようになるのです。天からの贈り物が、家族や地域社会に下りてくる必要があります。この地の人々が希望と期待を持つためには、
皆さんが祝福されていることを彼らが見る必要があるのです。
わたしたちはそのために働いているのです。どうかわたしたちのパートナーになってください。あなたは今までなかったほど力強くなります。あなたのために多くのことが用意されています。あなたが内なるキリストとの関係を強めるならば、最高の祝福が約束されているのです。あなたの用意が整ったならばいつでも始めましょう。わたしたちの用意は整っていますから。
(終り)
30 09月
敵の真中で平安を保つ(その2)
フランシス・フランジペイン(Ministries of Francis Frangipane)
平和をつくる者は神の子
平安は聖霊の力です。平安は聖霊の特性であり、平安のうちを歩むならば、あなたは力の中を歩んでいるのです。平和をつくる者とは、ただ戦争に反対する者のことではありません。その人の内なる霊と生き方がキリストに全く服従し、神の子と呼ばれるにふさわし者のことです。(マタイ5:9)その人が行く所には神も行かれ、神が行かれるところにはその人も行くのです。その人は恐れず、沈着で、大胆です。炎から光と熱が出るように、その人からは平安が周りに放たれ出ます。
人生の戦いの中で、あなたの平安は実際に武器となります。あなたの確信ある姿は「私はサタンの偽りに決して屈しない!」と宣言しているのです。敵に対して霊的権威を持つための第一歩は、どのような状況の中でも平安を持つことです。イエスがサタンに立ち向かった時、主は自分の感情や、恐れで立ち向ったのではありません。主はサタンが偽り者であることを知っておられたので、ただ神の声以外のものに影響を受けることを拒否されただけでした。主の平安はサタンを圧倒しました。そして主の権威は偽りを打ち砕き、悪霊は逃げ去ったのです。
支配する前に安息せよ
詩編23:4でダビデは「たとい、死の陰の谷を歩くことがあっても、私はわざわいを恐れません。あなたが私と共におられますから。」と宣言しています。神と共に歩くとき、「わざわいを全く恐れない」という境地になりえるのです。ダビデの生涯で多くの敵に直面しました。ライオン、熊、巨人、正気を無くした王、自分の息子などです。この詩編で彼は「死の陰」の中に立っていましたが、わざわいを恐れなかったのです。ダビデは主に信頼していました。「あなたが私とともにおられますから。」と言ったのです。
神がともにおられるのですから、私たちが神への信頼を保つかぎり直面するすべての敵に勝利することができるのです。ダビデは続けて5節で「私の敵の前で、あなたは私のために食事をととのえ、」と言っています。神を信頼してください。あなたが今戦っている戦いは、もうすぐ荒野での食事になるのです。それは即ち、あなたを霊的に養い建て上げる経験となるのです。
戦いの時、あなたの肉の反応を鎮めることが出来るのは神の平安だけです。
「御座の前は、水晶に似たガラスの海のようであった。」のです。(黙示録4:6)ガラスの海とは、さざ波もうねりもなく、神を悩ます何の不安もないことを象徴しています。主は決して心配せず、決して慌てません。主に解決できないことなど一つもないのです。主のまわりの海は、全く静かで、完全に穏やかです。私たちの勝利はすべてそこに主と共に座すところから流れ出てくるのです。
神は私たちの父です。天のエルサレムは私たちの母であり私たちの新しい性質が生まれたところです。(ガラテヤ4:26)そしてあなたは神に愛されている子供であり、御父の家に属し、神の家族の一員なのです。(エペソ2:19)あなたは天国に入るために努力しているのではなく、天国で霊的に生まれたものであることを啓示によって知らねばなりません。(ヨハネ3:1−8参照)あなたと万能の神との関係を正しく知り、確信をもってください。
天で新生した者たちに、御父は「わたしがあなたの敵をあなたの足台とするまでは、わたしの右の座に着いていよ。」と言われます。(詩編110:1)あなたが戦いに出かける前に、サタンが恐れているのはあなたではなく、あなたの中におられるキリストであることを知ってください!私たちはよみがえり、キリストと共に天の所に座っているのです。(エペソ2:6)
戦いの中で私たちが最初にするべきは「神を讃美することだ」と聖霊が語り続けている理由はここにあります。まず神の臨在の中にあなたの座を定めてください。
キリストがすでにあなたの敵をあなたの足の足台にしたことを知って安心して座してください。「主は、あなたの力強い杖をシオンから伸ばされる。『あなたの敵の真中で治めよ。』」(詩編110:2)
安息が統治の前にあります。平安が力の前にあります。神があなたを統治するのに服するまでは、敵を統治しようとしてはなりません。すべての勝利の焦点は、神を見つけ出すまで神を捜し、神を見つけたならば神の臨在があなたの霊を神の平安で満たすようにすることです。神の右の座で完全に保証され、神の勝利の中で安息するならば、あなたは敵の真中で治めるのです。
(終り)